「指に掛かる」

今日は、由宇球場で練習予定でしたが、朝になって降り始めた雨の為、大野練習場に場所を変えて、9時から練習を行いました。
私は、ブルペンに入らず、フォーム固めのキャッチボール、走り込み、ノック等でしっかり汗を流しました。キャッチボールの状態は良好です。柔らかく、しなやかに腕を使い、しっかり「指に掛かる」ボールを投げることができました。
少し前に、「指に掛かからない」状態についての質問を頂きましたので、少し説明させて頂きます。
私の考えでは、「腕が振れる」状態は、同時に「指に掛かる」状態を指します。腕が振れるということは、適度な脱力がなされて、肘や手首がしっかりしなって、その動きによって充分に加速した指先からボールが放たれる状態を指します。こういった良い腕の振りができている時は、自然に指にボールはしっかりと掛かって、回転球の多いキレのあるボールを投げることが可能です。逆に指にボールが掛からない時は、手首や肩などに、円滑なしなやかな動きを阻害する力みが生じていることが多く、「腕が振れてない」と感じる状態にあると考えるのが普通です。
従って、「指に掛かっていない」と感じるときは、「腕も振れていない」状態なので、修正方法としては、体から一切の力みを排除し、ボールを「落としてもいいくらい」軽く握って、少し山なりの回転数の多い球を投げつづけます。こうすることによって、次第に体がしなやかさを取り戻し、「腕が振れる」ようになり、「指にも掛かる」ようになります。力みのある状態では、山なりの回転球の多い球は決して投げることはできないので、野球をやる機会がある方はぜひ試してみて下さい。
あと、ご質問の中にあった、「腕が振れてストレートは素晴らしいのに、変化球が抜けてしまい、ノックアウト」されるようなケースは、非常に珍しいと思います。普通、ストレートが良ければ、変化球はそれに比例するようにキレるはずです。強いて言えば、腕が自分の思っている以上に振れ過ぎて、ボールの推進力が想像以上に強くて、変化球が変化をする前にキャッチャーミットに収まってしまうことがあります。ご質問にあった投手は、恐らくこのような状態に陥って、修正が効かなかったのではないでしょうか。調子自体は良いと感じていたと思うので、非常に悔しいノックアウトだと思います。
今回もそうですが、技術的な話しはなかなか文章だけでは説明しづらいですが、何となくお分かり頂けたでしょうか。また、何かありましたら、質問して下さい。

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コメント(6)

まっつん : 2008年8月20日 10:32

お疲れ様です…m(_ _)m

今回の広池さんの野球教室もとても勉強になりました!!
よく旦那が「指にかかってきたな…」などと言っていたのですが、正直何となく分かったふりをして、相槌を打っていました…(笑)
今日からはちゃんと意味もわかったうえで、旦那と会話が出来ます!!
また、旦那との会話で分からないことが出てきた際は、広池先生にお伺いしたいと思います。

それにしても、昨日の1軍の試合の14四球…頂けません!!
途中で、旦那も私も怒りを通り越して、ため息ばかり…でした。
四球は、必ずと言っていいほど、点に繋がりますよね…。
投手の皆さんも出したくて出しているわけではないことは、分かっているのですが…。
今日の試合は、無四球であることを祈ります。

そろそろ広池さんの出番が近づいて来た!!と勝手に確信しているまっつんです…。
2軍での調子の良さをそのままに、1軍のマウンドで活躍されるのをお待ちしております。

新宿カープおやじ&母 : 2008年8月20日 05:56

広池さん、お疲れ様です。

質問に答えて頂き、ありがとうございました。
とても分かりやすい解説で勉強になりました。
これから試合を観る時により突っ込んだ見方が出来ます。

腕が振れていれば、同時に指にも掛かる。
この事はとても勉強になりました。
実は広池さんに今回、教えてもらうまで勘違いして観ていました。
腕が振れていても指に引っかからない事があるのでは
と思っていましたので、この事はとても勉強になりました。

普段、素人知識で母とあ〜だこ〜だ言いながら観戦、応援しているので、
広池さんに詳しく丁寧に解説して頂けるのは本当に勉強になります。
ありがとうございました。

ストレートが良いのにも拘らず、変化球が抜けてしまい降板された投手の方の事、
なるほどと思いました。そのビデオを先程、もう一度観直したら、
広池さんの言う通り、腕が振れ過ぎても、
変化球が抜けて制球を悪くしてしまう事があるんですね。
解説の方も、ひょっとしたら肩が軽すぎたのではと言っておられました。
あと、改めてもう一度よく観ると、解説の方も仰っているのですが、
制球を乱している時は、軸足(踏み出し足)に重心が乗り切っていない状態でも
ありました。
この踏み出し足の事は広池さんに解説して頂いていたので、
改めてビデオを観るとよく分かりました。
ちょっとしたバランスの変化で、投球内容が変わる。
投手はいつもこんなにもセンシティブで
大変な御苦労をされているのだなと改めて思いました。
さらに、これにメンタルの要素が加わるのだから、
本当に過酷なポジションだと痛感します。

プロの方に(それもカープの!)、技術的な質問を答えて頂ける機会は
殆どないので、本当にありがたいです。広池さんに感謝です。
これからも、御時間の許す時にまたいろいろ解説して下さるとうれしいです。

18日の『ウォーキング』の時に書けなかったのですが、
1軍も2軍も試合数が少なくなって来ました。
僕も母も、広池さんが、もう長くファームにいるのが悔しくてなりません。
昨日1軍の試合では情けない事に14四球…、
昨日ほど広池さんがいてくれればと思った試合はありませんでした。
広池さんは今1軍に絶対に必要な戦力です!!!
広池さんの復帰を今か、今かと切望しています。
待ってます!!!

がんばれ!僕らの28便!!!

広池さんお疲れ様です!

広池さんの説明はいつ聞いても分かりやすいです!
野球をやっている子ども達にも読んで欲しいですね!
またブログでの野球教室楽しみにしています!

明日も練習頑張って下さいね!

頑張れ!広池さん!

おおとんび! : 2008年8月20日 00:13

こんばんは!
今宵も、先ほど市民球場より戻ってまいりました。
今回のお話を読みましても、投球動作というものが、繊細なもので、「力み」は抜いても、気は抜いてはならないという教えにも聴こえてまいります。
今日のお話で、ひとつ嬉しかったのは、指の掛かりのお話です。
娘とのキャッチボールで、何十球かに1回、思ったところに行ってくれることがあり、ボールを離す時の感覚が他と違うな?と思ったことがあったのです。
もちろん、それ以上、上達するわけも無く、相変わらず、相手の足も動かさねばならない「キャッチボール」を楽しんでおります。
「腕の振り」。
そう言われて見ますと、スポーツ新聞などで記載される、戦闘態勢のピッチャーの勇姿は、素晴らしい「しなり」で胸を張り、果敢に向かって行く姿となっています。
これでもか!と、言わんばかりのしなり具合は、肘や腕、そして身体全体の「しなやかさ」が、その全てを作り出しているのでしょうか?
しなやかな「姿」、見られますこと楽しみにしております。
では。

親子で広池ファン : 2008年8月19日 23:39

広池様お疲れ様です。
このような、ブログがあること初めて知りました。
先だっての、ナゴヤ球場での試合で、ボール・サイン又写真まで撮っていただき誠にありがとうございました。
息子共々、広池さんのいち早い一軍復帰を、待っております。
8月末のドームでの試合で、応援できること期待しております。
「指に掛かる」ボールで、「奪ゴロ」にて、打ち取る姿を期待しております。
では、ガンバッテください。応援しております。

毎日お疲れ様です。国家公務員Ⅰ種を目指す僕もこの夏は頑張っています、勉強ばかりで嫌になりますがカープの勝利がそれを吹き飛ばしてくれます☆
少々お聞きしたいのですが、今日はカープ、フォアボール10個以上出して大敗してしまいました。素人が言うのはどうかと思いますが、あそこまでフォアボールが出て、しかも得点につながってしまうと見ていてとても苦しかったです。
フォアボールを出さないようにと思っていても出してしまうものとはいえ、あんなに出してしまうのはなぜなのでしょうか。
クリーンヒットなら打った相手が上だったのかなぁなどと思えるのですが、今日見ていたら3つフォアボール出して満塁の場面にしてしまっていたりして、なにやっちょるん…というのが本音です。

5割をかけた試合でまた足踏み。この状況を救ってくれるのは


広池選手の左腕だと信じています!!素人ながらいろいろ言って申し訳ありません、でも今日の負けは見ていて本当に悔しかったです…

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