今日は、由宇球場で教育リーグのソフトバンク戦が行われましたが、登板はありませんでした。試合は、7対9で敗れました。
今日は、少し前にいただいていた質問にお答えしたいと思います。質問の内容は「ピンチでのリリーフは緊張すると思うが、どのように乗り越えているのか?」というものでしたね。
まず、大前提として試合で緊張するのは当たり前であるし、緊張しなければ駄目であると思います。緊張感があるからこそ力を出し切ることができると私は考えます。
その理由として、ブルペンで全力でストレートを投げてもスピードは130キロ台なのに、試合では140キロを超えます。いつも思っていましたがこれはとても不思議なことです。試合でしか体験できない緊張感が、パフォーマンスを向上させていると説明できると思います。
また、練習での投げ込みの後の体の張りと、試合で球数を投げた後の張りは、全く違うと感じます。練習でも全力で投げ込んでいるつもりでも、試合ではそれを上回るもうひと押しがあるのです。これが、投手が仕上げていく段階で定期的に実戦登板を重ねていくひとつの理由です。試合勘と共に、試合でしか体感できない刺激を入れながら、開幕に向けて仕上げていくのです。
少し話がそれましたが、緊張することも必要ということです。試合で緊張を感じても、それは必要なことであり、当たり前のことであると思えばいいのではないでしょうか。
ただ、過度の緊張は筋肉を硬直させ、スムーズな動きの妨げとなります。これは避けたいところです。私は最近、ピンチの時などは、マウンドで相手打者のことを考えるようにしています。例えば、無死又は1死で3塁に走者がいるの時、打者は
「外野フライを打たなければいけない」
と考えているかも知れないし、走者が詰まっている時は
「ダブルプレーだけは避けたい」
とプレッシャーを感じているかも知れません。また、バントのケースでは
「送れなかったらどうしよう」
と考えている人もいるでしょう。緊張を感じているのは、自分自身だけではなく、チャンスだからこそチームの期待を背負って打者のほうにも相応のプレッシャーがかかっているはずです。そう考えれば少しは楽に投げられると思います。参考にしてみて下さい。

トラックバック(0)

このブログ記事を参照しているブログ一覧: 緊張

このブログ記事に対するトラックバックURL: http://www.hiroike.com/mt/mt-tb.cgi/409

コメント(3)

新宿カープおやじ&母 : 2009年3月16日 01:51

広池さん、お疲れ様です。

試合での適度な緊張感は、普段以上の力を発揮させるんですね。
それはアドレナリンのなせる技、火事場の馬鹿力みたいなものでしょうか?

ブルペンで130キロが、実戦のマウンドでは140キロ!!
10キロも差が出るのには驚きです。

実戦登板での調整がいかに重要かがよく分かりました。
だから、紅白戦や練習試合を行うんですね。
カープは例年、他球団と比べてオープン戦や対外試合が少ないですが、
やはり、少し不利でもありますよね。

対戦する相手も同じようにプレッシャーを感じている、
僕もいつもそう考えながら応援しています。心理戦ですもんね。
観ている側からすればそれが野球の醍醐味の一つでもあります。

試合中の緊張を楽しめるようになれば、見方に付ける事が出来ればしめたもの、
そうすれば、おのずと平常心で挑めますもんね。
この緊張といかにうまく付き合って行くかですよね。

次はアイランドリーグとの交流戦ですね。
次回の登板までの調整と練習、頑張って行きましょう!!

がんばれ!僕らの28便!!!

おおとんび! : 2009年3月15日 20:10

こんばんは!
清清しい青空ではありましたが、吹き降ろすような冷たい風が、春の訪れに横槍を入れるかのような一日でした。
身体を動かすとは言え、大半をユニフォームで過ごされる選手の皆さんにも、堪える寒さだったのではなかったかと思います。
7回を終わってから位だったでしょうか、広池さんがブルゾンを脱がれましたので、いよいよかと思いましたが、試合時間からでしょうか、9回のイニングには入らず、8回で終了。
残念ながら、「低めの攻め」は、次回にお預けとなりました。
試合後は、そんな寒さに、コーチ陣が、気を使われたのか、しっかりと汗のでるメニューをこなされているのを拝見した後、球場をあとにしました。

「緊張」。
やはり、「緊張」とて、味方に付けんばかりに、しっかりと考えられていることを痛感いたしました。
ひとつは、「集中」を促し、ひとつは、「自信」を後押ししてくれるものとなるのかもしれません。

今日も、しっかりと、キャッチボールをこなされ、しっかりと走っている姿を拝見いたしました。
いずれも、広池さんを導く、キーワードかと思います。
次の登板に活かされますこと、願っております。
そして、もう少し暖かく、更に、飛散が抑えられますことも合わせまして。
では。


大変参考になりました!
自他共に、客観的に冷静に見ることができれば、より野球が楽しく出来そうです。
ありがとうございました。

コメントする

最近のブログ記事

もうひとつ
今日は、由宇球場で独立リーグの香川オリー…
緊張
今日は、由宇球場で教育リーグのソフトバン…
ピーク
今日は、朝から本降りの雨。教育リーグのソ…