今日は、天福球場でフェニックスリーグのフューチャーズ(若手混成チーム)戦が行われました。
私は、8回に登板して、1回を無失点。3者凡退、10球で退けました。
ただ、内容には不満が残ります。今日は、ストレートが良くなかったので、途中から変化球中心でいきました。
原因には、心当たりがあるので、練習で修正して次の登板に臨みます。
肘は大丈夫です。その点には、手応えを感じています。
ところで、このフューチャーズというチームを知っている人は少ないのではないでしょうか。知っている方はかなりの野球通だと思います。
このチームは、イースタンリーグの各チームの若手で構成されています。まだ、ファームでも出場機会が少ない人や、育成選手が多く選抜されます。若い選手の実戦の機会を増やす為に作られたようです。
現在、ファームは、イースタンリーグが7チーム、ウエスタンリーグが5チームで、それぞれ所属チーム数が奇数になってしまっているので、シーズン中、必ずどこか1チームがプロのチームと試合を行えないので、その試合が組まれていないイースタンのチームが、このフューチャーズと頻繁に試合を行っています。
フューチャーズへの派遣選手は、事前にイースタンの各球団から提出された派遣予定選手のリストから、各ポジションの人数を調整して、実際に試合が行われる3日前までに決定し、連盟に提出されるとのことです。
実戦は選手にとっていちばんの鍛練の場なので、試合のないチームの選手、そして、フューチャーズに選抜された選手双方にとって、非常に有意義なものとなっているようです。
残念ながら、カープの所属するウエスタンには、フューチャーズのようなチームは存在しません。イースタンに比べて、各チームの本拠地が離れているのが原因なのでしょうか。
ウエスタンの試合が組めないチームは、社会人チームや独立リーグのチームと試合を行って実戦感覚を養っています。
今日、実際に戦ったフューチャーズは、ウエスタンの選手も特別に加わって、とても溌剌としたいいチームでした。
カープは2対7で敗れました。
今回、このフェニックスリーグに参加しているカープのメンバーは、フューチャーズに負けないくらい若い選手ばかり(投手の数人を除き・・)ですが、今日の敗戦は悔しいです。
もう一度、このリーグ戦中に対戦があるので、今度はやり返しましょう。
2009年シーズンの最近のブログ記事
今日、行われる予定だった、フェニックスリーグの日本ハム戦は、雨の為に中止になりました。
昨日の午後に宮崎・日南入りしたフェニックスリーグ参加メンバーは、全体ミーティングで「闘志を全面に出して全力で戦うこと」を確認した後、担当コーチに個々のテーマ(目標)を提出しました。
私のこのリーグでの目標は以下の通りです。
1・回復途上にある肘の状態を踏まえ、まずは、与えられた登板に「全力」で臨み、リーグ終了まで無事に投げきることを最低限の目標とする。
2・その上で、現在まで3日程必要としていた登板間隔を短縮し、その中で2イニング程度のいわゆるロングリリーフを可能にする。
3・さらに、内容と結果に最大限こだわって、自他共に来季への可能性を見いだすことができる状態にする。
これらを全てクリアしてこのリーグを終えた時、初めて私の中から「術後」という文字が消えると思います。
万全の準備をした上で試合に臨みたいと思います。
今日は、晴天の由宇で練習を行いました。
肘の状態も良く、いい状態でフェニックスリーグに出発できそうです。
大野練習場に戻ってから、宮崎・日南行きの荷物出しです。
日南は、広島より暑いはずです。でも、もう10月なので朝晩は冷え込む可能性も・・。持っていく衣類に迷います。難しい季節ですね。まあ、足りないくて不自由するよりいいので、半袖からちょっと厚手のものまでたくさん持っていくことにします。
それでは、今日は、質問コーナーいきます。
(Q)私は、クイックが苦手です。
ランナーを気にしすぎると、踏み出し足に体重が乗らないまま投げてしまい、コントロールを乱します。
何かコツがあれば教えてください。
(A)クイックモーションは難しいですよね。
劇的にうまくなるコツはないかも知れません。やはり「慣れ」が必要で、その為には反復練習しかありません。
私は、キャッチボールの約半分はクイックで投げます。投手は走者を出してからが肝心です。クイックでも、自分の体をコントロールして思い通りに投げられるように普段から訓練するようにしています。
ブルペンや試合だけでは、クイックの練習不足になりますからね。
左投手の場合は、一塁走者と対面しているので、早く投げようとし過ぎてコントロールを乱すくらいなら、自分のできる範囲のクイックでしっかりと投げるべきだと感じます。
その代わり、ギリギリまで走者の目を見続けて、走者のスタートを切りづらくします。走者の立場からすると、「目で抑えられる」と思い切ったスタートは切れないはずです。
右投手の場合は、走者を背にしているので難しいですよね。クイックが苦手なら、首をうまく使ったり、セットポジションに入ってから投球動作に入るまでの「間」を変えるなどして、走者のスタートを切りづらくする必要があります。一定のリズムで投げると、走者にスタートのタイミングを図られてしまうので、工夫が必要です。
カープで言えば、横山の首の使い方、「間」の変え方、そして、牽制球を投げる時のターンの速さは絶品です。今度、横山が一塁に足の速い走者を背負った場合は注目して下さい。
クイックがうまい投手は、下半身から始動する人が多いです。
私は、清川さん(現オリックス投手コーチ)がカープの二軍の投手コーチをしていた頃、軸足の膝から始動するように教えられて練習を重ねました。
セットポジションの体勢から、膝を少し折って始動して、それを合図に、体の軸を保ちつつも上体の力を抜くと、比較的うまく腕が振り抜けて、クイックモーションのタイムも短縮することができました。
質問に対する答えにはなっていないのですが、クイックのコツは人それぞれ違う部分があるので、いろんな投手のクイックを研究して、まずは、キャッチボールから試してみて下さい。
今日、予定されていた紅白戦登板は、雨の為に流れてしまいました。
明日の紅白戦でスライド登板をするという選択肢もありましたが、そうすると6日から開幕するフェニックスリーグとの登板間隔が詰まってしまうので、投手コーチと話し合った上で、明日は登板せず、今日、しっかりとピッチング練習を行って、そのままフェニックスリーグに臨むことにしました。
以前は、今日のように天気が悪い日は、気圧の関係なのか、肘の状態が優れないことがありましたが、今日は全く問題なく、しっかりと投げ込むことができました。確実に肘が回復していることが嬉しいです。
今まで投げていなかったシュートも使えるめどがついたので、フェニックスリーグでは持ち球の全てを使って勝負することができそうです。
あと2日間、広島でしっかりと調整して、いい状態で5日の出発の日を迎えたいと思います。
昨日、今日と雨の為、由宇での練習予定が、大野の室内練習場に変更になりました。
大野で練習が行なわれた場合、由宇までのバスでの往復の移動時間がないので、そのぶん比較的早く帰宅することができます。
こんな時私は、時々、針治療をしに行きます。
特別に痛む場所が無くても定期的に通って、腰や背中を中心に張りを取り除いてもらっています。とても効果的です。
治療に関しては、痛みや痛む場所によって、それに適した治療法があると思います。
もちろん個人差もあると思うので、どんな治療が有効であったかを自分で記憶して、それをその後に生かす努力が必要です。
球団には、頼りになるトレーナーがたくさんいますが、長くこの世界にいる選手は、その経験に基づいて自分なりの対処法を確立しています。
大きな怪我となる前に、トレーナーと相談の上、有効な治療を行ってグランドに立ち続けます。
そういった選手はいつも「自分の体と会話」をしているのでしょうね。だからこそ、僅かな異変も見逃すことなく、手を打つことができるのでしょう。
私は、数年前から肘から送られてくるSOSを無視して投げ続け、手術をする結果となりました。しかし、投げられる状態なのに休むわけにはいかない事情もこの世界にはあります。もちろん後悔はありません。
それよりも、肘が重大な信号を送ってくる前に、もっとすべきことはなかったか。そこは、検証の余地があるように感じます。
今後は、体からのどんな小さな合図も見逃すことなく、対処していきたいと思います。
明後日、紅白戦に登板して、その後は来月6日からのフェニックスリーグ(宮崎県)に参加します。
若い選手に混じって元気に投げてきたいと思います。
昨日の休養日を経て、今日は由宇で練習を行いました。
やるべきこにを集中して良い練習ができているように感じています。
体を鍛えながらも、肘のケアはしっかりと行い、ますは次の紅白戦登板に再びいい状態で臨めるように努力します。
それでは、質問コーナーです。
(Q)いつも疑問に思っていたのですが、カープの選手が守備を終えてベンチに戻って来る時に、栗原選手に向かってベンチにいた選手からボールが投げられ、栗原選手はそれを毎回受け取るのですが、これには一体どういった意味があるのでしょうか?
(A)これは、次の回の守りについた時、投手が投球練習の5球を投げる間に内野手の守備練習を行う為です。
球場で観ていればよく分かると思いますが、一塁手が他の内野手にボールを転がして、それを捕球した内野手が一塁手へ返球する練習を繰り返していると思います。その時使うのが、前の回にベンチ前で受け取ったボールです。
そして、投手が規定の5球を投げ終える頃、一塁手はベンチ付近にいる選手に練習で使ったボールを投げて、守備に入る準備をします。
そしてまた、守りが終わった時に、その次のイニング間の練習に備えてベンチ前でこのボールが再び一塁手の手元に戻るわけです。疑問は解けたでしょうか?
余談になりますが、外野手は外野手同士でキャッチボールをしています。
ベンチが一塁側の時は、レフトとセンターがキャッチボールをして、ライトは、ライトのファールグランド付近に出てくる、試合に出場していない選手とキャッチボールをします。
ベンチが三塁側の時は、逆にライトとセンターがキャッチボールをして、レフトの選手の相手は、ベンチにいる選手の誰かが、レフトのファールグランドまで行って務めることになります。
この形は、恐らくどのチームも同じであると思います。今度球場に足を運ぶ機会がありましたら、確認してみて下さい。
今日は、由宇で紅白戦が行われ1イニングを投げて無失点でした。
課題に挙げていたシュートは、投げ込み不足の為、使うことができませんでしたが、その他の球種で抑えることができたので良かったです。
特に、スライダーは登板の度にキレが良くなっているのでいい傾向です。
肘も問題ないのでひと安心です。
肘を手術してから、球数制限の日々が続いたので、今まで以上に1球を大切に投げるようになりました。
それによって、フォームが安定して、球のばらつきが少なくなりました。
どの投手コーチも必ず言う「1球の大切さ」。これにやっと気付き、練習の中で実行できるようになり、身につきつつあるようです。随分時間が掛かったものです・・。
今までは、投げたいだけ投げることができたので、暇さえあればボールを投げていました。その時は必死に取り組んでいたつもりでしたが、今、厳しい目で振り返ってみると、その中に無駄球があって、それがフォーム安定の妨げになっていたように感じます。いくらでも投げられるという余裕が、どこかに隙を生んでいたのでしょう。
今、これまでのプロ野球生活の中で、いちばん大切に、そして、慎重にボールを投げています。
今年、手術をすることになったことは、非常に残念な出来事でしたが、それにより、投手にとってとても大事なことを学ぶことができました。
今後、肘が完全に回復しても、今のこの姿勢を貫き、安定感という武器を自分のものにしていきたいと思います。
それでは、質問コーナーです。
(Q)ユニフォームのわきの下が開いている選手をよく見掛けます。
あれには、どのような意味があるのでしょうか?
(A)よく見つけましたね。
あれは、肩を上げやすくする為です。
最近のメッシュのユニフォームの生地は、非常に軽量化されているので、ご指摘いただいたわきの下の開いた部分が無くても、違和感無く肩は上がりますが、できることは何でもしておきたいという選手心理と、ユニフォームを作成するメーカーの発案によって生まれたものであると推測します。
由宇での練習の日々が続きます。
ウエスタンリーグは既に全日程が終了している為、紅白戦を行いながらも、激しいトレーニングが連日行われています。
投手のランニングメニューは、Aグループ(若手)、Bグループ(中堅)、Cグループ(ベテラン)に区別され、その強度や本数が設定されています。
私は、年齢的にCグループに入っているので、適度なメニューですが、Aグループのランニングなどを見ていると、毎日倒れそうになるくらいまでやっています。
私も自分で言うのもおかしいですが、今までよく走ってきました。ここまで現役でやってこれたのもそのおかげであると思っています。
今は、どこかまだ「走らされている」感じのある若手と呼ばれる彼らが、その重要性に気付き、もっと目的と意思を持って「走る」ようになった時、その練習効果は今の何倍にもなって自分に跳ね返ってくるはずです。
ベテラン組は、若手に比べて残された時間が少なく、怪我をすると長引く傾向があるという理由で、メニューが抑えられているのだと思います。
しかし、これに甘え過ぎても自分で自分の限界を設定することになりかねないので、今後は、積極的に他のグループに入って鍛えていきたいと思います。
この世界は、年齢に関係なく、成長しようと努力を惜しまない人間だけが生き残れる場所です。自分に厳しくいきます。
それでは、質問コーナーです。
(Q)小学4年生の息子がリトルリーグに入っています。
半年前に野球肘を患ってしまったのであまり無理はさせられません。
本人は投手をやりたがっていますが、監督には無理をさせないようにお願いをしています。
この時期に鍛えておく良い方法はありますか?
(A)まずは、練習前と練習後のストレッチを今まで以上にしっかりと行うべきでしょう。肘が悪いのなら肘を特に念入りに。
練習前のストレッチは、プロ野球などでは当たり前のことですが、子供は元気なので、ストレッチやウォーミングアップを殆ど行わないでボールを投げはじめる光景を見ることがあります。
しかし、これはやはり危険です。しっかりと筋肉をほぐし、関節の可動域を出してからプレーするように心掛け、練習の最後にもストレッチに時間を割きましょう。
練習前のストレッチは、いきなり始めるのではなく、ジョギングなどで少し体を温めてから行うほうが効果的であり、安全です。
そして、何より成長期にあるこの時期は無理は禁物です。一度故障してしまったのならなおさらです。投げたい気持ちを抑えて、投球数を抑えましょう。肘の負担が少ないポジションで今は我慢をして、成長して骨格が固まってから、投手をやるのもひとつの方法です。その方法を選択した場合は、打撃や守備でチームに貢献できるように頑張りましょう。
プロで投手をやっている人の中でも、子供の頃、投手以外のポジションをやっていた人は案外多く存在します。心配はいりません。
まずは、怪我の再発を防止することを第一に考え、過ごしましょう。特別なトレーニングは、高校生になってからでいいというのが私の考えです。今は、とにかく走り込み。打撃にも役立つし、投手を始めた時にも、強い下半身は肘への負担を軽減してくれるはずです。
由宇球場での練習を続けています。
今後の計画に少し変更があり、ブルペンでの投げ込みではなく、紅白戦などの実戦で引き続き状態を上げていくことになりました。
紅白戦では、復帰後の2度の登板では投げていないシュートも交ぜて、色々な球種を投げていきたいと思っています。
それでは、質問コーナーいきます。
(Q)今、一軍は熾烈なCS争いを繰り広げていますが、広池さんのブログには、それに関するコメントが殆どありません。
二軍に所属している間は、案外そんなものなのでしょうか?
一軍の勝敗はどうでもよいものなのでしょうか?
(A)他にもたくさん質問をいただいておりますが、先にこの質問にお答えします。
一軍の勝敗がどうでもよいわけがありません。
いつも気になっていますし、詳細をチェックしています。移動中などは、それこそ数分おきに携帯サイトを通じて試合経過を見ることもあります。それは、私に限ったことではなく、二軍、三軍に所属するほぼ全ての選手がそうであると思います。
ただ、自身の置かれた立場を考えると、この場で一軍の戦いについてあれこれコメントするのは不適切であると私は考えています。
敢えてコメントするなら、「頑張って!」としか言えません。しかし、当然みんな頑張っているので、それもどうかという気持ちになります。
一軍で戦うということは、70人近くいる所属選手を代表して戦うという意味で、選ばれた者の戦いです。
そこに選ばれていない選手が、その戦いについてあれこれ言及するのは失礼にあたりますし、詳細をチェックしているにせよ、その場にいなければ分からないこともあると思います。
一軍で戦っている選手の目に直接触れることは少ないとは思いますが、万が一でも、私に間違った解釈があって、その考えに基づいたコメントが、戦っている選手の気分を害することになってしまったら、こんな不幸なことはありません。
一軍の試合に関しては、実際に試合を観て、実際に選手からコメントをとって、それに基づいて報道している、その道のプロであるマスコミの方々にお任せして、私は、一人の選手として自分自身のこと、そして、自身の周りで起きていることに関してのみこの場でコメントすることをルールとしています。
私が、一軍にいれば、そこでの戦いを、実際に自身の周りで起きた出来事としてお伝えすることができます。早くそういったコメントができる日々が来るように努力していきたいと思います。
