2009年12月アーカイブ

皆様、何かと忙しい時期ですがいかがお過ごしでしょうか?
私は、25日から既に本格的に「始動」しています。そして、今日が最初の休日です。子供達と温水プールへ行って遊んできました。
このオフも継続的に練習をしてきたので、本格始動とは言っても大きくは変わりません。キャンプインへ向けてランニングメニューを変更したくらいです。
むしろ気持ちひとつの部分もあります。
ただ、例年どうしても運動量の落ちてしまう年末年始をしっかりと練習することにより、年明けの体起こし的な数日間を無くして、2月1日への準備期間を少しでも長く確保するという決意の表れです。
次の休日予定は新年2日。明日からの4日間も少しずつ練習強度を上げていきます。手術を経験した以上、今までと同じでいいわけがありません。日程的に余裕を持たせた上で練習を進めていきます。

子供達が寝静まるのを待って、サンタさんになりました。
目を覚ました時の子供達の笑顔が楽しみです。
メリークリスマス。

寒いですね。木曜日に所用で安佐南区の方へ行ったら雪が積もっていました。
この気温の中でのキャッチボールはなかなか大変ですが肘は元気です。
先日はマツダスタジアムでまず東出とキャッチボール。その後、フォーム確認の為にネットピッチ。ウエイトトレーニングとランニングを挟んで、相手がいなくて寂しそうにしていた齊藤と再びキャッチボール(声を掛けた時は本当に嬉しそうでした)。
強度はさほどではありませんが、合計の球数は300は越えていたと思います。一時は相当低下していた肘のスタミナが戻ってきたことを実感しています。
また、普段あまり組まない相手とのキャッチボールはいろいろな発見があって面白いですね。
まず東出。彼は高校時代投手だっただけに変化球が多彩です。あまり意味がないですが・・。
何も言わずにいろいろな変化球を投げてきて受け手の私を揺さぶります。
そして、私が少しでも驚いた顔をすると嬉しそうに笑います。
ただ、いい球を投げます。一時期スローイングで悩んでいたのが嘘のようです。凄い努力と精神力で乗り越えたのでしょうね。
特に、独特の握りで投げるカーブはお世辞抜きで絶品でした。投手としてはちょっと悔しいですが、握り方を教わりました。いいものはいいですからね。参考になりました。
次は齊藤。考えてみると彼も福井県出身ですね。
その日、福井県外で福井県出身の人2人とキャッチボールをしたのは、日本中探しても恐らく私だけではないでしょうか。だから何なんだという感じですが・・。
そういえば外野では、ユニフォームを着た天谷が何かの撮影の為にフェンスに登ってポーズを決めていました。そう、彼も福井県出身です。
考えてみるとカープは福井県人率が高いです。横山もいますし。
齊藤の話に戻ります。彼はやっぱり球持ちがいい(球を前で放せることをこう表現します)。
実際に受けてみるとよく分かります。
右足を踏み出す際に、左足(軸足)の付け根がなかなか受け手からは見えてきません。後ろの腰をぐっと前に送り込んで来ます。ちょっとわかりにくいですが・・。
軸足の使い方、参考になりました。
あと涼しい顔をして彼は負けず嫌いです。
キャッチボールの最後に、ミスをした方がジュースをおごる約束でケンカボール(フットワークを使い、捕球してからできるだけ早く相手に返球する野手がよく行うキャッチボール)をしたのですが、永遠に続くのでは!?と思うほどお互い譲らず、最後はもう2人ともバテバテでした。
普通、そこまでいったら諦めるか、遠慮するでしょ。歳いくつ違うの?
それでも齊藤は喰らいついてきました。いつまでも・・。
最後は・・負けてあげました。まったく、若い奴に自信を持たせるのも大変です。
あっ!いけない、いけない。これじゃあ鈴川の負け惜しみと同類ですね。
今年最後の更新を負け惜しみで締めくくった鈴川くん。せっかく前半部分はいいこと書いてあったのに。
その姿勢が君の成長を妨げますよ。きっと。

広島地方はすごく寒くなってきました。
風が冷たいです。今までが暖かすぎたとも言えるでしょうが、いよいよ本格的な冬が来たことを実感しています。皆様がお住まいの地域はいかがですか?
自主トレは順調に進んでいます。トレーナーの指示通り、今年のオフは強度は抑えていますが、キャッチボールを2日に1回くらいのペースで続けています。
これが、2月1日をいい形で迎える為の最善の策であると思っています。
投球を長く休んで、いわゆる「投げ始め」を作ってしまうことが、肘にとって良くないと判断したからです。
今後も年明けくらいまでは今の強度、今のペースでキャッチボールを続けていきたいと思います。
さて、話しは変わりますが、今日はカープの新入団選手の入団発表が行われました。
今年もそれぞれの選手がそれぞれの抱負を述べたようですが、何かインパクトのあることを言った選手はいたのでしょうか?
私達の時は、ドラフト3位入団の矢野修平(宮崎・高鍋高出身)が将来の夢を問われ、これから入団するのにも関わらず
「農業をしたいです。」
と答えて一同大爆笑だったのを覚えています。そんな彼は、今は農業ではなくソフトバンクでトレーナーをやっていますが。
私は、マイクを渡されてハキハキと模範解答をしたことを覚えています。
入団発表が終わってから同期のみんなに
「落ち着き過ぎていて怖い。」
と指摘されました。「入団への道」の中でも触れましたが、紆余曲折を経て辿り着いたあの日の喜びは今でも鮮明に覚えています。
あれから11年が経ちました。
あの日に誓った「その日一日に全力投球」する姿勢は今でも失われていないと思います。
入団発表の時に誓ったように、今後も夢を大きく持ってそれに向かって努力していきたいと思います。年齢を重ねたからといって小さくまとまる必要はないですからね!

昨日のトークショーにはたくさんの方々に足を運んでいただきました。
本当にありがとうございました。
横山と共に好き勝手に喋っていただけでしたが、楽しんでいただけたでしょうか?
集まっていただいた方々が、私達のことを本当によく知っていて、難しいクイズを出題しても簡単に答えてしまうのでびっくりしました。
トークショーの中でもお話ししましたが、応援して下さる方々の為にも、苦しんだ今年の分も来年活躍します。
午後は、河内の披露宴に出席しました。
新郎、新婦、そして、両家の方々の人柄の良さが反映されたとても温かい雰囲気の披露宴でした。
特に河内のお父さんが両家を代表して行った挨拶の中で
「プロ野球選手としてマウンドで投げている姿を見ないまま結婚を決意して下さったまどかさん(新婦)に感謝しています。本当にありがとうございます。」
と話したことに私はとても感動しました。
ライバルではありますが、今年、長い間3軍で同じ時間を過ごし、共に怪我からの復活を目指す者として切磋琢磨して頑張っていきたいです。
今日は、同期入団の井生の結婚式です。
下積みが長く、苦労してきた姿もたくさん見てきたので、この門出の日をしっかりと祝福してきます。

マツダスタジアムと大野練習場での自主トレを続けています。
目標は、まずは2月1日を何の制限もなく投げ込める状態にすること。
秋のキャンプではフルメニューをこなすことの難しさを知りましたが、春はその全てのハードルを越えなければチーム内での争いに加わることができません。
引き続き、多くの球数、そして、連投に耐えうる強い肘を完成する為にトレーニングに励みます。
その上で、カットボールの習得やフォームの変化で打者を崩す技の習得を目指していきたいと思います。
話しは変わりますが、昨日、帰国しているドジャースの黒田と食事をしました。このオフになって3度目の機会となりましたが、やはりメジャーでの経験談は興味深いことばかりです。
今年は、開幕投手を務めて勝利を収めたものの、度重なる怪我によって戦列を離れるなど、本人にとってはとても悔しい1年であったはずです。
しかし、様々な苦労も含めて明るく話しをする姿から、メジャーリーガーのプライドを感じます。
また先日、マツダスタジアムでたまたま一緒になった時に驚かされたのが、練習に取り組む姿勢です。
ひとつひとつのトレーニング動作をこれでもかというくらいに丁寧に、そして、意図を考えながら行っています。
カープに在籍していた頃も、タイトルを取るようになった時期からこういった姿勢が見られるようになっていましたが、メジャーで2年を過ごしてさらにその姿勢に磨きがかかっています。
時間的には猛練習をしているというイメージはありません。
ただ、この男の練習は極めて質が高く、全てが投げる動作の向上に結び付いています。
全く無駄がありません。
先日も、腹筋運動をするのに、何やらトレーナーと話し合いながら、今まで聞いたことをないような部位を意識して力を込めながら行っていました。
どうやら最先端をいく理論に基づく腹筋運動のようでしたが、良さそうなことには貪欲にチャレンジしています。
こういった姿勢で練習に取り組んでいくうちに、「体と対話ができる」選手になっていくのですね。
このタイプの選手は、自分でその日、体が求めているトレーニングを感じ取ることができます。
そんな選手がうちのチームにもいます。横山です。この男のトレーニングも言い方は適切ではないのかも知れませんが、見ていて楽しい。
それぞれのトレーニングに、ちょっとしたアレンジが加わっています。全て体からの要求に従った結果なのでしょう。
残念ながら、私はこういったタイプではありませんでした。
「苦しいことをたくさん行えば強くなる」と考えている傾向があり、ただ、ひたすら厳しいトレーニングをしてその疲労感に満足してしまっていた部分がありました。
ただ今年の春、肘の手術をしてその後、長い間3軍に在籍してトレーニングを積んだことによって、私も遅ればせながら「体との対話」を試みるようになりました。
まだ時々、対話がうまくいかない時もありますが、常に体に語りかける姿勢は身につきました。
手術をしたことによって身についたこの姿勢で、私の体の動きは少しずついい方向に向かっていると実感しています。
特にバランス面での向上が顕著で、この秋の時点で懸案だった投球の際の踏み込み足のぐらつきが無くなり、安定感が出てきたことを実感しています。
今後も、黒田、横山を見習って私も質の高い「考えた」トレーニングを続けていきたいと思います。
明日は、11時から「ゆめタウン広島店」(広島市南区)で横山とトークショーをします。
昨日、その話しを黒田にしたら、
「トークショーをしている横で即席サイン会を開いて誰も広池さんの話しを聞かんようにしてやる!」
なんて言ってましたが・・。確かに黒田が突然現れたら誰も話しを聞いてくれないでしょうね。現れないことを信じて頑張りたいと思います。

48年会が終わり、心地よい疲れを感じながら新幹線の座席に座っています。
小笠原(ガッツ)、三浦大輔(番長)、黒木(ジョニー)、カツノリ・・。いろんな人といろんな話しをして刺激を受けない訳がありません。
ただ、参加者が少ないのが気掛かりです。12月上旬は時期的にイベントが多く多忙な時期であること。年齢的に現役を引退する人が増えていることがその理由となっているようですが、年に一度、球団の垣根を越えて同級生が集まることは、非常に意義深いことであるので、何とかもう少し積極的に参加して欲しいです。現役であるかそうでないかは全く関係ないのですから。
同時開催の40年会は相変わらず集まりがいいです。
小宮山さんが今季限りで引退されたので、現役は山本昌さんだけになりましたが、古田さん、渡辺久信さん、星野さん、水野さん、村上さん・・。みんなオーラがありますね。毎年圧倒されるのと同時に、本当に団結力の強い年代だなぁと感心させられます。
そういえば、山本昌さん。今朝は誰よりも早くゴルフ場に入り練習場で打ち込みを行っていました。
どんなことにも全力投球する昌さんとしては当然の行動なのでしょうが、この姿勢が長い現役生活を支えているのは言うまでもありません。
その姿に触発されて一目散に練習場に向かった古田さん、小宮山さんもさすがです。
スタート時間を聞き間違えて、その時を練習場で迎えたカツノリもある意味さすがです。
中日や横浜などで活躍した門倉。彼は今、韓国で活躍しています。今年の春はメジャーのキャンプに参加して、視察したジョニーが言うには「もの凄い球」を投げていたそうですが契約には至らず、活躍の場を韓国に求めました。
昨日からゆっくりと話しをする機会に恵まれて、いろんな苦労話を聞きました。韓国のプロ野球事情にも理解を深めることができました。
話しの中で何度も門倉が口にしたのは、
「いい経験をさせてもらっている。」
という言葉。私もその話しを聞いてそう思いました。同郷の同級生は、この一年の経験を経て本当に大きくなっていました。
その門倉が昨日、40年会の先輩方から命名されたあだ名が「フランスパン」。その長い顔立ちがそれを連想させたようです。
しかし、今日のラウンド中に何を間違ったのか私が門倉を「メロンパン!」と呼んでしまい、それを機に一日であだ名が変更されることに。
可哀相に似ても似つかない「メロンパン」の愛称に
「俺はそんなに丸っこくないし、かわいい感じでもないし、甘い感じもしない。」
と本人は戸惑っています。門倉、ゴメン。みんな忙しいから今度集まる時には忘れてるよ。きっと。

もう12月6日ですか!?
この時期は本当に時が過ぎるのが早いです。12月に入ってもう6日も経っているなんてちょっと信じられません。
プロ野球選手にとって今の時期は、イベントなどが目白押しで忙しい反面、精神的にいちばんゆったりとできる時ではないでしょうか。
精一杯戦ってきた選手には、思い切りリラックスする時も必要でしょう。そうしなければ、身も心ももちません。
しかし今年、大半を3軍で過ごした私にとっては、例えこの時期であっても完全にスイッチを切ってオフモードに突入することはできません。
繰り返しますが、リハビリは継続することが何より大切なのです。
楽しいオフを過ごしたいのなら、シーズン中に働くしかないのです。
しかし、こんな私にも応援してくださる方がいますし、お世話になっている方もいます。
そういった方々と食事をしたりするのも、今の時期しかないのもまた事実です。それと、家族との時間も欲しいです。
そうすると、やはりなんだかんだであっと言う間に時は過ぎ去ります。
話しは変わりますが、肘の状態はとてもいいです。だいぶ寒くなってきましたが、それでもいい状態が続いているのが嬉しいです。
先日、手術後からずっと私の肘のリハビリをしてくれた3軍の松原トレーナーから、
「肘の回復度がまた1ランクアップした。」
とお墨付きをもらいました。肘に関しては、今のトレーニングを続けていけば大丈夫だという自信を深めました。
ブログの更新の間隔が開くと、その間にいろいろなことがあって、いろいろなことを伝えようとすると何から書いていいか分からなくなってしまい、今日は結局何が言いたいのか分からなくなっていますが、要するに、おかげさまで毎日元気に過ごさせてもらっていますということです。
今日は、入団以来どんな時もこれだけは外していない年に一度の「プロ野球48年会」へ行ってきます。いろいろなチームの同級生との会話が楽しみです。