下半身強化について

大野練習場での出来事について多くのコメントをいただきありがとうございました。皆様が真剣に考えて下さったことが嬉しいです。個人的には、大野練習場など、ファンの方々と選手が直接触れ合う場所において、ファン、選手双方が辛い思いをすることがないように、方策を考えていかなければならない時期にきているように感じています。いただいたコメントの中にもありましたが、真のファンサービスとは何かと問われれば、やはり「チームの勝利を見せること。プロらしいプレーを見せること。」であると考えます。今は、それを実現する為の大切な準備期間です。まずは、そこに集中していきたいと思います。
ところで今日は、休養日でした。連日の下半身強化でいい感じの張りが出ているので、休養に専念しました。
投げるほうは、「ソフトタッチキャッチボール」を繰り返している段階なので、肩や肘の負担は全くありません。シーズン中に溜まった疲労も完全に抜けたと判断しています。
以前、下半身強化を図る時は、走る以外にどんなことをするのか?といった内容のご質問を頂いていましたので、お答えします。
カープのトレーニングメニューも、近年多様化しているように思います。もちろん、一番大切なのは走ること。この考えが根幹にあるのは今も昔も変わりません。しかし、走るメニューひとつをとっても、普通のダッシュから、インターバル系(ダッシュして脈拍を上げて、ジョギングで息を整えて、またダッシュの繰り返し)、坂道ダッシュ、ロングラン(長距離走)など種類も豊富で、その狙いも違います。そのほかにも、プライオメトリクスと呼ばれるジャンプ系のトレーニングや、ラダートレーニング(はしごのような形態の器具を地面に置き、それに引っ掛からないように様々なリズムで素早くステップする)、ミニハードルを使ったトレーニング、素早く方向転換をする動作を多く取り入れたコーンエクササイズと呼ばれるトレーニング、そして、特守と呼ばれる守備練習も、守備力向上と同時に下半身強化に狙いがあります。そして、ウエイトトレーニング。この他にもメニューはいろいろありますが、数多くのメニューを上手く組み合わせて、バランス良く強化することがこの時期には必要になってきます。近年は、トレーニングコーチの熱心な指導の下、選手のトレーニングに対する知識や意識は飛躍的に向上しているように思います。しかし、個人的にはやはり走ることを一番重視しています。走ることは全ての基本。単調でキツイ練習ではありますが、そこを疎かにしてしまうと、練習の効果は半減するように思います。
このようにプロ野球選手は、様々なメニューを通して下半身強化を目指しますが、体が発展途上にある中学生くらいまでの人は、あまり難しく考えず、走ったり、たくさんのノックを受けたりすることで鍛えればいいと思います。無理をしたり、間違った形で強度の高いトレーニングをすると、体のバランスを崩したり、怪我をしたりして、順調な成長を妨げることにもなりかねません。私の場合も、子供の頃は、トレーニングの専門的な知識は皆無だったので、ただひたすら走っていました。しかも、それは野球の為と言うよりは、年に1回開催される校内持久走大会で勝つために。負けず嫌いの私は、毎朝、早く登校して校庭で授業が始まるまで走りまくっていました(その姿を後から登校してくるライバル達に見せ付けることでプレッシャーを与えるという意味合いもありました)。今思えば、あの頃の走り込みが、今の私の土台となり、この年齢まで現役であることを可能にしてくれたと考えています。
話しがそれましたが、書いていて走ることの重要性を再認識しました。明日からも、また走ります!

トラックバック(0)

このブログ記事を参照しているブログ一覧: 下半身強化について

このブログ記事に対するトラックバックURL: http://www.hiroike.com/mt/mt-tb.cgi/341

コメント(8)

先日、神奈川県から日帰りで大野練習場に行ったものです。
ここでサインが頂けなかった事を愚痴っぽく書いたのですが、別にサインだけが目的で行った訳ではなく、練習姿をちょこっと見れただけでも、首都圏じゃ絶対味わえない選手との距離を楽しめる事ができました。
ただ、サインがもらえないならもらえないとそういう風に通知なり、関係者が言うなり言ったら良いんじゃないでしょうか?
選手も関係者もトレーナー?も皆無言で、ただただ通り過ぎて行くのは、その前日もどうだったか何も知らない私には非常に困惑でした。

私も大人なのでどうしても…という訳じゃないです。ただ、球場に行くとサインを入れたレプリカユニの子供や大人などを見ると、どうしても羨ましく思います。
監督も続投が正式に決まったみたいです。是非とも秋季キャンプから来年に向けて頑張ってください!

なっさン : 2008年10月21日 16:15

私は部活で、「とにかく長い距離を走る」っていうことしか考えてなくて、走ることにこんな意味があったんだなあって思いました。
ただ無心に走りまくるんじゃなくて、意味をちゃんと考えないと駄目だなって勉強になりました! ありがとうございます。 
広池さん、頑張って下さい!!

新宿カープおやじ&母 : 2008年10月21日 13:03

広池さん、お疲れ様です。

僕らファンのマナーの問題、
広池さんの仰る様に、方策、ルールを考えなければいけない時期ですね。
貴重な選手の方と触れ合う機会がなくなる危機感を強く感じる今、
もっと考え、意識して行かねばと反省も含め痛感しています。

今回、ここで様々な意見が書き込まれたのはとても有意義でした。
これからも、この場で意見を交わせるといいのではと思います。
例えば、オフに不定期にシリーズ化にするのはどうでしょうか?
せっかく広池さんが開設してくれた、選手とファンの意見が書き込める場ですから、
とても有意義だと思うんです。
これは、あつかましい御願いですが、広池さん、選手の側からの要望、
こうして欲しい、こうすればサインが出来る出来ないと言うのを書いて頂けると
良いのではと思います。
もちろん、僕らは僕らで考えて行きますし、考えなければいけません。
ここで意見を交わす事で、マナー改善へ少しでも近づくのではと思います。
もちろん、今は来季の真のファンサービスへ向けて準備しておられる大事な時期ですので、
この問題は忘れ、それに専念、集中して欲しいです。出来れば秋季キャンプ後のオフに
また考え、意見を交わせる場があるとうれしいです。

トレーニングの解説、いつも球場で観ているのが、こう言うものだったのか、
こう言う名前だったのかと分って、とても面白かったです。
いつも観ていて、インターバル系やラダートレーニングは印象に残っています。

今日から第2クールですね!!
走りまくって下さい!!!

がんばれ!僕らの28便!!!

夜行性狼 : 2008年10月21日 07:35

よく「最高のファンサービスはチームが勝つこと」という言葉を目に耳にしますが、やっぱりサインがもらえないと・・・と思ってしまいます。
見学なら誰でも普通に出来ることですし、ただ見学するだけでは手ぶら同然みたいなものですから。

投げる方もいいですが、バント、打つ方の練習はどのくらいされているのでしょうか?大野でもあまりその様子を見たことがないので。

広池さんお疲れ様です!

走るって本当に大事なことなんですね!
また走ること1つにとってもいろいろな意味合いがあるんだなと感じました!
1つ質問なんですが、体にハリが出たり筋肉痛になった時に痛みを和らげるよい方法があれば教えてください!
また筋肉痛になりにくい方法もあれば教えてください!
それでは、また明日から頑張って下さい!

頑張れ!広池さん!

走ることは大事ですね。私も何年か前まではスポーツをやっていて、かなり走りこんでいました。今は全くノースポーツ?ですが、病気とは無縁なのもその時鍛えたおかげかなと思っています。
それでもカープの皆さんのように、今からでも少しでも走ってみようかなと思います。最近少し脚の筋力が落ちてきたように思うので。
体力が一番ですよね。
それから、しっかりした文章で充実した内容のブログ、すごいですね!選手の皆さんの様子が手に取るようによく分かって、練習見に行けない私などには最高のプレゼントです。お疲れでしょうに、いつもありがとう!
これもファンサービスですよね。無理して練習場まで押しかけて行かなくても、PCでもケータイでも見てよ。栗原選手も木村選手も広瀬選手も皆ブログやってるから、気持ちはそこで伝えてよ。って言いたくなりますね。
本当にこうして書いて下さること、感謝してます。
オフにしっかり鍛えて、来年またいいシーズンを迎えられますように。

練習、試合に備えての休暇
大切ですね

トレーニングも大切ですが

体力面、精神面でも休む事は重要だと思います

明日からはまたしっかりと日々精進で
レベルアップしていって下さい

下半身強化についての話
見えない部分でとても楽しく読ませて頂きました
プロは多種多様なトレーニングを
上手く組み合わせて練習しているのですね

しかし基本はやはり走る事
地味な努力が結果的には早道なのかもしれませんね


わざわざ質問に答えて頂きありがとうございました
また気になる事や話があれば質問させて頂くかもしれませんが
できる範囲でまた教えて下さい

感謝!

おおとんび! : 2008年10月21日 00:01

こんばんは!
「入団への道」もそうですが、言葉にすることで、プラスになることが生まれることは、嬉しい限りです。
また、一見シンプルに見える「走ること」が、すべての動きの基本となり、技術を伸ばす礎となることも、意外ではありましたが、再認識することとなりました。
今年のカープの躍進には、トレーナーさんの「力」が大いなる下支えをしてくださっていることは、報道でも明らかではありますが、そのメニューを着実にこなし、共に戦っていかれる姿には、「チーム力」とも言うべき強さを感じます。
皆さんの精神力と、前向きな姿勢が加わることで、思いも寄らぬパワーが生まれ、選手間の刺激による相乗効果が、更なる進化を導き出すことを願っております。
第2クールも楽しみです。
では。

コメントする

最近のブログ記事

お手本
いよいよ寒くなってきました。皆様、お元気…
それぞれの道
ここのところの陽気に誘われるように、この…
秋季キャンプ終了
今日、秋季キャンプを打ち上げました。あま…