力を抜け

今日は、由宇球場で練習を行いました。
今季何度目かの再出発の日。
午前中のピッチング練習では、求めているレベルまでは到達できなかったので、昼食とランニングが終わった後に、再度、丁寧にキャッチボールを繰り返しました。あまりに投球数が多かったので、前半は小島、後半は大島と相手を変えましたが、投げた分だけの成果はありました。
ここ最近のブルペンでの好調は、テイクバックをコンパクトにして、前で大きく強く腕が振れるようになったことが要因ですが、一方で、投げるほうの腕の軌道を意識して変えることは、とても難しいことであり、少し間違えると、フォームを大きく崩す危険が伴うことも今までの経験で感じていました。
「腕は下半身の動きに導かれて振られるもの」であることを考えると、フォームを修正する際は、まず下半身の動きを修正するのが基本です。私は、今日、その基本に立ち返り、投げる左腕のことは忘れ、下半身とグローブをはめている右手の動きに修正を加えてキャッチボールを繰り返しました。結果としてテイクバックの際に、左腕から無駄な力が抜けていい感じになりました。狙いは当たっているように思います。
「スポーツは脱力を覚えたら一流」。私は、何かの本で見たことがあります。適正な脱力をする瞬間があるからこそ、力を入れるべきところで、しっかりと力を込めることが可能になり、無駄な力を抜くことでしなやかな動きが実現するということを言っています。
私は、バスケットボールの「神様」とも称される、マイケル・ジョーダンの動きをテレビで観たときに、この言葉が非常に的を得たものであると感じました。
ずいぶん昔の話になりますが、私がドミニカ共和国に野球留学へ行っていたときのことです。ある日、私は、テレビでNBAファイナルの模様を観戦しました。すぐに目を奪われたのは、その時代に黄金期を迎えていたシカゴ・ブルズのスーパースター、マイケル・ジョーダンのまさに神懸かり的なプレーでした。体のどの部分にも力が入っているように見えないのに、いや、無駄な力を一切排除できているからこそ、そのプレーは、どこまでも速く、どこまでもしなやか。そして、正確無比。バスケットボールに関しては素人の私ですが、その身のこなしに心を奪われ、感動さえ覚えました。
話は、長くなりましたが、投球フォームに関しても、適正な脱力は、非常に重要なことです。そして、私にとってその習得は、入団時からの永遠のテーマでもあります。今日のようなキャッチボールを続けて、少しずつでも確実に目指す形に近づきたいと思います。

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コメント(9)

ゴドルフィン伯爵 : 2008年7月29日 21:39

広池さん、こんばんは!
毎日おつかれさまです。

広池さんの再出発が素晴らしい結果につながりますよう、遠く福島の空の下から祈っています。
がんばってくださいね!

まっつん : 2008年7月29日 17:24

お疲れ様です…m(_ _)m

再出発が良い形で出来たようで…何よりです。
広池さんの目指す形に1歩でも近づくよう、これからも練習に励んでください。
ただ、あまりご無理はなさらないように…。
いろんな意味で気を抜くことも大切です…。
家族の笑顔を見てゆっくり休むことも必要ですよっ。
悔しい気持ちは痛い程わかりますが、たまには息抜きしてくださいね。

まだまだこれから暑くなります。
広池さんのこと、対策は万全かと思いますが、十分お気をつけください…。
そう言っている自分が、またまた体調不良で、薬に頼っている毎日なんですけどね…。
私も頑張ります!!

こんにちは。

どんな分野であれ、一流には共通した部分があるものですね。

野球でも、巨人の上原投手には「どうしてこんなに力感がないフォームから、
こんなキレのあるボールが来るんだ!」と驚きましたし、落合監督の現役時代も、
全く力が入ってなさそうな構えから鋭い打球を飛ばすのは全くもって不思議でした。

失礼ながら、数年前に広池さんが投げている姿を初めて観たときは、
上半身主導で、全体的に硬い感じがして、アマで良くみる急造投手みたいだなぁと感じていました。
↓その頃の動画です。
http://jp.youtube.com/watch?v=_t1pjyyX94Y


それに比べれば今の広池さんのフォームは素人目にも柔らかさが感じられ、
色々と試行錯誤されて、努力された成果が出ているのだと思います。
いま取り組まれている課題がものになり、いい結果が出ることを願っています。

毎日暑い日が続きますが、体調にはお気を付けて下さい。

広池さんお疲れ様です!

今日は再出発の日なんですね!
広池さんが思い描く理想のスタイルに向かって頑張って下さい!

頑張れ!広池さん!

新宿カープおやじ&母 : 2008年7月29日 00:37

広池さん、お疲れ様です。

心機一転、再出発ですね!!

力を抜く事、僕は音楽ですが、
演奏においても、歌う事や作編曲においても、
力を抜いて自分が気持ち良く表現出来る事を
僕もいつも心がけています。
とは言っても、なかなか難しいんですよね。
いつも、どこかで力が入ってしまって。
僕もがんばって鍛錬しないといけないです。

『力を抜く事』
今日、広池さんのこの言葉を読んで、
改めて再認識です。

明日の練習、がんばって下さい!!!

がんばれ!僕らの28便!!!


>テイクバックをコンパクトにして、前で大きく強く腕が振れる
>
古い話しで恐縮ですが、その典型がオーバースローでは東尾修、アンダースローでは山田久志ではないでしょうか。
両者とも回転運動に移った際、手首も肘も回転軸に出来るだけ近いところに自然に収まっていました。
フィギュアスケート選手のスピンのように軸回転での効率性が追求されていました。
腕を大きく振るように見えて、実は回転の際は極力腕を体に近づけ肘・肩・手首を畳んでいたのは、古くは鈴木啓示、大野豊、最近では高橋建ではないかと思います。

広池選手、今日もお疲れ様です

ある物事を突き詰めていく
365日、その事について頭のどこかで常に考えている
それが結局はプロになっていくという事なのではないでしょうか

いろいろな物を吸収し学び、ある程度のレベルになると
こんどは削っていく作業が主になるのだと思います

書道でも最初は綺麗に書く事に力を注ぎますが
ある程度までいくと今度は崩していく
そういう事なのだと思います

子供のころは100%の力で全力投球していますが
ある程度の選手になっていくと
それではそれ以上の球が投げれない事に気がつくのだと思います

集中の反対は緩和、緩めないと集中できない

当時のブルズのジョーダンやピペンなど
本当に良い意味で力が抜けていて
ここ一番では信じられないショットを放つ

私も広池選手のおかげで再確認できました
私は職人ですが良い意味で力を抜いて
もっと良い仕事をしていこうと思います

ガッキーのおやじ : 2008年7月28日 19:43

広池選手の、いつも前向きな所に
感動します。
一つ上の自分を目指して、
行動を おこすというのは、
なかなかできないですよね。
それを、普通にしている広池選手を、
尊敬します。

おおとんび! : 2008年7月28日 19:22

こんばんは!
かなり具体的に、ご自身の状態を把握されておられ、その対策も鮮明に、「自らの言葉」にされている様子からいたしますと、目指すべき方向は定まったようで、安心いたしました。
「脱力」の習得は、「力」のコントロールの幅を拡げ、とりわけ「力み」といった、余計な「力」を取り除いてくれることに一役買ってくれると助かります。
そうであるとすれば、大いに期待したいところですし、できましたら、お急ぎの習得をお願いいたします。
いずれにしましても、
「今季何度目かの再出発の日。」
という言葉だけで、広池さんの想いが伝わってくるような気がいたします。
折角ですから、「0」からの出発とせず、1つ、2つと、しっかりと踏みしめた上で、上を目指されることを願っております。
遅くなりましたが、久々の「写真」の勇姿にも励まされました。
アップして下さった谷口さん、撮影は、デイリースポーツSさんでしょうか?(違っていたらごめんなさい)
ぜひとも、お礼をお伝えください。
これからも、多くの勇姿が見られますこと祈っております。
では。

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