広島地方は、この2日間凄い雨です。私達は、室内練習場の限られたスペースでの練習を余儀なくされていますが、1年でいちばん雨が多い季節なので仕方がないところです。
肘の状態は、壁を越えて、ひとつ上のレベルで再び平行線となりました。予想していたことなので、特別な感情はありません。今週はこのレベルを維持し続けることを目標にして、来週以降に再びレベルアップを目指します。
全てが順調にいけば、あと20日前後でブルペンに入ることができると思うので頑張っていきます。
それでは、質問コーナーです。
(Q)プロ野球選手のブログで、焼肉やお菓子を食べている写真を高い頻度で見掛けて、正直ショックを受けました。たまになら気分転換でいいと思うのですが・・。
バランスを考えての食事はアスリートにとって不可欠のはずです。そういった指導はされないのでしょうか?
(A)アスリートとして、栄養の管理は不可欠です。それは間違いありません。実際に多くの選手が、バランスに気をつけて食事をしますし、食事で摂りづらい栄養素はサプリメントで補給したりしています。
中には、飲む水にもこだわって、自分が仕入れた水以外口にしない選手もいます。
一方で、ご指摘の通り、好きなものを好きなだけ食べて、あまり細かいことを気にしない選手もいます。
恐らく後者の比率が、他の競技に比べて、野球は高いのも事実であると思います。
何故そうなのか。この質問を頂いてから、私なりに考えてみました。
野球は試合中に関しては、サッカーなどに比べると息が上がるような場面が少なく、技術と精神力(頭)を駆使する競技であるという意識が選手にあると思います。
実際に不摂生をしていても、「技術」と「精神力」を発揮して活躍してしまう選手もいるので、なおさらそういった風潮を生んでしまうのでしょう。
「登板前夜にしこたま酒を飲み、二日酔いで完封した」などといった類の武勇伝がいくつも残っているのがこの野球界なのです(さすがに、近年はそんな選手はいないと思いますが・・)。
確かに、大観衆の前でのプレーは、気分がいいですが、反面、大きなプレッシャーもあります。従って、私生活ではストレスを溜めたくないという考えも理解はできます。「食生活も含めて私生活は思うがままに過ごして、その分グランドでは野球に集中する」というのもひとつのスタイルです。
しかし、長い目で見るとこの考え方は私は間違いであると思います。
短い期間活躍できても、長続きする可能性が低いと思いますし、怪我をする確率も上がって来るでしょう。また、怪我をしてしまった場合には、その治り方にも少なからず差が出てくると思います。
野球を長くやりたいと思うなら、やはり食生活の改善を筆頭に、生活の部分で野球の為に我慢していかなければならないことが出てくるのは仕方ないことであると思います。
カープの場合、寮に住んでいれば、栄養のバランスも味も申し分ない食事が提供されます。
若い頃ここに住めば、プロ野球選手に必要な食事を自然に学ぶはずです。
寮を出てからそれを続けるかは本人の自覚次第、考え方次第でしょう。
今日は休養日です。
一昨日、強くそして遠くに投げた影響で、昨日はやや肘が重かったですが、それでも、6割くらいの力で投げることが出来たので合格です。
ここ最近、私の前に立ちはだかっていた壁は越えることが出来たと言えると思います。投げる強さ、距離共にやっとひとつ上の段階に進むことが出来ました。
明日から日曜日までの間は、軽い遠投と同時に、ピッチングと同じ距離を7割くらいの力で投げ続けて、次の段階を目指したいと思います。
それでは、質問コーナーです。
(Q)選手にサインを貰う時はやはり色紙が一番いいのか?
野球カードへのサインは、転売の恐れがあるのでいやなのか?
(A)個人的には、色紙が嬉しいですね。一番書きやすいですからね。
でも、よっぽど書きにくいものでなければ、何でもいいですよ。
本当に「欲しい!」と思ってサインを貰うのなら何の問題もありません。ただ、お目当て以外の選手に、言葉は悪いですが、「ついで」に貰おうとした時に、悲しいことが起きる危険があります。
「サイン」に関しては昨年の2月29日にこのブログで取り上げています。もしよろしければ読んでみて下さい。
今日は、由宇練習場へ行きました。
昨日のノースローを経て、患部の状態が良かったので、今日は、投げる距離、強さ共に術後最高のものを目指し、達成することができました。
距離は、3メートル延びて43メートル。そして、20メートルの距離では、7割くらいの力でかなり強いボールを投げることが出来ました。
まだ球がばらついたりして不満はありますが、そこは怖さが消えて、投げ込んでいけば解消できるので、まずは、一歩前進の気配が出てきたことを喜びたいと思います。
明日も投げて、月曜日は休養日。そして、火曜日に患部の状態が良ければ、次の段階を目指せると思います。
それでは、質問コーナーです。たくさん質問を頂いているので、今日は3ついっぺんにいきます。
(Q)他の選手のブログを読むことはありますか?
(A)あまり読みませんが、時々覗いてみたことはあります。
石井琢朗さんのブログの読みやすさ、写真の豊富さ、そして、マエケンのブログの明るさに驚いたことがあります。
それによって一時、自身のブログの路線変更を考えた時期もありましたが、結局、自分らしさを貫くことにしました。
(Q)外国人選手との交流はありますか?
彼らは休日何をしているのでしょうか?
(A)グランドやロッカーでは、できる範囲でコミュニケーションを取りますよ。
アメリカ人選手とは行ったことはありませんが、ドミニカ人選手とは食事に行ったこともあります。私はドミニカのカープアカデミー出身とも言えるので、私の後に来たドミニカ人選手はみんな私の後輩ですからね。
休日に何をしているかは分かりません。先日、ルイスが東急ハンズで買い物をしていたと、ある選手が言っていたので、ショッピングをしたりしているのでしょうか。
(Q)最近、大野練習場へ応援に行っても、3軍の選手が由宇へ行ってしまって誰もいないことがありますが、どこで練習を行うか事前に分からないですか?
(A)基本的に3軍は月曜日が休みです。そして、2軍が遠征に出ている時で、天気のいい日は由宇へ行くことが多いです。
従って、月曜日以外の、2軍が広島にいる日の大野練習場では、ほぼ間違いなく3軍が練習を行っています(オールスター期間中は除く)。
昨日は、術後最長の40メートルの距離を投げて、今日は、20メートルくらいの距離を術後でいちばん強く投げました。
まだ、怖さや痛みは付きまといますが、明日以降に患部が悪化しなければ、進歩の兆しと捉えることができると思います。
まずは明日の状態を注意深くチェックしていきたいと思います。
それでは、質問コーナーです。
(Q)アウトと分かる打球を打つと、全力疾走を怠る選手がいます。
一方でどんな打球でも全力疾走して、時にはヘッドスライディングまでして、アウトになってもチームの士気を高めてくれる選手もいます。
守っているほうとすれば、常に全力疾走をしてくることが分かれば、それなりにプレッシャーもかかると思うし、時にはそれがミスを生むかも知れないので、アウトと判定されるまでは全力で走るべきであると思いますがどう思いますか?
(A)全くその通りです。どんな打球でも、判定されるまでは全力疾走するのは、小さい時から教え込まれた野球の基本です。プロ野球でも実践されるべきであると思います。
また、守備側から見ても、全力疾走する姿勢は必ずプレッシャーを与えるはずです。技術のしっかりとしたプロの世界であってもそれは変わりません。
しかし、実際には、全力疾走をしない打者走者を見かけることがあります。理由はいろいろとあると思います。本人にしか分からない事情も抱えている可能性もあります。
しかし、それでも私は全力疾走を怠るべきではないと思います。厳しい意見なのかも知れませんが、特別な事情がない限り、一日数本のダッシュができない状態なら試合に出るべきではないと思います。
昨日は、休養日。休み明けの今日の肘の状態は「平行線」。これ以外の表現が見当たりません。
今日は、20から30メートルの距離のキャッチボールを140球。状態が後退していないことを前進と捉えて頑張ることにします。
質問コーナーです。
(Q)先日の試合で、結構強い雨が降っていたにも関わらず、選手の人達は、ポケットにロジンを入れたりして、平然とプレーをしていたように見えました。
普段から、雨の日を想定しての練習を行っているのでしょうか?
また、雨の日にプレーをする上での注意点があれば教えて下さい。
(A)雨の日のプレーの仕方は、小さい頃からの経験で少しずつ自然と身につきました。
特別に雨の日対策の練習をしたり、ミーティングを開いて対策を練った経験は私の場合ありません。
私が雨の時に考えることは次のようなことです。
・大股で走ると、止まる時にぬかるんだ地面に足を取られやすいので、歩幅をやや短めに。
・濡れた芝は、打球がバウンドした時にスリップして加速するような感覚になるので慎重に。グローブを出すのが遅れないように早めの捕球態勢を。
・ぬかるんだマウンドで投げる際は、いつも以上に下半身に力を込めて投げる。特に、母指球(足)や内転筋など体の内側を強く意識することによって、足を滑らすことが少なくなる(ぬかるんだ打席で打つ時も同じようなことを意識するかも知れません)。
・スパイクの裏に付いた泥を小まめに落とす。
・ポケットに入れたロジンを使って、手が滑らないようにしておく。
・ヘルメットのつばから滴り落ちる水が視界を遮らないようにしっかり拭く。
などなど、プレー前にしっかりとした準備や雨の日特有の心構えをする必要があります。雨が降っている試合では、どうしても周りから急かされる感じがしますが、それに負けて準備を省略して失敗をしたり、怪我をしたら後悔してもしきれません。そういった天候の試合ではいつも以上に準備に時間が掛かるのは当然です。コールドゲームの関係などで、チームとしてゲームを早く進めようとしている時以外は、自分の納得のいく準備をする必要があります。
昨日と今日、キャッチボールの連投テストを行いました。
正直言って、昨日はいい状態ではなく、今朝の状態次第ではキャッチボール回避の可能性がありましたが、今日も距離は短めながら投げることができました。
ひとまず、2日間で350球ほどの球数を投げられたことは収穫と言えると思います。
今後は、40メートルの距離を投げられるようにすることと、20メートルの距離でもう少し強く投げることを目標にして、リハビリと練習に取り組んでいきたいと思います。
それでは、質問コーナーです。
(Q)大学で投手をしていますが、投手が少ないチーム事情もあって完投をせざるを得ません。その為、試合中は大丈夫ですが、翌日以降疲れが取れず、ひどい時は肩や肘に違和感を感じたまま次の試合に臨む時もあります。
登板後から次回登板までの調整、疲労回復はどのようにしていますか?
(A)これに関しては、特効薬みたいなものは存在しません。当たり前のことをどれだけ地道にできるか。それが全てであると思います。
登板後にしっかりとストレッチをしてから、炎症を感じるところがあればアイシング。
食事までに時間があるようなら、登板によって失われた栄養分をすみやかに補給。
そして、ゆっくり風呂に浸かって(登板によって痛いところが出た場合は温め過ぎないこと)、しっかり食事。
そして、充分な睡眠。登板当日は、興奮で寝付けないことが多々あるので、気持ちを鎮めるアイテムを自分で見付けておく必要があります。ちなみに私の場合は、ホットミルクとヒーリングミュージック、さらにお香です。そして、頭をマッサージするのも効果的です。
翌日は、疲れていてもゆったりとした気持ちとペースでランニング。充分に汗を流して下さい。そして、ストレッチ。投げるのは、軽いキャッチボールくらいまでにしておいたほうがいいでしょう。
そして、熱いお湯と冷たい水に交代で入る交代浴もお勧めです。とても血行が良くなりますし、よく眠れます。但し、私の経験では翌日にダルさが残ることがあるので、登板前日は控えたほうが無難です。
次の登板まで日数がある場合は、ブルペンに入ることがあると思いますが、質問の内容からすると他に投手がいないようなので、まずは元気な状態で試合のマウンドに立つことを優先したほうがいいでしょう。前回登板で何か不安が生まれたりするとどうしてもブルペンの球数が増えてしまいますが、登板間に投げ過ぎるとあまりいいことはありません。投げ込みや、課題克服の為のブルペンは、リーグ戦期間以外に行うほうが無難です。
切れを出したい場合は、足に不安がないのなら、ダッシュやトレーニングで対応します。
リーグ戦中でも中3日以上開く場合は、しっかりと走る日を設定したほうがいいでしょう。足が弱ると全てが狂います。但し、連投や中1日といった強行日程の場合は、疲れを抜くのを最優先して下さい。
プロ野球の場合、トレーナーなどがしっかりとケアをしてくれますが、それ以外は同じです。疲れを残さない為には、栄養や睡眠などの当たり前のことの質にこだわっていくしかありません。
また、色々なことを試してみて、その結果と感触をしっかりと記録して、自分なりの疲労回復方法を見つけ出す努力も必要です。頑張って下さい!
広島は急に暑くなりました。この暑さに誘われたのか、息子が飼っている(実際の飼育係は私)カブトムシ4匹のうちの1匹が蛹から成虫になりました。
私は、松原トレーナーの置き土産のランニングメニューのおかげで、今日はすごい筋肉痛です。体が動きません・・。しかし、これを乗り越えれば強くなるはず。私の筋肉も強くなる為に、今、殻を破る時なのかも知れません。うちのカブトムシのように・・。
いずれにせよ、今日はハードなメニューを減らして、できる範囲の練習をして切り上げました。明日になれば体は大丈夫でしょう。
これまでは基本的に1日置きにキャッチボールを行ってきましたが、明日から2日間は連投予定です。2日で300球程の球数に肘が耐えることができるか。慎重に見極めていきたいと思います。
それでは、今日も質問コーナーです。
(Q)現役選手には、カープOBの方とどれくらい会う機会があるのか?
解説などの仕事をされていないOBの方と交流する機会はあるのか?
(A)言われてみるとOBの方々と交流する機会はほとんどありませんね。
グランド上で解説の仕事をしている人と会ったり、飲食店を経営されている人のところへ行ったりする時以外はあまり会う機会がありません。
大学の時は、リーグ戦前に激励会があって、OBの方々から有り難いお話を聞く機会に恵まれていました。時には、長嶋茂雄さんや大沢(親分)さんら憧れのプロ野球OBの方々も出席されていたので、とても大きな刺激になったものでした。
プロの世界にもこういった会があったら、面白いかも知れませんね。
昨日、今日と由宇練習場に行きました。
いよいよ日差しは強く、夏の足音がもうすぐそこで聞こえそうです。梅雨前線はだいぶ南下したままのようですね。その影響で沖縄地方では雨が降り続いているようですが大丈夫でしょうか?
キャッチボールは昨日、最長30メートルくらいの距離で120球投げました。状態は変わらずです。ここで「前進しました!」と報告できないのが歯痒いし、悔しいです。この壁を乗り越える為に努力を重ねるしかありません。練習後は、当初からの予定通り、患部の炎症を抑える注射を打ちに行きました。従って今日はノースロー。明日はキャッチボールを行います。
日曜日から、3軍の松原トレーナーがアメリカに出張でいません。この間に、激し過ぎるトレーニングも一息ついて体力を回復できると考えていたら大間違い。しっかりと置き土産をしていってくれました。もうひとりのトレーナー西村に残していったトレーニングメニューは普段以上のもの。特に今日の「鬼の階段連続30往復」をこの高温の中で行うのは過酷過ぎました。一緒に走った梅津は、ふくらはぎが痙攣して動けなくなりました。今もバスの隣の席で顔をしかめています。まあ、たいしたことはなさそうですが。
私は、体力に関しては手術前の状態に完全に戻りました。これは、胸を張って断言できます。これから、この厳しいトレーニングを続ければ上積みも期待できそうです。土台はできました。あとは、肘の状態を上げるのみです。
それでは、質問コーナーです。
(Q)高校野球では炎天下での連投は当たり前だが、プロでは先発の連投はない。その違いは?
(A)高校野球は大会が終われば、次の大会までの期間に休養することができますが、プロの場合、半年以上に及ぶ長いシーズンを戦い抜く必要があります。長いシーズンを一番良い状態で投げつづける為に、現在のような登板間隔が一般化しました。
高校野球では、負ければ終わりというトーナメント大会の性質上、エースの連投が半ば常識化してしまっていますが、いくら若くて回復力があるとはいっても、故障のリスクを考えると、あまり無理はして欲しくありません。
何人かの投手でローテーションを組んで勝ち上がることができれば理想的ですが、なかなかそうはいかないでしょう。
プロ野球の投手でも、先発で連投することはもしかしたら可能かも知れません。しかし、1試合目より2試合目、2試合目より3試合目と確実にパフォーマンスが落ちますし、その後のダメージで長い休養が必要になるでしょう。そう考えると連投させる意味が見出だせません。下位打線にも強力な打者が並ぶプロの世界においては1試合投げ切るには想像以上に心と体のスタミナを消費するものなのです。
昨日の西武ドームの試合は壮絶でした。
大野練習場からの帰りの車中でラジオをつけると、ビジターの試合とは到底思えないボリュームのカープファンの大声援が聞こえてきました。試合は延長戦に入っていました。
このブログでも何度か話したことがありますが、埼玉出身の私は子供の頃、西武球場に足しげく通い、プロの迫力のあるプレーを観戦することによって、プロ野球選手への憧れを強めていきました。そんな私にとって西武球場(現ドーム)は今でも特別な場所です。
その場所で、仲間が熱く戦っていました。
延長10回、東出がヘッドスライディングで1塁へ。内野安打!沸き起こる大歓声!私はこの時点で胸が熱くなってきました。
そして、代打末永。勝ち越しタイムリー!まさに地鳴りのような大歓声!この瞬間、目頭が熱くなりました。
色々な感情が交錯しました。何故涙が出たのか正確には分かりません。
「こんなに熱い応援をしてもらえるチームの一員で良かった。」
「今年こそ自分も思い出の球場でみんなと戦いたかった。」
誇り、喜び、悔しさ、不安・・。まさに色々な思いがこの瞬間、私の中を駆け巡ったのでした。
しかし、ラジオを通して聴いた西武ドームの大歓声が、私の復帰への意欲の炎をさらに大きなものにしたのは間違いありません。
「大歓声の中でまた投げたい!いや、絶対に投げるんだ!」
心の底からそう思いました。西武ドームでカープを応援して下さった皆様から勇気をもらいました。本当にありがとうございました。
今日のキャッチボールの距離は最長33メートル。今までの最長が30メートルなので、3メートル更新しました。わずか3メートルの進歩ではありますがこれが私の気持ちを明るくさせます。
今日でちょうど術後2ヶ月。リハビリを担当してくれている松原トレーナーや同じような手術の経験のある澤崎コーチによれば「とても順調」とのことです。これからの1ヶ月で、できればブルペン入りのめどを立てたいと自分では考えています。
それでは、今日も質問コーナーいきます。
(Q)先日の仙台から札幌への移動は雨天中止の関係で移動日がなくなりましたが、あのような時はチームはいつ移動するのか?そして、仙台で投げた先発投手も一緒に札幌に向かうのか?
また、寒い地域で試合を行う時、投手の準備の仕方は変わるのか?
(A)6月1日に仙台でナイターを行い、翌日に札幌でナイターを行った際の移動についての質問ですね。
この場合は、1日の試合後には、移動手段がないので、2日の午前中に札幌へ移動します。そして、宿舎でユニフォームに着替えて、ミーティングをしてバスで試合会場へ向かいます。なかなかハードな1日です。私達はこんな日程を「移動試合」と呼んでいます。そのまんまですが・・。ちなみに、野球道具などの荷物は「荷物車」と呼ばれるトラックに積み込まれ、1日の深夜に仙台を出て、翌日の午前中に選手より一足先に札幌に到着します。
移動試合の日は、ナイター明けにも関わらず早起きを強いられますし、移動もあります。その上、夜は試合です。正直、体はだるいし、辛いです。できれば、そんな日は前日に先乗りをして万全の態勢を整えていることが多い先発投手に1イニングでも多く投げて欲しいと願うものですが、出番があれば頑張るしかないのです。言い訳は許されません。ブルペンの投手はそういった面でも強くならねばいけません。もちろん野手も同様ですが。
セ・リーグの中では地理的に移動の多い広島の選手は、移動に強くなければ務まりません。
質問に戻ります。このケースで仙台で投げた先発投手はどうするのでしょうか。札幌へ行っても投げることはないですし、ベンチ入りする可能性も低いですね。こんな時は、広島に戻って3軍と一緒に汗を流すケースが多いようです。
最後の質問について。寒い地域での試合では、いつも以上にストレッチなどの準備運動を多めにして体をよく温めるようにします。ピッチングに入る前の軽めのキャッチボールの数も自然と増えてきます。
中継ぎとしてブルペンで待機している時もイニングの合間にダッシュを繰り返したりして、体を温めます。冷え切ってしまうと再び体を投げられる状態にするのに時間が掛かりますからね。
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