ズボンのスタイル

相変わらずリハビリの日々が続いています。ここ数日は少し腫れが出て、目立った進歩がありませんが、トレーナーによればこんなことは当たり前のことのようなので、一喜一憂せずに前向きにやっていきたいと思います。
さて、今日も頂いた質問に答えます。
(Q)ユニホームのズボンの裾の長さは、選手によってスパイクの踵に掛かるくらい長い人から、膝下までの短めの人までまちまちだが、それぞれにメリットやデメリットがあるのか?
(A)プロ野球の場合、毎年、オフに入る前にメーカーの人が来てひとりずつ採寸をして、そこにそれぞれの要望を取り入れて翌年のユニホームの寸法を決めます。
近年は、足首が隠れるくらいの長めのズボンが主流になっていますが、私は、あまりダボダボなのが好みではないので、「長めだけどある程度スッキリ」した感じのズボンにしてもらっています。
上は、ノーマルな感じで、特に多くの要望をしたことがありません。他の選手もオーダーの際に多くの気を使うのはやはりズボンのほうです。
しかし、オーダーに際してひとつ注意しなければならないことがあります。それは洗濯の際の縮みを計算に入れることです。
ユニホームを支給された春先の時点で、体にピッタリとフィットしているようだと、洗濯を重ねた夏頃には縮んでしまって、キツくなってしまったり、ズボンが短くなったりします。これでは、プレーにも支障がありますし、見映えも良くありません。
そこで、その縮みを計算した上で、少し余裕のあるサイズで注文を出す必要があるのです(使用する生地によって縮み方が違うので、読みが非常に難しいです)。
本当に注意をして見ていたら、春先はみんなユニホームが少し大きめなのが分かると思います(縮みを計算に入れ過ぎて、ダボダボのパジャマのようになる選手が毎年数人います)。そして、洗濯を重ねてちょうどいい感じになってくるのが、今頃の時期ではないでしょうか。
本題に戻ります。ズボンのスタイルには色々ありますが、果たしてそれぞれにどのような特徴があるのでしょうか?
まず、ズボンを膝下まで上げてストッキングを見せるスタイル。これは、何となく足が速そうに見えますね。実際に、一部を除いては、足の速い選手が好んでこのスタイルを選びます。話しを聞いてみると、このスタイルのほうが走る時に膝が上がりやすいと言う人がいます。
一方で今は主流となった長いズボン。メリットは、どうでしょうか・・。あまり深く考えたことはありませんが、ボールが当たると非常に痛いすねの部分を覆う布が一枚増えることくらいでしょうか。しかし、この布一枚が大怪我を防ぐこともあるので馬鹿にはできません。
すねの話しではありませんが、私は以前、市民球場で当時ヤクルトにいたペタジーニから強烈なピッチャー返しを喰らって、打球を左肘に受けて登録抹消となりました。当時、夏場は半袖で投げていたので、打球は無防備な肘に直接当たりました。長袖でも駄目だったかも知れませんが、当時の投手コーチから、
「長袖だったら抹消は避けられたかもな。」
と言われたことがとても心に残って、以来、暑い夏場も試合に登板する時は長袖に着替える習慣がつきました。
従って、私が長いズボンにしている理由のひとつも、万が一の時の怪我の軽減です。ピッチャーは案外すねに打球が当たることが多いですからね。
ここまで色々と書いてきましたが、膝下までのズボン、長いズボンどちらを選ぶにしてもそのいちばんの理由は、結局のところ「カッコイイと思うから」であると思います。メリット、デメリットをそこまで深く追求している人はさほど多くないと思います。これが私の結論です。

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コメント(8)

広池さん、いつもブログ楽しく読ませていただいています。

私事で恐縮ですが、先日就職活動を終えることができました。
就職活動中は面接で厳しい言葉を受けたり辛いこともありました。

そんな辛い時期、広池さんをはじめとするカープの選手のニュースをチェックすることが一番の楽しみでした。
どの選手も精いっぱい頑張っている姿を見て、私ももっと頑張らなくてはいけないなと率直に感じました。

辛い時に勇気とやる気を与えてくれてありがとうございました。本当にありがとうございました。

広池選手、いつも楽しくブログをみています。
野球経験のないファンにとって、とても貴重な情報で、興味深い話題ばかりです。
ところで広池選手に質問なのですが、よく、バッテリーでサインが合わずに、投手が首を振ることがありますが、基本的には投手の意見を尊重するのだとは思いますが、捕手側が『絶対この球種!』というように、頑としてサインを変えないということはあるのでしょうか?
また、投手が首を振って選択した球種が痛打された場合、ベンチに戻った時にどのような会話がなされるのでしょうか?
よろしくお願いします。

ズボンの話プロの方の意見が聞けてなるほどと思いました。

自分は草野球ですが
ピッチャーのときは砂が入らないように
裾を長くして足にゴムをかけています。
ボールを投げる際に裾が短いと軸足に砂が入ってくるので・・・
あとはかっこいいとおもうからですがw

リハビリのメニューなど気が向いたら教えてください。
あせらずしっかりとリハビリをがんばってください。

不死身のエレキマン : 2009年5月 8日 22:44

ユニフォームのズボンの話、選手個々に色々なこだわりがありさすがプロ!と思いました。細かいこだわりやプロ意識が感動や夢を与えてくれているんだと改めて実感しました。

リハビリ、一進一退のようですがみんなで応援していますね!

新宿カープおやじ&母 : 2009年5月 8日 01:45

広池さん、お疲れ様です。

肘の状態、一進一退ですね。焦らず、じっくり確実に行きましょう。

今日もためになるお話をありがとうございます。
最近、なかなかマニアックなお話もあって、母と大変興味深く読ませて頂いています。

ユニフォームの着こなし、そのサイジングは本当にいろいろですね。
ピッタリフィット派もいれば、ダボダボ派もいますよね。
個人的にはピッタリフィット、裾をソックスに入れるスタイルがカッコ良く見えて好きです。
特にカープの新ユニフォームのホームは下手すると
ホント、パジャマみたいに見えてしまいますもんね。
広池さんの着こなしも、スッキリ、カッコ良く見えて好きです。

やはり縮みも計算に入れているんですね。
そう言えばシーズン前、下ろしたての頃は大きめに見えてたような気がします。

野手の方で上をダボダボにしている人は
デッドボールにもなりやすいのも考慮してるのかな?なんて思っています。

布一枚でもやはり当たったり、滑ったりした時には違うでしょうね。
外人さん達は、肘宛どころかリストバンドもしていないし、いつも半袖ですもんね。
いつも観てて、当たったり、擦ったりして大丈夫なのかなぁと心配してます。

でも、やっぱり、カッコイイからなんですね。少し笑えました。
でも、やはり、そこに落ち着きますよね。観られる商売だから、ルックスも重要ですよね。
前、元日ハムの新庄さんが袖をかなり詰めて肩のラインにフィットさせた着こなしを
していました。元のデザインをかなり変更してもらって、
その着こなしにかなりこだわっていたと関係者の方から聞いた事があるんですが、
プロだなぁと母と感心したのを思い出しました。

選手の着やすい、お気に入りの好きなスタイルでプレーするのが一番ですよね。
でも、僕と母的にはダボダボは、やはり野暮ったく見えます(苦笑)
と、個人的な好き嫌いはさて置き、
選手個人様々な個性ある着こなしがあるのは、観る方側としては楽しみの一つでもあります。

今日も頑張って行きましょう!!!

がんばれ!僕らの28便!!!

げんちゃん : 2009年5月 8日 00:09

広池さん こんにちは  
リハビリで大変な時にズボンのスタイルについて丁寧に答えていただき、恐縮しております。

以前こちらのブログで初期の頃?プロのユニフォームは素材から違うという記述を見た覚えがありますが、
やはり商売道具の一つなのでアマチュアとは準備の念の入れ方が違うのですね?!

ズボンの裾のダボダボ感、注意して見させていただきます。

私も(おそらく他のファンの方々も)広池さんのスッキリした着こなしは均整の取れた体をスマートに見せ、とてもかっこいいと思っていましたが、
いざという時の怪我の軽減も大事なことの一つですよね!

少なくとも私はアマチュアに多い頭ごなしの『ズボンは短くしろ』という理由の無い説明とは違い、納得できました。

改めてプロのユニフォームとはある意味戦闘服であり、防護服でもあるのかな?と思った次第です。

広池さんがマツスタで復活のマウンドに上がり、躍動する姿を楽しみにしていますので、その時をじっくり待たせていただきます。

おおとんび! : 2009年5月 7日 18:08

こんにちは!
ここのところ、夕刻には、天気がぐずつくことも多く、夏へ向かう足踏みの前触れかもしれません。
これまた、夏に向い、少しずつ色付くカブトムシのサナギさんたちが、なにげに涼しげで、どこかしら羨ましいです(笑)。

「スタイル」。
私にとりましては、ズボンは切るべきものでありますが、洗濯後の「縮み」には、やはり細心の注意が必要です。
見えないところで、多くの努力をされている選手の皆さんですから、どんな小さなことでも、味方につけてほしい、そう思うばかりです。

世界的には、「新型」が深刻ですが、ひと安心する時期なのか、風邪ひきさんも多いようです。
油断はないかと、やってくる難敵?(笑)にもご注意ください。

では。

富士見の縦じま : 2009年5月 7日 16:20

こんにちは、広池さん。
同級生の立大生です。私は富士見の準硬式の方の野球部でした。
いつも硬式が華やかなのを羨ましく思いながらも練習に打ち込んでいました。息子が立小に入学したので、学校行事で神宮に応援に行ってきました。早稲田戦でしたが、戦勝した試合でしたよ。我々の頃には、3年生に仁志さんがいましたね。
広池さんの神宮での初打席、覚えています。準硬のリーグ戦が終わった後に駆けつけた法政戦ではなかったかな?キレイな三塁打でしたね。
私は今は野球を辞めてフェンシングを始めました。楽しいですよ、フェンシング。野手を辞めて、投手に転向した頃が懐かしいです。
同級生にはほとんど会いませんが、広池さんもがんばってください。
池袋から応援しています。

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