2009年7月アーカイブ



昨日、今日とノースローにしてリハビリと治療を行い、肘の回復に努めています。できれば日曜日にブルペンでの投球練習を再開したいと思います。
今日は練習後、同じく3軍で調整中の篠田と共に、練習場から6キロくらい離れたところにある神社までランニングをして「怪我の回復」を祈願した後、その神社の裏にある滝(写真添付)に打たれて来ました。気分転換の意味合いも含めてトレーナーが提案してくれたのですが、激しく体を打ち付ける冷たい水が、悪いものを流し去ってくれたような感覚があり気分は良かったです。
それでは、質問コーナーです。
(Q)広池さんは、ドミニカのカープアカデミーにいたことがあると聞きましたが、そこはどんなところなのですか?
(A)素晴らしいところです!少し暑いですけどね。もしよろしければ、「入団への道(5)」(昨年4月28日更新)をご覧下さい。

思うようにいきませんね・・。
前に進みたいのですが、気持ちばかり先走って実現できません。ブルペンでの7割くらいの投球で足踏みです。
幾つかの壁はあったものの、ここまで総じて順調に来ましたが、ここのところ肘の状態が上向かないので、数日間、ノースローにしてリハビリとトレーニングに専念してステップアップを目指すことになりました。数日間というのが、2日なのか、3日なのか、それともそれ以上になるのかは分かりませんが、最善を尽くしたいと思います。
この判断によって状態が上向き、8月10日くらいまでに全力投球を実現するのが今の私の目標です。
それでは、質問コーナーです。
(Q)よく公園などで投球練習をするのですが、昨日まで良かったのに、今日はスピードも切れもなく全く駄目といった状態の繰り返しです。
プロ野球の投手でもこういったことはあるのでしょうか?
また、好調時のフォームをどのように体に記憶させていますか?
(A)「ピッチングは生き物」です。
ちょっと気を抜いていい加減に投げた数球のキャッチボール、体のちょっとした痛みをかばって投げた数球のピッチングが原因で、それまで良かったフォームが一気にその姿を変えてしまうことがあります。好調を維持するには、強い集中力が必要です。
プロの投手であっても好調を長い間維持するのは難しいものです。
どれだけいい投手でも、長いシーズンのどこかでフォームが乱れることはあると思います。しかし、その乱れを最小限に食い止め、それなりの結果を出せる技術を兼ね備えているのが一流の投手です。
好調時のフォームを記憶する為には、いい状態のフォームで投げ込んで体に覚えさせるのが一番ですが、その時の感覚をしっかりと記録しておくのもよいかも知れません。
どんなに細かいことでも気付いたことがあればしっかりと書き留めておきましょう。また、フォームのことだけでなく、どんな練習をして、どんな気持ちで投げたら調子が良かったかなども記録しておいてもいいと思います。
フォームを崩した時に読み返せば、大きなヒントとなると思いますし、自分なりのチェックポイントが確立されていく可能性があります。
いい投手は、自分なりのフォームのチェックポイントと、不調を抜け出す為の引き出しを必ず持っています。
また、可能なら好調時のフォームをビデオに録っておいて、必要な時に観てイメージ作りに役立てるのもよいと思います。

降り続ける雨が、いろいろな面で私の肘の回復の妨げになっているようです。
もちろん、雨の他にも原因はあるとは思いますが、練習場所の制限、そして、この湿気は歓迎できるものではありません。昨日、僅かな止み間を縫って新しい球場でのオールスターが無事に行われたのは救いでしたが・・。
天気のことなので、何を言っても仕方ないですが、そろそろ梅雨明けを望みます。太陽の下でペースアップして、まずはストレートを全力投球できるところまでいきたいです。
中国地方では、山口県を中心に、この大雨が災害を引き起こしています。災害に遭われて亡くなった方々のご冥福をお祈りすると共に、これ以上被害が出ないことを心から願いたいと思います。
それでは、質問コーナーです。
(Q)一、二番打者がイニングの先頭打者の時、彼らはホームランを打つことよりも、フォアボールで出塁することのほうが評価されると言われますが、それは本当でしょうか?
確かにビッグイニングにつながる確率は上がるかも知れませんが、それでもホームランで点を取るほうがいいような気がするのですが。
(A)私もホームランのほうがいいと思います。
先頭打者のフォアボールでは点は入りませんが、ホームランはそれだけで1点です。
一、二番タイプの打者でも結果としてホームランになるのは大歓迎だと思います。
ただ、長打狙いで打撃が荒くなることは打順の構成上避けて欲しいですね。
求められているのは、あくまでも、出塁すること、球数を投げさせること、進塁打を打つことです。
一、二番タイプの打者がホームランを打って戻ってきて、ベンチ前で出迎える監督が苦笑い・・。なんて場面がごく稀にありますが、これは、その打者がホームランの魅力にとりつかれて本来の役割を見失うことを危惧しているだけで、監督も嬉しくない訳ではありません。もちろん評価(査定)もフォアボールよりも高いでしょう。

オールスターですね。「前半戦終了」です。よくこういった言い方をしますが、実際はとっくに1年の半分を戦い終わって、ファームに至っては、その「後半戦」と言われる公式戦は20試合余りです。
まさかここまで、1軍、2軍を問わず、公式戦未登板で来るとは夢にも思いませんでした。
何とか、今季のうちに肘を治して復帰したい!今までも努力を重ねてきたつもりですが、目標達成には更なる強い意志で現状の打破に努める必要があると感じています。やるしかありません。
質問コーナーいきます。
(Q)試合中にベンチにいるのは、監督、コーチ、選手、通訳以外どんな人なのでしょうか?
(A)それ以外では、相手の分析をするスコアラー、そして、選手が怪我をした時に駆け付けるトレーナーがベンチにいます。
質問文の中にあったアスレチックトレーナー(選手のランニングやトレーニングなどを担当するトレーナー)は、試合前のウォームアップの時までは、グランド上にいますが、試合中はベンチ入りしません。

今日は日食でしたね。広島地方は、皆既日食とはいきませんでしたが、午前11時頃には太陽の8割以上が隠れる日食を観ることができました。
練習中に空を見上げると、ちょうど薄曇りで絶好の日食日和。サングラスを3つ重ねて、一緒にいた河内、梅津、篠田、マエケンらと「すげっー!」とか言いながら日本では何十年ぶりと言われる天体ショーをしばしの間楽しみました。次、日本で皆既日食が観られるのは2035年ですか!?自分を含め、みんな何をしているのでしょうね。
肘のほうは、状態変わらずです。良くも悪くもなく、それでもギリギリ順調な範囲で推移しています。
明日は、球数か強度のどちらかで前へ進みたいと思っています。
それでは、質問コーナーです。
(Q)よく投手が打ち込まれた時に、「癖が見破られている」といった話になることがあります。当然、素人には分からないくらいのものですが・・。
広池さんは「癖」で苦労したことはありますか?
(A)大きな苦労をしたことはありませんが、低めのストライクからボールになるいい変化球を平然と見送られたり、いいコースに決まった球をどんぴしゃりのタイミングで打ち返されたりすると、何か「癖」が出ているのでは?と疑心暗鬼になることがあります。
一度それが気になると、とても投げづらいものなので、投げる球種によって、グラブの中でのボールのセットの仕方や、その際の手首の角度、グラブの角度など、初歩的なところで違いが出ないように、何度もサインが決まってからボールを握るまでの練習を鏡の前で行ったりしました。
時には、スコアラーと自らが投げている映像にかじりついて、球種による違いがないかチェックしたこともあります。
結局のところ相手に癖が分かって打たれたのか、ただ普通に打たれたのかは、相手が教えてくれるはずもないので定かではありませんが、常に癖が出ないように努力はしています。

広島地方は凄い雨です。梅雨末期の最後の追い込みでしょうか。程よい雨は必要なのですが・・。あまり雨が続くと、練習場所が室内練習場に限定されます。二軍も雨で由宇に行けなければ、多くの人数が同じ室内練習場内に集中してしまいます。練習メニューの変更を余儀なくされることのないように、そろそろ梅雨明けの便りを期待したいところです。
肘の状態は平行線です。ただ、投げる球数が少しずつ増えているので、やや明るい兆しの見える平行線といった感じです。明日も球数を増やして、投げるスタミナの回復に努めたいと思います。
それでは、質問コーナーです。
(Q)球場によってブルペンがある場所はそれぞれ違い、マツダスタジアムやドーム球場のように、スタンド下にあるもの、神宮や地方球場のようにファールグランドにあるもの、西武ドームやスカイマークスタジアムのように、ファールグランドと客席の間にあるものと様々ですが、広池さんはどのタイプのブルペンが好きですか?
(A)私は、神宮や西武ドームなどのように、ブルペンが外にあるところのほうが好きです。試合の雰囲気を感じながら準備ができて、試合にすんなりと入ることができるからです。
ドーム球場などのスタンド下の空間にあるブルペンは、閉鎖的で想像以上に静かです。試合展開はモニター画面を通じて知ることができますが、ブルペンと試合のマウンドの雰囲気の違いが凄いので、慣れないと試合のマウンドで舞い上がって力んでしまうことがあります。
そんなこともあって、私は入団当初はドーム球場があまり好きではありませんでした。さすがに年数を重ねて苦手意識はなくなりましたが。
私のように、外のブルペンを好むのは少数派なのかも知れません。観客の目を気にせず準備ができる閉鎖的なブルペンのほうが好きだという意見をよく耳にします。
マツダスタジアムのブルペンは、スタンド下にありますが、工事中の時期に一度視察しただけなので、実際の雰囲気はわかりません。早く投げてみたいですね。リハビリ頑張ります。

この2日間は、前進がありませんでした。強度を上げようと思いましたが、肘の状態がそれを許してくれませんでした。
「またか!」といった感じです。非常に悔しく思っている私とは対照的に、トレーナーやコーチは冷静です。ここのところいい感じで前進してきたので、そろそろまた平行線の時期があるのは当然のことと捉えているようです。
悔しいですが我慢して、やるべきことをやり、次のステップアップの時期を待ちたいと思います。
それでは、質問コーナーです。
(Q)プロ野球の世界では、「壁を越える」とか、「自分の殻を破る」といった表現で、ひとつ上のレベルの選手になることを表現することがありますが、どんなことがきっかけで選手は、壁を越えたり殻を破ったりするものなのですか?
(A)他人からの助言、環境の変化、チーム内での立場の変化、危機感、開き直り、その他様々な要因によって自身の考え方が変わり、それによって野球への取り組み方が変わり、その結果、試合で結果が出て、周囲の評価が変わった時に、「壁を越えた」とか「自分の殻を破った」などと表現されることがあります。
中学生の時以来、投手経験がないまま、ドミニカ共和国での野球留学を経てプロ入りした私の場合、今思えば入団当初は、速い球を投げるだけで投手として素人同然でした。何せ、投げられる変化球はスライダーのみ。プロの投手なら、自分の左にゴロが飛んだら無意識に走るベースカバーも、ちょっと打者に集中すると忘れてしまうような状況でした。
そういった意味で私の場合、ややレベルは低いですが、「素人同然のレベル」から「プロ並み」への間の壁を打ち破った経験はあります。
入団3年目。1軍でもファームでもショートリリーフ専門だった私が、突然、ファームで先発ローテーションを任されるようになりました。
それは苦しかったです。球種が少なく、力任せに投げ込むだけの投手にファームとはいえ長いイニングは務まりません。
打ち込まれる日々が続きました。
「迷惑を掛けっぱなしだ。守っている野手に申し訳ない・・。」
先発すること自体に気が進まないこともありました。こんな気持ちでマウンドに立っていては、結果が出るはずがありません。ローテーションから外されるのも時間の問題かと思われましたが、その後も私は先発のマウンドに立ち続けました。
「これは、もう逃げられない。何とかしなければ・・。」
結果に関わらず先発の機会を与えられたことで、マウンド上での気持ちが変わってきました。
こうして、私は、試合の中で、長いイニングを投げる為に、力配分や打者のタイミングを外す変化球を覚えていきました。チェンジアップやシュートを習得したのはこの時期です。
その後も3年ほど、ファームにいる時は先発ローテーションを任されることになり、ファームの投手タイトルを全て獲得しました。
以前はファームでも未勝利だった私が、幸運にもローテーション投手としての立場を与え続けられたおかげで成長しました。少なくても「素人同然」ではなくなり、一軍でも勝負することができる「プロ野球選手」になりました。これが、私が、自分なりのレベルではありますが、ひとつの「殻を破った」時だったように思います。
未熟な私に、チャンスを与え続けてくれた当時の首脳陣に感謝です。
そして、未だ越えることができない、より高い壁を越える努力をこれからも続けます。案外、今回の肘の手術によって経験した、みんなと一緒に野球ができない苦しい日々が、そのきっかけになるのではと思っています。

術後初ブルペンの翌日(昨日)もブルペンに入って立ち投げ(捕手を立たせたままの投球練習)を行い、今日は、ノースローでリハビリと治療を中心とした練習を行いました。
ブルペンでの連投後も、肘は期待通りの回復を見せているので、明日以降、ブルペンの中で投球の強度を上げていきたいと考えています。
それでは、質問コーナーいきます。
(Q)私は投手をやっていますが、打者から見ると、タイミングを取りやすいと言われます。
そこで、あのランディ・ジョンソンのように、足を先に始動させて、テイクバックに入るのを遅らせる投げ方にして、タイミングを取りにくくしようと思いますがどう思いますか?
(A)ランディ・ジョンソンの投げ方は、体の反動を使うことができないので、試してみると、もの足りなさを感じることもありますが、逆に言うと余計な動きが制限されて、軸のしっかりとした、腕が適正な軌道を通りやすいフォームであると言えます。
踏み出すほうの足を上げてから、一度下ろして前に踏み出す動きがありますが、この時に、バランスを保つ為には、軸足の強さ、粘りが必要になります。それがないと、上体がふらふらしたり、それを防ぐ為に余計な力が入ったりするので、リリースの時に力を集約できなくなり、強い球が投げられません(ランディ・ジョンソンのフォームを知らない方はイメージしにくいですね。すみません・・)。
ただし、それをクリアできれば、このフォームは、始動して足を踏み出してから、実際にボールをリリースするまでの「間」があるので、打者からするとタイミングを取るのが難しいはずです。打者は投手の踏み出し足が自分のほうへ向かって来ると、打つ態勢を作ってしまうので、その後の「間」によって心も体も突っ込まされてしまうのです。このようなフォームは、「腕が遅れてくるフォーム」と形容されることがあります。以前、カープで先発でも抑えでも活躍した左腕、ジョン・ベイル投手はその典型だったように思います。
例えタイミングを取りやすいフォームでも、自分の投げやすいフォームで投げて、配球、コントロール、気合いで勝負するか、タイミングを取りづらいフォームに変えて、多少投げづらくても、打ちづらさで勝負するか。そこは、試合での結果で判断するしかありません。



今日、由宇球場で術後初のブルペンに入りました。
約45メートルの距離で軽い遠投をした後、ブルペンに入って捕手を立たせたまま50球。ストレートのみを6割くらいの力で投げました。
3月以来の久しぶりのブルペン入りだったので、もっといろいろな感情が出てくるかと思いましたが、案外すんなり、ごく普通にその場所に溶け込むことができました。
出来はまずまず。最初の30球は、バランス良く、指に掛かった球を投げることができました。後半の20球は、最後の一押しをボールに与えられない場面が出てきましたが、大崩れすることなく予定の球数を投げ切ることができました。術後最初のブルペンとしては良かったように思います。肘のスタミナは、これから球数を増やしてつけていきます。
当初の予定より1週間ほど早いブルペン入りですが、投げた後の肘の状態も今のところ良好なので、明日も遠投をした後、余力があればブルペンに入りたいと思います。
久しぶりに添付した写真は、ブルペンでの投球練習の様子です。手術以来、リハビリをしてくれている松原トレーナーが撮ってくれました。これからが大事なことも理解していますが、まずは、順調にブルペン入りすることができたことに対して、3軍のコーチ、トレーナーに心から感謝しています。写真の写りがあまり良くないのは、私の携帯のせいです。いつも思っていますが今度機種変更をする時は、カメラ機能重視でいきます!

昨日に続いて、今日もキャッチボールの最後に、平地で捕手を座らせて40球を投げました。
昨日は、練習後に肘の筋肉が硬直して一時的に可動域が出なくなりましたが、治療とリハビリですぐに回復。今日は問題なく予定の球数を投げることができました。明日で肘の手術を受けてから3ヶ月が経過します。患部も徐々にですが強くなってきているように思います。
明日の休養日を経て、明後日、状態が良好ならブルペンに入ります。まだ、全力投球とはいきませんが、傾斜、距離感などマウンドの感覚を思い出しながら、フォームを固めていきたいと思います。久しぶりのブルペンが、今から楽しみです。
それでは、質問コーナーです。
(Q)先日、好投を続けていたある投手が、突如崩れて連打を喰らいました。その際、解説者が「カットボールを投げる時に肘が下がっている」と説明していましたが、プロはそんなに細かなことも見極めて打つことができるのですか?
また、マウンド上の投手はそれを修正することができないものなのですか?
(A)連打を喰らったのは、球種が分かったからではなく、肘が下がったことによって、カットボールの切れが悪くなったからだと思います。
肘が下がったとは言っても、ほんの僅かな変化なので、打席から見極めるのは不可能でしょう。解説者は、モニターなどを通して観察しているからそう判断することが出来たのだと思います。
トップを作った時に肘が下がってしまうと、手首が寝てしまったり、腕が上体から離れたりする為に、ボールを上から叩けなくなります。それによって、ボールへ与えるスピンが減って切れが悪くなります。
原因は、力みだったり、ちょっとしたタイミングのズレだったりいろいろですが、必死に相手と対峙しているマウンド上の投手が、自ら気付いてその場で修正するのはなかなか難しいことだと思います。打たれた後、ベンチに戻り冷静になって、ベンチ前で行うキャッチボールで修正して次のイニングで持ち直すパターンはありますが、中継ぎの場合はそれだけ打たれると交代させられることが多いのが現実ですね。反省して、修正して、雪辱を期すのは次の機会ということになります。

今日はキャッチボールの最後に、ブルペンではなく、平地で捕手を座らせて40球投げました。強さは、全力の6から7割くらいでしょうか。
低めにある程度強い球を投げる為には、下半身で粘って、上体を開かずに前に持って行き、手術した肘をしならせながらボールを押し込む必要があります。ここまで来るともうごまかしは効きません。
恐さを消し去り、意を決して投げ込まなければ、この先、前には進めないでしょう。
今日は自分に負けた球が20球、恐さに打ち勝って肘を使い切ったいい球が20球といった感じです。ここからは、酷い痛みが出ない限り自分との戦いです。今までやって来たリハビリ、トレーニングを信じて、しっかり肘を使っていきます。
それでは、質問コーナーです。
(Q)カープのどの選手の応援歌が好きですか?
(A)みんないいと思いますが、誰か一人と言うのなら緒方さんのが好きです。凄く盛り上がりますからね。
(Q)選手の方々は結構お酒を飲まれますか?
(A)飲む人のほうが多いですね。もちろん、シーズン中は深酒をすることはありませんが。
お酒を飲んだほうが、食が進むと言う人もいますし、リラックスしてよく眠れることもあります。
ただ、怪我をしている時は飲むことはありません。怪我をしている時に飲むと、患部が疼いたりすることがあるからです。
私は、手術をしてからは、お酒は殆ど口にしていません。普段も、シーズン中はあまりお酒は飲みません。飲んでもせいぜいビール1杯くらいですね。

ここのところ、いい感じで前進してきましたが、今日は残念ながら肘の状態は平行線でした。今日は新たにシュートの試し投げをする予定でしたが、断念しました。
しかし、これまでと同じ強度は維持できているので悲観はしていません。
明日は、完全ノースローでリハビリに専念して、週末に大きな前進を目指します。
それでは、質問コーナーいきます。
(Q)プロ野球選手になりたいとやる気になっている、小学校3年生の息子がいます。
しかし、近くにはソフトボールチームしかなく、野球をするなら車で30分ほどかけてリトルリーグに通うしかありません。
どちらを選択したらいいのでしょうか?
(A)実際に練習や試合をしているところを見学に行ったことはありますか?まだ行っていないようなら是非見学へ行ってみることをお勧めします。
一度だけではなかなか難しいのかも知れませんが、それでも、チームの雰囲気やレベルはある程度把握できると思います。また、既にそれぞれのチームに所属している友達がいたら、いろいろとお話を聞いてみるのもいいかも知れません。
見学に行く機会があったら、いちばん注目すべきは指導者の資質です。自らの感情に流されて怒鳴り散らしたりしてないか。野球の楽しさを伝えるべく子供達に愛情を持って接しているか。さらに、給水のタイミングなど最低限の知識を持ち合わせているか。チェックポイントはたくさんあります。
野球を始めて間もないお子様にとって、指導者はとても重要です。指導者の教え方で何色にでも染まってしまいます。
まずは、野球が好きになるような雰囲気のチームを選んだらどうでしょうか?
ソフトボールか硬式野球かは、あまり悩む必要はないでしょう。早い段階から硬式を握り、野球をしておいたほうが進学して野球を続ける時に、すんなりいくのは事実ですが、長い目で見ればたいした差は生じません。ソフトボールチーム出身のプロ野球選手もたくさんいます。
あとは、長く続ける為に、親御さん、本人共に負担の少ないほうがいいですね。リトルリーグのグランドは遠いようですが、それが双方の負担になるようなら、ひとつの判断材料となりますね。
繰り返しますが、どちらが楽しめるか。どちらが長く続けることができそうか。それで決めてみたらどうでしょうか。

昨日の休養日を経て、今日は由宇球場で練習を行いました。
先週末に投球の強度を上げましたが、昨日の休みで肘の状態は期待していたところまで回復しました。
今日は、今までと同様に、40メートルくらいの距離でキャッチボールを行った後、ピッチングの距離で術後初めて変化球(スライダーを6球)を投げました。さらに、その後、平地で相手を座らせてストレートを6割くらいの力で20球程投げてみました。
今日は、新しいことを2つ試しましたが、肘は大丈夫です。ブルペン入りに向けたハードルをこのところ順調に越えています。
あともう一押しです。あともう少しボールを前で強くリリースできるようになれば、ブルペン入りの扉は開かれると思います。
患部の状態を見極めながら、今後も前に進んでいきたいと思います。
それでは今日も、質問コーナーです。
(Q)テレビやラジオの中継では、「ベンチ裏リポート」や解説者による分析により、相手チームの選手の好不調やプレーの傾向などが伝えられることがありますが、そういった情報はベンチに届いて、チームの戦術を決める材料となることはありますか?
(A)ベンチ裏に、選手サロンがあってテレビが設置されている球場は多いです。
選手ロッカーにもテレビはあります。
試合中は、ベンチに入っていない人が、そのテレビを通じてすぐそこで行われている野球を観ています。
しかし、そこで得た情報をベンチに伝えることはありません。そもそも、テレビなどで伝えられるような情報は、ほとんど把握済みでしょう。
どの球団もそうですが、カープにも、相手研究のプロ(スコアラー)がいますからね。

昨日、今日と連投(キャッチボール)しました。
状態は上向きです。腕を強く振っても肘の鈍い痛みは少なくなってきました。
痛みが少なくなれば、患部をかばう意識がなくなって、フォームも安定してきます。
現在は7割くらいの力で投げても不安がなくなりました。
リリース時に、ボールをあと一押しできるようになったら、ブルペン入りが近づきます。
明日は、しっかりと肘を休ませて、火曜日から頑張ります。
それでは、質問コーナーいきます。
(Q)肘の手術明けの今、ダッシュやノックなど、間接的に患部が動くようなトレーニングをすると、患部の影響でパフォーマンスが落ちることはありませんか?
また、何かで固定をしてトレーニングをするのですか?
(A)私の場合、手術を終え、退院して3軍の練習に合流しても、しばらくはウォーミングアップも一緒にやらせてもらえませんでした。
患部の腫れがある程度引くまで、完全に別メニューでした。
走ると腕を振ることになるので、それなりに肘にも負担はあります。従って当初は負担の少ない、ウォーキングや自転車こぎから始めました。
ウォーミングアップに参加するのが許されたのが、術後2週間後くらいで、ノックに参加できたのが、そのさらに10日後くらいだったと思います。
初めは、走る際に左肘を強く振ると痛みがあったので、バランスよく走るのが難しかったです。
しかし、術後2ヶ月半以上経過した現在は、トレーニング全般を全力で行うことができるようになりました。
トレーニングの際は、患部を圧迫する厚めのサポーターを付けていました。これは、患部を腫れにくくするだけではなく、万一の衝撃から患部を守る役目を果たしてくれます。
現在は、そのサポーターもワンランク薄いものになりました。サポーターを外して野球やトレーニングができるようになれば本物ですが、まだそれには時間が掛かりそうです。

肘の具合は、やはり平行線です。
昨日、多めに投げたので、今日は毎日行っている肘の筋力トレーニングやノック時のスローイングを取やめて、下半身のトレーニングと肘の治療に専念して、肘の疲れを取り除くことにより現状の打破を目指すことになりました。
これによって状態が上向くことを期待したいと思います。
質問コーナーです。
(Q)投球フォームは、人それぞれですが、その投球フォームをこれに決めた!と思う時はどんな時なのですか?
(A)キャッチボール等で「これだ!」と思うことはよくあります。しかし、すぐにそれでフォームが決まるわけではありません。
キャッチボールで得たいい感触をブルペンで再現して、そこでさらに成果があれば、実際に試合で試してみることもあります。
試合では、他に考えるべきことがあるので、自分のフォームのことなどあまり考えられません。従って、新しいことを取り入れる時は、ブルペンである程度数をこなして、体に新しい動きを覚えさせる必要があります。
試合でいい感触を得ることが出来ればようやく取り入れたことに自信が持てます。そして、そのいい感触が何試合も持続出来た時、初めて「このフォームだ!」ということになります。
キャッチボールで「これだ!」と思った技術的な新しいポイントが、ブルペンの段階になると機能しないことはよくあります。また、ブルペンまでは良くても、試合ではダメなこともあります。
さらに、いいと思ったことが数日後に自分には合わないと気付くこともありますし、以前トライして諦めたことが、随分経ってから自分に必要だと気付くこともあります。とにかく、一筋縄にはいかないのです。
現役でいる間は、日々、小さな改造を繰り返し、取捨選択をしながらより高いレベルを目指すものです。それは、他の人から見れば分からないような小さな変化であっても、本人からすると凄く大きな変化、冒険だったりするものです。上手くいかないことのほうが多いですが、だからこそ野球は面白い。私はそう思います。

広島地方は、この2日間凄い雨です。私達は、室内練習場の限られたスペースでの練習を余儀なくされていますが、1年でいちばん雨が多い季節なので仕方がないところです。
肘の状態は、壁を越えて、ひとつ上のレベルで再び平行線となりました。予想していたことなので、特別な感情はありません。今週はこのレベルを維持し続けることを目標にして、来週以降に再びレベルアップを目指します。
全てが順調にいけば、あと20日前後でブルペンに入ることができると思うので頑張っていきます。
それでは、質問コーナーです。
(Q)プロ野球選手のブログで、焼肉やお菓子を食べている写真を高い頻度で見掛けて、正直ショックを受けました。たまになら気分転換でいいと思うのですが・・。
バランスを考えての食事はアスリートにとって不可欠のはずです。そういった指導はされないのでしょうか?
(A)アスリートとして、栄養の管理は不可欠です。それは間違いありません。実際に多くの選手が、バランスに気をつけて食事をしますし、食事で摂りづらい栄養素はサプリメントで補給したりしています。
中には、飲む水にもこだわって、自分が仕入れた水以外口にしない選手もいます。
一方で、ご指摘の通り、好きなものを好きなだけ食べて、あまり細かいことを気にしない選手もいます。
恐らく後者の比率が、他の競技に比べて、野球は高いのも事実であると思います。
何故そうなのか。この質問を頂いてから、私なりに考えてみました。
野球は試合中に関しては、サッカーなどに比べると息が上がるような場面が少なく、技術と精神力(頭)を駆使する競技であるという意識が選手にあると思います。
実際に不摂生をしていても、「技術」と「精神力」を発揮して活躍してしまう選手もいるので、なおさらそういった風潮を生んでしまうのでしょう。
「登板前夜にしこたま酒を飲み、二日酔いで完封した」などといった類の武勇伝がいくつも残っているのがこの野球界なのです(さすがに、近年はそんな選手はいないと思いますが・・)。
確かに、大観衆の前でのプレーは、気分がいいですが、反面、大きなプレッシャーもあります。従って、私生活ではストレスを溜めたくないという考えも理解はできます。「食生活も含めて私生活は思うがままに過ごして、その分グランドでは野球に集中する」というのもひとつのスタイルです。
しかし、長い目で見るとこの考え方は私は間違いであると思います。
短い期間活躍できても、長続きする可能性が低いと思いますし、怪我をする確率も上がって来るでしょう。また、怪我をしてしまった場合には、その治り方にも少なからず差が出てくると思います。
野球を長くやりたいと思うなら、やはり食生活の改善を筆頭に、生活の部分で野球の為に我慢していかなければならないことが出てくるのは仕方ないことであると思います。
カープの場合、寮に住んでいれば、栄養のバランスも味も申し分ない食事が提供されます。
若い頃ここに住めば、プロ野球選手に必要な食事を自然に学ぶはずです。
寮を出てからそれを続けるかは本人の自覚次第、考え方次第でしょう。