今日は、20メートルの距離で120球のキャッチボールを行いました。
ボールを投げ始めてから手術箇所以外のところに張りが出たりして一筋縄にはいきませんが、長い間ボールを投げていなかったので、色々な反応が出るのはある程度は仕方ないと思っています。
それよりも球数を増やしても手術した左肘に異常がないことを喜ぶべきであると考えています。
明日の休養日を挟んで、明後日からはキャッチボールの距離を5メートルくらい伸ばしたいと思います。
それでは、今日も質問コーナーです。
(Q)日本式の応援スタイルとメジャー式の応援スタイルではどちらが好きですか?
(A)本当の意味でのメジャースタイルの応援は体感したことがないので比較が難しいです。
それに近いものは、大学生の時に選抜チームでハワイに遠征した時に経験しましたが、なかなか良かったです。プレー中は基本的に静かですが、いいプレーには球場中から惜しみない拍手が沸き起こって、いい雰囲気でした。
それに対して、日本の応援スタイルは鳴り物を使ってとても賑やかですね。
子供の頃、所沢の西武球場に通っていた頃は、自ら声を張り上げることはありませんでしたが、賑やかな応援が大好きでした。
お客さんがたくさん入っている日は、応援にも迫力があってとても楽しいので、当時応援していたライオンズの攻撃になるのがとても楽しみでした。反面、お客さんが少ない日は応援のボリュームが物足りず、楽しさも半減でした。
子供の頃から、賑やかな外野席ではなく内野席で野球を観るのが好きでしたが、日本の応援スタイルは私の野球観戦に欠かせないものであったと記憶しています。
小さい頃から慣れ親しんだスタイルなので、私は日本の応援スタイルが好きです。
ただ、経験した人が「素晴らしい」と口を揃えるメジャーの応援スタイルも、一度経験してみたいという気持ちもあります。
まあ、いずれにせよ観ている人が楽しいのが一番。そう思います。
2009年5月アーカイブ
昨日はノースローでリハビリに専念し、今日は、20メートルの距離で110球を投げました。70球目くらいまでは今まで同様に山なりで投げて、残りの40球程は少し力を加えて投げました。球数、強度共に少し上がったので明日の状態をしっかりと見極める必要がありますが、今のところは大丈夫です。
今までのキャッチボールでは、患部の状態を気にしながら投げることで精一杯でしたが、術後5回目のキャッチボールとなった今日は、初めてフォームのことを考えながら投げることができました。これは進歩であると思います。
まだしばらくはキャッチボールの球数が制限されるので、今まで以上に1球の大切さを噛みしめながら投げたいと思います。
それでは、今日も質問コーナーいきます。
(Q)どんな投手にとっても立ち上がりは緊張するものであると思うが、特にどんな時に緊張するのか?
(A)投手によっても違いますが、緊張はいい結果を出したいと思う強い気持ちが生み出すものだと思うので、自身の負けが続いている時や、チームの命運を握る大事な試合では当然緊張するでしょう。しかし、そんな時でも立ち上がりを無難に切り抜けることができれば、2イニング目や3イニング目には、余計な不安は払拭されて普段通りの気持ちで投球することができるようになります。
テレビ中継などで、実況のアナウンサーが、
「チームの連敗脱出の為、プレッシャーのかかる大事なマウンドを任されました。」
というフレーズをよく口にします。「チームの負けが込んでいる時に先発を任された投手にはプレッシャーがかかる」ということを前提にしての言葉であると思いますが、これが全ての投手に当てはまるとは思いません。当落線上にいる先発投手の場合、むしろ周りの投手が結果を残して回ってきた連勝中の登板のほうがプレッシャーを感じるかも知れません。そんな人の場合、それぞれの性格にもよりますが、ライバル達が敗れた後の連敗中だと、
「俺が敵討ちして、株を上げてやる!」
と前向きになれることもあるでしょう。様々な性格、様々な立場の投手がいるので、どんなシチュエーションでの先発の立ち上がりが緊張するのかを画一的に論ずるのは難しいのかも知れません。
昨日、今日とキャッチボールを続けています。距離は20メートルのまま、強度も上げていませんが、球数は昨日が60、今日が70と少しずつ増やしています。概ね順調です。今後もトレーニングで筋力の回復を図りながら、キャッチボールの強度を上げていきます。
それでは、今日も質問に答えます。
(Q)大竹がベンチで飲んでいる黄色い飲み物がうまそうで気になります。これから暑くなりますが、選手はどのような水分補給を心掛けていますか?
(A)大竹が飲んでいるアレですね。彼は、飲み物に限らず口に入るものは何でもうまそうに飲み食いしますね。
特に以前目撃した、「白めし最高ー!」と言いつつ、鼻の頭に汗を浮かべて、口いっぱいにご飯を頬張る彼の姿は私の脳裏からいつまでも離れません。そのままCMにして流せば、日本人のコメ離れ解消に一役買うことは間違いないでしょう。
話しはそれましたが、あの黄色い飲み物は、トレーナーが用意してくれて、水分のみならず、汗と共に失われた栄養分を速やかに補給できるスグレモノであると聞いています。
以前は長い回を投げる先発投手のみに用意されていたので、中継ぎから先発に回った時に、試合前にトレーナーからあの黄色い飲み物の入ったペットボトルを受け取った時にとても嬉しい気持ちになったのを覚えています。
最近は、中継ぎであっても、ベンチに戻るとトレーナーの人がそっと差し出してくれるので、とても有り難いです。
近年は、水分補給の重要性が浸透しているので、
「水を飲むな!我慢しろ!」
なんて、怖いことをいう指導者はいないでしょう。しかし、以前は「水を飲むとバテる」という説が野球に限らずどんな種目でも支配的で、炎天下で超ハードな練習をしても水分補給が許されず、苦しい思いをしたことがあります。
「ボール探しのふりをしてグランドを離れ、隠れて水を飲んだ。」
「喉の渇きが限界に達して、隙を見て水溜まりの水をすすった。」
こういった類の経験を持った方は、ひょっとしたらこのブログを読んで下さっている人の中にもいるのではないでしょうか。
「水分はこまめに少量を補給する。」
これが現在の常識ですね。ほんの数%でも体内から水分が失われると、パフォーマンスは大きく落ちると言われています。
「喉が渇いたと感じてからでは遅い。」
ということも聞いたことがあります。暑い季節はとにかく早めに水分補給をする必要があるようです。
近年は、あの黄色い飲み物のように、水分と同時に、パフォーマンス維持に必要な栄養分を無理なく補給できるものがたくさん商品化されています。
手軽に手に入るスポーツドリンクの中では、個人的にはポカリスエットが好きです。リトルリーグ時代に持たされた水筒の中味が「よく冷えたやや薄めのポカリスエット」であったのが影響しているのかも知れません。
これから暑い季節になります。皆さんも、こまめな水分補給を心掛けて体に負担を掛けることなく元気に過ごして下さい。
今日は、休養日。
昨日は、20メートルに距離を伸ばして50球の軽めのキャッチボールを行いました。
術後最初のキャッチボールとなった一昨日よりは、若干感触は良かったです。今週は、強度を上げずに昨日くらいのキャッチボールを繰り返して肘の状態を見極めていきます。
それでは、頂いた質問に対する回答です。
(Q)集中してプレーしている選手にはどの程度応援が聞こえるのか?また、選手は自分の応援歌の歌詞を知っているのか?
(A)私の場合は、投球の際にセットに入ると音は耳に届かなくなり、投げ終えて、球がミットに収まったり、バットに当たって少し経つとまた聞こえてきます。
打席でも、バットを構えてからは同様に声援は聞こえません。
従って、球場の声援を実感できるのはそれ以外の時ということになります。
応援歌に関して。私の場合は、CDで何回か聴いたことがある程度なので、あまり覚えていません。
中継ぎ投手の場合、打席が少ないですし、たまに打席に立っても自分の応援歌が流れることはないので、自分の曲を知っている選手は少ないのではないでしょうか。
そのかわり、私もそうですが、自分のは知らなくても、耳にする機会が多いカープの主力の選手の応援歌は何曲か知っていると思います。
また、それに次いで耳にする機会が多い、セ・リーグの各球団の主力の選手のメロディーも知らず知らずのうちにインプットされてしまいます。さすがに歌詞までは分かりませんが。
ところで、今年移籍してきた石井琢朗さんの応援歌は、横浜時代と同様ですね。移籍したら普通は応援歌も変わるものと思っていましたが何故なのでしょう?
個人的には、以前からあの応援歌が好きだったので、味方になっても聞けてとても嬉しいのです。

術後40日目。ついにキャッチボールまでこぎつけました。
澄み切った青空な下、術後最初の1球は、ここまでずっとリハビリに付き合ってくれた松原トレーナーのミットに慎重に投げ込みました。久々のボールの感触。すみません・・。言葉では言い尽くせないものがありました。幸せです。
その後は、相手を澤崎コーチに変えて40球余り。距離は15メートル程で、20%くらいの力ですが、確かな一歩を踏み出すことができました。
肘の痛みはなく順調ではありますが、投げられない間に膨らませていたイメージ通りのフォームで投げることはできませんでした。
プロ入りしてからこれだけ長い間ボールを投げなかったことはないので、今日は少しぎこちない投げ方になってしまったように感じます。
ともかく、投げることはできました。それに関しては素直に嬉しいです。しかし、課題も山積。「真っ暗なトンネルを抜けて、明るい見通しのいい場所に出て来たら、ゴールまでの道のりはまだ長いことを再認識した」といった感じの一日でした。この先も次のステップを目指して努力を続けます。
写真はキャッチボールの様子です。カメラマンの腕が悪く、まさかの後ろ姿ですがご了承下さい(カメラマン河内)。
いよいよ明日、キャッチボール再開が決まりました。初めは短い距離で軽く投げる程度ですが、久しぶりなので楽しみです。
それでは、今日は答えていない質問が少し増えてきたので、2つの質問に対して自分なりの意見を述べたいと思います。
(Q)球場は神聖な場所であると思うが、選手や首脳陣の中で唾を吐く人がいるのはなぜか?
(A)いますね確かに。見ていて気持ちのいいものではありませんし、止めるべきでしょう。
グランドに入る時と出る時に一礼する選手がいる中で、温度差を感じます。
以前は、ひまわりの種を食べるのが流行っていました。その時は、結構いろんなところに吐き出した殻が落ちていて不愉快でした。
外国人は噛みたばこが好きな人が多いです。これは、そのまま吐き出されたらとても嫌ですね。
ひまわりの種の場合も、噛みたばこの場合も、良識のある人は、紙コップなどを持ち歩いていて、直接地面に吐き出したりしません。これが当然のマナーであると思います。
唾に関しては、ヘッドスライディングなどをして口に砂が入ってしまい、遠慮ぎみに吐き出すとかならある程度仕方ないと思います。しかし、そうではなく、半ば癖になっているような人もいます。そうする理由は色々とあるのでしょうが、観戦している人も含めて周りに不快に思っている人がいることに気付くべきです。
(Q)対戦相手のホームゲームで、解説が一方的に相手びいきの放送があるが、カープのファンも観ていることを自覚してもう少し中立の立場で話しをできないものか?
(A)これまたよくありますね確かに。私も感じることはあります。
テレビにおいては、CS放送の普及などによって今まではホームチームの地元でしか観ることができなかったものが全国で視聴できるようになりました。解説の人もそれは当然分かっているとは思うのですが、どうなのでしょう・・。昔の癖が抜け切れずつい地元チームの応援に力が入ってしまうのでしょうか。それとも、制作者側からそういった指示があるのでしょうか?ちょっと分かりません。
個人的には、解説者の仕事は、野球の奥深い部分を分かりやすく説明することであって、地元のチームを応援することではないと思います。派手さは無くても、野球を経験した人にしか分からないようなことを、状況に合わせて的確に説明してくれる人が私は好きです。
そういった面では、少し前に車中で聴いた相手チームの地元局が制作したラジオのナイター中継が最高でした。その放送の解説者は相手チーム出身であるにも関わらず、カープの選手の特徴や現状を非常によく把握していて、しかも解説が分かりやすく的確。聴いていてとても気持ちのいい放送でした。
この例のように、両チームのファンが、野球の本質を楽しむことができるような放送が増えてくれるといいなぁと個人的には思います。
昨日、術後5週間が経過した左肘の検診の為に、手術を行った群馬県の病院まで行ってきました。
経過は良好で、腕の筋力が回復したら軽いキャッチボールを始めることができそうです。
同行してくれたトレーナーによると、今回検査をして医師に診察してもらったことによって、いくつか存在していた疑問点が明らかになり、今後リハビリを進める上での大きな力になったそうです。
まずは、この検診をクリアしたことにより、無事に次のステージに進むことができます。
明日からもキャッチボールを開始した後に、筋力不足で後戻りしてしまうことのないように、気合いを入れてトレーニングに励みます。
新型インフルエンザの患者数が日本でも増えてきてしまいました。
メキシコでの発生以来、いつかはこうなる可能性があると言われていたので覚悟はしていましたがやっぱり残念です。
今日は、本来なら昨年受けたレーシック手術の6ヶ月検診の為に、手術を受けた神戸市内の眼科へ行く予定でしたが見送ることになってしまいました。
ただし、肘の検査には行く予定です。術後5週間が経過して、投球開始に向けて精密検査は避けては通れません。経過が良好なら、軽いキャッチボール開始が視野に入ってくる可能性があるので楽しみです。
ウイルスに対しては、繰り返し報道されている通り、マスクや手洗い、うがいなどできることを徹底する以外ないでしょう。小さな子供を持つ親としてはやはり心配です。早く鎮静化してくれることを願うばかりです。
それでは、今日も頂いた質問に答えます。
(Q)投手が捕手のサインに首を振って選択した球が打たれた時、ベンチに帰ってからバッテリー間でどんな会話があるのか?
また、投手が首を振っても捕手が頑として球種を変えないケースはあるのか?
(A)まず、投手が首を振って自らが選択した球が打たれても、頭ごなしに怒ってくる捕手はいません。
ただ、お互いにどういった理由があってその球を選択したのかは確認します。ベンチでお互いの気持ちをしっかりと確認してから次に向かうことで、バッテリー間の呼吸が徐々に合ってきます。従って、捕手のサインに首を振るからには、投手もしっかりとした理由を説明できるようにしなければなりません。
ミーティングで、
「投手は、サインに頷いてただ投げるだけでなく、配球の意図を理解した上でピッチングをしろ。」
とよく言われます。捕手のサインの意図(その場面、そのカウントでその球を選択する理由)を共有しているバッテリーとそうでないバッテリーとでは、得られる結果も変わってくると思いますし、例え打たれたとしても、意図を共有していれば、話し合うことによって次につながる対策が練りやすいと思います。
そして、もうひとつの質問について。私も、自分が投げたい球と捕手からのサインが違った場合、首を振ることがありますが、過去に捕手がサインを変えてくれなかったのは1度だけです。それも、随分前のことで私が1年目か2年目の頃であったと思います。
その時はさすがにビックリしましたね。年上の捕手でしたが、私も結構何度も首を振ったのですが、一層指に力を込めて同じ球種のサインを出すだけで変わりませんでした。そのうちマスク越しにも怒りの表情が伝わってきたので、諦めて捕手のサインに従いました。結果は良かったと思います。
それ以来、このようなことはありません。私の場合に限らず、投手の意思が優先されることがほとんどのようです。
今日は、野球から離れた質問にお答えします。
(Q)広池さんには可愛いさかりの女の子のお子さんが2人いたと思いますが、どうですか?運動神経はいいのですか?休日等のお子さんとの過ごし方は?
(A)子供は上は男の子、下が女の子です。年齢は4歳と2歳で確かに可愛いさかりです。練習が終わって家に帰ると、二人揃って玄関まで駆け足で来て満面の笑みで、
「お帰りー!」
と言って足に抱き着いて来ます。それだけで疲れが取れますね。二人とも愛嬌があっていつも本当に癒されています。
運動神経は、まだ分かりませんね。上の男の子はプロ野球選手になりたいと言っていますが・・。
休日は、公園に行ったり、買い物に行ったりしています。家の中では、新聞紙を丸めて作った刀を使った侍ごっこや本の読み聞かせなどをします。
最近の流行りは、上の子が将棋、下の子が歌を歌うことです。ただ、子供は楽しいことはいつまでも止めようとしないので、ちょっと大変です。
二人とも私の手術した左肘のことを心配して気にかけてくれています。特に上の子は、昨日、私がコンビニで買ったものを左手で持っていたら、
「左手で持たないの!荷物は右手で持って!」
などと妻が言うような口ぶりで言ったので思わず笑ってしまいました。
そんな子供達を見ていると、何とか早く復帰して元気に投げる姿を見せるんだ!という強い意欲が沸いてきて、リハビリにも力が入ります。
苦しい日々が続きますが、家族の存在は私の大きな励みになっています。
術後1ヶ月が経過しました。先日の病院での診察に続いて、毎日リハビリをしてくれているトレーナーからも、「ここまでは順調」との言葉をもらい、嬉しく思っています。
ただ、戦列を離れて1ヶ月半以上が経過した今日この頃、ボールを投げられないことに対するストレスが徐々に強くなり、寝付きが悪くなってきました。
次の火曜日に手術をした病院で行われる検査結果次第では、軽いキャッチボール開始のめどがつく可能性があるので、ひとまずそこまで耐えたいと思います。
それでは、今日は頂いていた質問に答えます。
(Q)グランドにいる選手はスタンドからのヤジは聞こえるのか?聞こえるのなら、どんなヤジが嫌でどんなヤジなら嬉しいのか?
(A)ヤジは聞こえます。しかし、どんなヤジでもお金を払って自分達の野球を見に来てくれたお客さんからのものなので、受け入れます。まあここまでは、模範的な回答ですね。
本音を言えば、キツイと感じるヤジもあります。しかし、その殆どが自らがヤジられるようなプレーをしたことが原因なので仕方ありません。
ただ、守りが長くなっている時に、途中からマウンドに上がって投球練習をしている時に、
「早くしろよ〜。」
とか言われるのは厳しいですね。このようなケースでは、実際に打者に投げ始めてもちょっとでもボールが続くようなら
「ストライク投げぇや!!」
とか言われるパターンです。こっちからすれば、
「守りを長くしたのは俺じゃない。俺は今出て来たばかりだ!」
という気持ちになります。ファンの方からすれば、長い守りなど見たくないでしょうし、早く攻撃を見たいと思うのも当然です。しかし、選手はどんな場面でも全力を尽くして結果を出さなければなりません。展開に関わらず、時間を掛けなければならないこともあるのです。そこは理解して欲しいですが・・。
あとは、ホームゲームではありませんが、次の回の登板に備えてベンチ前でキャッチボールをしている時に目の前でヤジられたことがありますが、これは反則ですね。その反面、
「頑張れー!」
「ナイスボール!」
などの激励は嬉しいです。特に私の場合、これらの言葉に「広池!」を付けてもらうと、とても励みになります。自分が応援されていることが明確になりますからね。マウンドは時として孤独なものですが、自分を応援してくれている人の存在を知ることで、勇気が湧いてきます。
実際にプレーした選手に聞くと、マツダスタジアムもよくヤジが耳に届くようです。今後とも選手の発奮材料となるようなヤジをお願いします。
このところリハビリで大変な時期なのに、ブログの更新をするのは負担になっているのでは?という声を聞きます。ご心配をおかけしてすみません。
確かに、3軍には遠征がないので移動がありません。移動時間を使っての更新がメインだった昨年に比べると時間は限られます。従って今は、毎日更新にはこだわっていませんし、予定していたシリーズ物も控えて、出来る範囲での更新を心掛けているので負担はありません。
また、移動時間はありませんが、その代わりにリハビリ後やトレーニング後に患部が腫れるのを防ぐ為に必ずアイシング(1日約3回、計1時間ほど)があるので、その時間の一部をブログの更新に充てて時間の有効活用をしています。今の私にとってこれは厳しいリハビリの間のいい息抜きです。
現在は、投球が出来ないので、皆さんからの質問に答えることをメインにしています。
このように、決して無理なく楽しく更新させてもらっているので、心配しないで下さい。
それでは、今後も復帰に向けて全力を尽くしつつ、ブログも随時更新していきたいと思いますので、よろしくお願いします。
凄くいい天気ですね。野球が出来ないのがもったいないです。
ただ、今日はここ最近停滞していた肘の状態に少し進歩が見られたので、精神的にはやや上向いています。この感じが続いて欲しいです。
さて、今日も頂いた質問にお答えします。
(Q)負けている時や、味方の投手が炎上している時でさえ、塁上の相手の走者に挨拶をしたり、談笑したりしている野手を見ると、真剣勝負の場にはふさわしくない行為であると思うがどう考えるか?
(A)まず、こういったところが気になるということは、心からチームの勝利を願い、全力で応援して下さっている証拠であると思います。本当に有り難いことです。
質問の中にあるような場面は、確かによく見掛けることですし、実際に登板している時にマウンド上で目撃したこともあります。
その中でも、「挨拶」に関しては仕方ない部分があると感じます。敵チームであっても出身校の先輩であったり、オフの行事などでお世話になった先輩に対して、試合中とは言え目の前にいるのに無視するほうが不自然であると思うからです(但し、現在は分かりませんが過去には敵チームとのコミュニケーションを一切禁止していたチームもありました)。
野球界は上下関係には厳しい面があるので、挨拶をしておくのが無難であると考えるのは当然ですし、その行為は責められることではないでしょう。
ただ、「談笑」となると話しは別です。投手の立場で正直に言えば、これはやめて欲しいです。打たれて非常に悔しい思いをしているのに、その打った打者と親しげに、そして笑みを浮かべながら話しをしている味方の野手をマウンド上で見たら嬉しいはずがありません。談笑している本人にはそんなつもりはないことを分かっているつもりでも、共に戦っているという実感は無くなります。心の中の温度差を感じて、ただでさえ孤独なマウンドで完全に孤立している気分にさえなります。
どうしても話さなければならないことがある場合は、投手やファンの人に分かりにくいようにこっそりと話しをして欲しいですね(実際に表情をグラブで隠したり、投手に背を向けて話すようにしている人が多いですが・・)。
「プロなんだしちょっと話すくらいなら構わないじゃないか。」
と感じる方もいると思います。私も以前はそう思っていました。しかし、自分が投げている時にそういった場面に出くわして以来、考えが変わったので、今日は皆さんに正直に話しをしてみました。
皆さんはどう思われますか?
相変わらずリハビリの日々が続いています。ここ数日は少し腫れが出て、目立った進歩がありませんが、トレーナーによればこんなことは当たり前のことのようなので、一喜一憂せずに前向きにやっていきたいと思います。
さて、今日も頂いた質問に答えます。
(Q)ユニホームのズボンの裾の長さは、選手によってスパイクの踵に掛かるくらい長い人から、膝下までの短めの人までまちまちだが、それぞれにメリットやデメリットがあるのか?
(A)プロ野球の場合、毎年、オフに入る前にメーカーの人が来てひとりずつ採寸をして、そこにそれぞれの要望を取り入れて翌年のユニホームの寸法を決めます。
近年は、足首が隠れるくらいの長めのズボンが主流になっていますが、私は、あまりダボダボなのが好みではないので、「長めだけどある程度スッキリ」した感じのズボンにしてもらっています。
上は、ノーマルな感じで、特に多くの要望をしたことがありません。他の選手もオーダーの際に多くの気を使うのはやはりズボンのほうです。
しかし、オーダーに際してひとつ注意しなければならないことがあります。それは洗濯の際の縮みを計算に入れることです。
ユニホームを支給された春先の時点で、体にピッタリとフィットしているようだと、洗濯を重ねた夏頃には縮んでしまって、キツくなってしまったり、ズボンが短くなったりします。これでは、プレーにも支障がありますし、見映えも良くありません。
そこで、その縮みを計算した上で、少し余裕のあるサイズで注文を出す必要があるのです(使用する生地によって縮み方が違うので、読みが非常に難しいです)。
本当に注意をして見ていたら、春先はみんなユニホームが少し大きめなのが分かると思います(縮みを計算に入れ過ぎて、ダボダボのパジャマのようになる選手が毎年数人います)。そして、洗濯を重ねてちょうどいい感じになってくるのが、今頃の時期ではないでしょうか。
本題に戻ります。ズボンのスタイルには色々ありますが、果たしてそれぞれにどのような特徴があるのでしょうか?
まず、ズボンを膝下まで上げてストッキングを見せるスタイル。これは、何となく足が速そうに見えますね。実際に、一部を除いては、足の速い選手が好んでこのスタイルを選びます。話しを聞いてみると、このスタイルのほうが走る時に膝が上がりやすいと言う人がいます。
一方で今は主流となった長いズボン。メリットは、どうでしょうか・・。あまり深く考えたことはありませんが、ボールが当たると非常に痛いすねの部分を覆う布が一枚増えることくらいでしょうか。しかし、この布一枚が大怪我を防ぐこともあるので馬鹿にはできません。
すねの話しではありませんが、私は以前、市民球場で当時ヤクルトにいたペタジーニから強烈なピッチャー返しを喰らって、打球を左肘に受けて登録抹消となりました。当時、夏場は半袖で投げていたので、打球は無防備な肘に直接当たりました。長袖でも駄目だったかも知れませんが、当時の投手コーチから、
「長袖だったら抹消は避けられたかもな。」
と言われたことがとても心に残って、以来、暑い夏場も試合に登板する時は長袖に着替える習慣がつきました。
従って、私が長いズボンにしている理由のひとつも、万が一の時の怪我の軽減です。ピッチャーは案外すねに打球が当たることが多いですからね。
ここまで色々と書いてきましたが、膝下までのズボン、長いズボンどちらを選ぶにしてもそのいちばんの理由は、結局のところ「カッコイイと思うから」であると思います。メリット、デメリットをそこまで深く追求している人はさほど多くないと思います。これが私の結論です。
こどもの日ですね。仕方ないこととは言え、この仕事をしていると子供の相手をしてやれないことが残念です。
また、このゴールデンウイークの時期は、子供の頃から野球の調子が良くて、いい思い出がたくさんあります。しかし、今年は離脱してしまいせっかくのいい時期に投げられないことが悔しいですが、前向きに今できることに集中していきたいと思います。
それでは、今日は以前に頂いていた質問に答えます。毎度のことですが、あくまでも私の個人的な見解であることを前置きしておきます。
(Q)投手は登板する前にその日の調子の良し悪しが分からないものなのか?
分かるのならその日の調子によってストッパーを変えたりすることができないのか?
(A)その日の調子はブルペンでの投球時にある程度判断できます。
しかし、ここで強調しておきたいのが、ブルペンでの調子がそのまま試合での結果に反映される訳ではないということです。
ボールが行っていなくても、打者を抑えられることもありますし、いいボールを投げたとしても、ヒットされてしまうことはあります。
もちろん長期的には、体調やフォームをいい状態に保っておく努力は必要ですが、特に短いイニングを投げるリリーフ投手の場合、登板前のブルペンの良し悪しはあまり関係ないので、それに一喜一憂する投手はいません。その証拠として、ある程度経験を積んだ投手の中で、ブルペンで調子が悪いからといって慌ててたくさんの球数を投げたりする投手はほとんどいません。どんな調子であろうと、それぞれブルペンで肩を作る段階で決まった手順(ルーティン)をいつも通りにこなしてブルペンを出ていきます。
従って、その日の調子はブルペンの段階で判断できますが、それによって登板の有無や順番を変える必要はないと思います。
長い時間を掛けてチームの信頼を勝ち取った投手が、勝ち試合の終盤などの大事な場面を任されます。そこで投げるのは言わば、例え打たれることがあっても周りが納得できる投手達です。
逆に、ブルペンで調子が良かったからといって、いつもと違う投手にストッパーを任せて、万が一打たれて負けることがあれば、チームはそれこそ精神的に大きなダメージを負うことになるでしょう。
ブルペンでの投球で見極める必要があるのは、体調の悪さや怪我による不調です。そういった場合は、本人が認めなくても周りがストップをかける必要があります。
ブルペンでの調子の良し悪しが登板の有無や順番をきめる材料とならない理由が何となくお分かり頂けたでしょうか?

今日で術後20日目。抜糸も終わり、傷口を覆っていたテープや包帯も取れて、添付した写真のように、一見どこを手術したのか分からない健康体に見える体になりました。
そして、全力疾走の許可も下りて、数本なら全力でダッシュができるようになりました。これで、体力の低下を阻止するばかりか、体力向上を目指したランニングメニューが組めるようになりました。
軽いダンベルを使って、肩や肘の周りの筋力をつけるトレーニングもできるようになり、手術によって細くなってしまった左腕に少しずつ張りが戻ってきました。
しかし、まだリハビリやトレーニングの強度によっては、患部が腫れることがあり、毎日5回程度のアイシングが欠かせない状態です。
今は、日によって良かったり悪かったりを繰り返しながらも少しずつ回復をしている段階です。まずは、今から約2週間後に手術をした病院で行われる検診でいい結果が出るように努力を続けています。
投球開始までには、まだまだ多くのハードルを越えなければなりませんが、新球場のマウンドに立つ自分の姿をイメージして頑張りたいと思います。
今日は、頂いた質問にお答えしたいと思います。
(Q)カープから他球団へ移籍した選手と対戦するときはどんな気持ちか?
(A)基本的には、他の選手と同様です。自分の生活を賭けた真剣勝負なので、私情をはさむ余地はありません。
ただ、投げやすいか、投げにくいかと聞かれれば、どちらかと言えば投げにくいのかも知れません。
考えすぎなのかも知れませんが、お互いをよく知っているが故に、際どい球を見逃されたりすると、
「今のは読まれていたのでは・・。」
などと本来考える必要のないことを考えてしまったりします。
とにかく、意識しすぎないこと。これが大切です。以前は、顔を見るとカープで共に過ごした時のことを思い出してしまったりすることがあったので、最近は、そういった打者と対峙したら顔を見ないようにしています。これがいちばんです。
また、試合前は対戦する可能性のある打者とは顔を合わせても挨拶程度にとどめて、あまり会話をしないように心掛けています(投手とは気にせずに会話します)。カープ出身者に限らず、同級生など他球団にも知り合いは多いですが、グランド上では、対戦時にマウンドで少しでも余計なことを考えないようにする為に自然と距離を置くようになりました。これは、私の場合、平常心で対戦する為に必要なことです。
カープファンの方々からすると、カープ出身の選手に打たれると悔しい思いがあると思います。そこは私達も同じです。しかし、そこを意識し過ぎて強調すると、かえって平常心を失うことになりいい結果は得られません。
選手もファンもそこに過剰に反応せずに冷静に向き合うことが大切になると思います。
