今日は、クラブチームの広島鯉城クラブとの練習試合が行われました。
私は、ベンチ入りせず、午前中にピッチングを51球、そして、ダッシュを繰り返し行い下半身強化に励みました。
ダッシュ等の単調な練習は、ややもすると妥協が入り、全力を出し切ることが難しい日もあります。私は、ここのところトレーニングの強度を上げているので、今日のダッシュの1本目を走り終えた時、足の進みが悪く、「これでは駄目だ」と感じました。そこで、今日の試合で登板予定のない森投手を捕まえて、「50メートルを自分が言った通りのタイムで走ったほうが勝ち。負けたほうが勝ったほうにジュースをおごること。」というルールを設定して、1本ずつタイムを計測することにしました。タイム設定はもちろんある程度全力を出さなければ到達できないものにしました。
お互いなかなか言い当てることができずに、ダッシュの本数はどんどん増えていきました。やはり、100分の1秒までピッタリ当てるのは難しいものでしたが、かなり疲れが出てきた私の15本目。ついにその時がやって来ました。
「ちょっとバテたから、じゃあ7.00で!」
と宣言して私は走り出しました。50メートルを走りきってゴールすると、計測していた森が倒れ込んでうなだれています。ストップウオッチを奪って数字を見ると、宣言通り「7.00」と表示されていました。思わずガッツポーズが出ました。ついに勝ちました。
今日の状態で、普通にこれだけの本数を、これだけ気持ちを込めて走ることができたでしょうか。やはり、気分を変えてゲーム感覚を取り入れたことが、充実したトレーニングに繋がったと思います。
普段は、野球がうまくなりたいという思いだけで、トレーニングに気持ちが入ります。しかし、人間は、体調や精神状態にムラがあります。今日のような状態の時に、野球上達以外にもう一つ目的を設定することで、驚くほどトレーニングの充実度は変わります。
ちょっとした思いつきで、今日は、いい走り込みができました。疲労の中で全力を出し切ったことも、更なる体力強化に繋がったと思います。
明日は、少し休んで体力を回復し、明後日からの試合に備えたいと思います。
最後になってしまいましたが、誕生日にたくさんのお祝いのコメントをいただきありがとうございました。また、千葉からわざわざ大野練習場まで出向き、プレゼントを託して下さった方、確かに受け取りました。本当にありがとうございました。神宮の木の下で、私のユニフォームとボードをバスに向かって掲げて下さっている姿、いつも嬉しく思っています。もうスタートを切っていますが、35歳の1年間を充実したものにする為に努力を重ねてまいりますので、今後ともよろしくお願いします。
2008年8月アーカイブ
今日は、由宇球場で社会人チームのワイテックとの練習試合が行われました。
私は、ベンチ入りせず、午前中は、階段ダッシュなどの下半身強化、その後は時間が許す限りキャッチボールを繰り返しフォームを固めました。
最近は、今まであまり話す機会のなかった若い選手と会話をする機会が増えてきました。当初は、年齢が一回りも違う私がいると、遠慮しているのか、自分を出してくれませんでしたが、少しずつ私から話し掛けるようになってからは、素顔が垣間見れるようになりました。
驚く程しっかりした考え方を持っている選手、強い技術的なこだわりを持っている選手もいて私が勉強させられることもありますが、逆にもう少し頑張ればいいのにと感じてしまう選手もいます。
ここはプロなので、野球の取り組み方をあれこれ言ってくれる人は少ないです。自分で気付き、行動する力が求められます。私は、ルーキーの年に、日が暮れるまで練習した後、さらに黙々と自主練習を繰り返すあるベテラン選手の姿を目の当たりにした時、この世界で生き抜く為に何が必要なのかを学びました。
今、ここにいるメンバーでは私は最年長です。技術的なことをあれこれ言える立場ではありませんが、練習量と情熱は若い選手にも負けてはいないと思います。もちろん私は、自分の為に練習をします。しかし、その姿が若い選手の心に火を付けることになれば、それは嬉しいことでもあり、チーム全体を見渡した場合は、それも私のひとつの役割ではないかと考えるようになりました。
明日からも、全力で練習に取り組み、そして、努力は報われるものであると伝える為にも、上を目指します。
今日は、由宇球場で時折降る強い雨の中、練習を行いました。
ピッチングを70球、それに、インターバル走、下半身強化トレーニング、体幹トレーニングなど。充実した練習ができました。
既に、いくつかお祝いのコメントをいただいておりますが、今日は、私の誕生日です。35歳になりました。今日を迎えて、ドミニカから帰国してテスト生として参加した、10年前の由宇での秋季キャンプでのある出来事を思い出しました。後日、「入団への道」の中でも触れるとは思いますが、少しお話したいと思います。
ドラフトを直前に控えた私は、プロ入りへの最後のアピールを続けていました。ある日の練習後、私よりずっと若い、高校を卒業して間もない選手に言われました。
「広池さんがもしプロに入ったとして、10年やるとしたらその時何歳ですか?35歳!?アッハッハ、絶対無理っすね。」
それを聞いて内心非常に腹立たしく思いましたが、テスト生という立場上ぐっと堪えました。入団間もない選手にとっては、プロの世界で10年やることは、1つの大きな目標です。私がここまでやってこれた要因の1つに、この時生まれた反骨心が挙げられると思います。
その時は、嫌な思いをしましたが、今振り返れば、その言葉が私に大きなエネルギーを与えてくれたのは間違いありません。
35歳といえば、この世界では完全にベテランですが、幸い体力的な不安は全くないので、これからも妥協することなく若々しく練習に励み、マウンド上では経験を生かして安定感のある投球ができるようにしたいと思います。
今日は、由宇球場で10時から練習を行いました。
昨日の文章で私は、3度も続けて文末に「できませんでした。」という言葉を使ってしまったので、「広池はマイナス思考に陥っているのでは?」という印象を持たれた方もいらっしゃったと思います。実際に、寄せられたコメントを読んで、ご心配をおかけしてしまったことが分かり、申し訳なく思っています。
私は、何も変わっていません。今日も元気に練習をして、これから大野練習場に戻っても、時間的に由宇でできなかった練習に取り組むつもりです。
いつも、由宇で試合や練習が行われた時は、大野まで戻る車中でここに投稿する文章を考えますが、昨日は、隣に座った選手と途中までしゃべっていたこともあり、急いで文章を携帯に打ち込んでそのまま発信してしまったので、あんな文章になってしまいました。
普段、帰りの車中は、みんな疲れて目をつむっているのでとても静かです。ただ私は、夜に人一倍睡眠をとっていることもあり、この時間に眠気が襲ってこないので、こうやって一人携帯に向かっています。この時間に体を起こしておくと、大野練習場に着いて自主練習をするときに、体に無理をかけることなく、すんなりと練習に移行できるという利点もあります。
話しは変わりますが、私は、カープのユニフォームを着ていることを誇りに思っていますし、例え、ファームにいて悔しい思いをしていたとしても、プロのユニフォームに袖を通してグランドに立てることを幸せに感じるべきであると思います。プロ野球選手になりたくても夢が叶わなかった人はたくさんいますし、私は、野球から一度離れてサラリーマンをやっていた人間なので、プロのユニフォームの重さを知っています。だから、一日も無駄にはしてはいけません。このブログを通して「広池はもう少し肩の力を抜けばいいのに」と感じることがあるかも知れませんが、これが私の幸せなので大丈夫です。これからも、全力で野球に取り組みつつ、投球の際はしっかり肩の力を抜いて上を目指します。
今日は、由宇球場でサーパスとの練習試合が行われました。
私は、1イニングを投げましたが、内容のある投球ができませんでした。昨日、中継ぎの条件として、マウンドに上がって1球目から力を出し切ることが大切だと言いましたが、今日はそれができませんでした。ボール先行の後、先頭を内野安打での出塁を許し、野手のリズムを引き出すことができませんでした。
安定した投球には、下半身の強さが不可欠です。明日から週末にかけて公式戦が組まれていないので、徹底的にトレーニングをして下半身を強化します。
最近、朝晩はずいぶん涼しくなり、すっかり秋めいてきました。過ごしやすいのは嬉しいですが、秋の到来はシーズンも残りが少なくなってきたことを意味します。正直、焦りはありますが、こんな時こそ目の前の自分のするべきことに集中していきたいと思います。
今日は、由宇球場でウエスタンリーグのサーパス戦が行われました。
試合は、後半に追い上げられて苦しい展開でしたが、6対5で何とか逃げ切りました。
私は、後半、左打者に合わせて肩を作りましたが、結局、登板はありませんでした。明日は、サーパスとの練習試合が組まれているので、登板があれば、低めに投げてゴロを打たせる投球をしたいと思います。
今日、「先発タイプ」と「中継ぎタイプ」の違いについてのご質問を頂いたのでお答えします。
[先発タイプ]
・長い回を投げるスタミナがある反面、肩を作るのに時間がかかったり、立ち上がりは手探り状態になることが多い。
・球種が多いので、試合の中で配球パターンを変えることができる。
・登板日に合わせて、心身ともにうまく調整する能力がある。
[中継ぎタイプ]
・ブルペンで肩ができるのが早く、マウンドに上がった1球目から自分の力を出し切ることができる。
・球種が少なくても、自信を持って投げきれる決め球がある。
・登板日が決まっていると身構えてしまう反面、急な指名だと開き直って力が出せる。
・セットポジションでの投球が得意で、走者がいても力を出しきれる。
簡単に分けるとこんな感じでしょうか。もちろん、先発、中継ぎの両方をこなせる人もいますし、訓練次第で、転向も可能です。
私は、今は、中継ぎ専門なので、1球目からもっと力を出しきれるように訓練します。
今日は、昨日の長時間のバス移動の疲れを考慮し、軽めの練習が行われました。しかし、私は、テイクバックの際に「間」をとり、開きを抑えることを意識して、通常より多めのキャッチボールを行いました。明日の試合で登板があれば、この形で投げられるようにしたいと思います。それでは今日は、高知遠征の移動中に仕上げた「入団への道」の話の続きをご覧いただきたいと思います。
前回は、ドミニカ共和国での初完投を完封で飾り、その夜、阿南さんにご馳走になり、とても楽しい時間を過ごしたところまでお伝えしました。
7月に入りました。当然のことながら、暑さは続きます。しかし、完投をしたことが、私に大きな自信と更なる意欲を植え付け、次第に投球内容が向上してきました。この頃までに、日本から持ち込んだ技術書を参考に練習を重ねてきた、スライダーの完成度が高まり、試合で威力を発揮するようになりました。モデルにしたのは、桑田さん(当時巨人)のスライダーです。この球は、それまでに投げていたカーブに近い変化球と違い、曲がりが小さい分コントロールがしやすく、球速があるために、打者がストレートが来たと思って反応してくれました。自信を持って投げられる変化球を得たことで、ストレートで打者を打ち取るケースも増えてストレートにも自信がついてきました。新球習得による相乗効果です。
少しずつですが、阿南さんの口からも、登板後にお褒めの言葉が出るようになりました。そしてついに、
「浩司、今日は良かったぞ。今日のフォームを忘れるな。」
という嬉しい言葉を引き出すことに成功したのが、7月2日に行われた紅白戦後のことでした。この日は、ストレート、スライダー共にキレがあり、3回を1安打8奪三振という内容でした。
振り返ると、阿南さんがドミニカに来て下さったことは、とても幸運でした。その独特なクールな雰囲気と、求めるレベルの高さが、私にいい緊張感を与えてくれました。この時期の私の成長に阿南さんの存在が影響を及ぼしていたのは間違いありません。阿南さんは、私に、
「ストレートだけで勝負する試合を作ってみろ。」
という宿題を残して、7月15日に帰国されました。最後の宿題は、粗さはあるものの、身体能力が高く、ストレートに強いドミニカ人選手を相手にはなかなか難しいものでした。しかし、私の投球に成長を認めたからこそ出した宿題であると考えると、意気に感じて、また新たな意欲が沸いてきました。投手の基本はストレート。ストレートを磨くことがレベルアップに不可欠であることを伝えたかったのだと思います。阿南さん、本当にありがとうございました。
阿南さんに変わってドミニカにやって来たのは、田中尊さん。田中さんは、かつてのカープの正捕手。現役引退後は、コーチとして古葉、阿南両監督を支え、チームをリーグ優勝、日本一に導いた名参謀でした。これまた凄い人です。
田中さんは、阿南さんとはまた違ったタイプで、思ったことは、ストレートに言って下さる方でした。
「なんじゃあそりゃ!」
「あかん!あかん!」
「ただ投げればいいって訳じゃないぞ!頭を使わんか!」
厳しい言葉もたくさんいただきました。また、現役時代の捕手の経験を生かして、配球面や投球フォームに関することまで、様々なことを教えていただきました。
最初は、ちょっと怖い人だと感じましたが、次第に、裏表のない、ストレートな性格の田中さんが好きになりました。そして、あるとき、口では厳しいことを言っていながら、目は常に笑っていることに気付きました。優しい人なのです。そんな優しい田中さんも、これから迎える厳しいドミニカでの終盤戦を支えて下さった恩人です。
7月の後半、私の体に異変が起きました。まず最初は、風邪のような症状が1週間以上続きました。体が怠く苦しい状態が続きましたが、熱は無かったので、練習に参加し続けました。次の異変は、練習のない休養日に起きました。起床して、朝食を摂り、部屋で横になっていると脚に蚊にさされた跡のようなものがたくさんあることに気付きました。
「何だこれは!?」
そう思っていると、それは短時間で全身に広がりました。
「これはまずい。どうしよう・・。」
不安な気持ちになりました。ドミニカに来てから、医者にかかったことがなかったので、病院がどこにあるかも分かりません。助けを呼ぼうと思いました。しかし、少し考えて思い留まりました。この1週間ずっとそうでした。体調がすぐれないことをずっと隠して練習に参加し続けました。体は悲鳴をあげています。でも、誰にも打ち明けられない理由がありました。私は、テスト生です。ドミニカでの練習の内容や試合での結果及び自己分析を、週に1度、FAXで日本のカープ球団に報告することを上之さんから義務付けられていました。ドラフト候補を絞り込む大事な時期に、「体調不良の為、練習を欠席」などと報告書に書く訳にはいきません。ドラフト指名に向けてマイナス材料になるようなことは一切したくない。そんな考えが私を支配していたのです。
私は、その日一日をじっと部屋で耐え忍びました。じんましんだったのでしょうか。病名は病院へ行かなかったので分かりませんが、幸いなことに夕方になると少しずつ治まってきました。気持ちが張っていたので気が付きませんでしが、半年を超えた慣れない異国の地での生活、そして、何よりとどまることのない暑さが、私から少しずつ体力を奪っていたのだと思います。
この日、ドミニカに来て以来初めて日本が恋しくなりました。プロ入りへの強い執念によって封印されていた想いが、体力の低下と共に堰を切ったように流れ出すのを感じました。
「弱気になっては駄目だ。俺はまだ大丈夫。野球がやりたくてもできなかった時の気持ちを思い出せ。」
私は、後ろ向きな気持ちを再び自分の中に封印するために、誰もいない部屋で声を出して言いました。
翌日、何とか気力だけでグランドに立っていました。そんな時は悪い流れが続くもの。私は、チームメイトの一人、サンターナと些細なことで口喧嘩をして、彼をグランドから追い出してしまいました。彼は、アメリカのマイナーリーグでのプレー経験があり、ドミニカ人選手の中ではいつも輪の中心にいるような人物でした。確かに普段から何かとちょっかいを出してくるようなところはありましたが、いつもなら笑って聞けるようなことが、その日は聞き流すことができませんでした。この頃までに飛躍的に上達してきたスペイン語のヒヤリング力もこの時ばかりは、悪いほうに作用してしまいました。普段の言動から、彼に悪気はないことは明白でした。しかし、体調がすぐれないこともあり、私に余裕がなかったのです。全体練習後の自主練習の時間であったとはいえ、私に彼をグランドから追い出す権限などあるはずもありません。何と大人げないことをしてしまったのでしょうか。グランドから出ていく時のサンターナの苦笑いを浮かべた顔と、周りの選手の当惑した顔を思い出すと、
自分がとってしまった行動を後悔してもしきれませんでした。心の支えだったチームメイトが私から離れていってしまうのではないかと思うと、鋭利なもので引き裂かれたかのように心が痛み、心身ともにボロボロの状態で自分の部屋に戻りました。
その翌日の7月28日の試合に私は先発しました。非常に厳しい状況でしたが、私はやらねばなりませんでした。チームメイトの信頼を取り戻す為に。この日に限っては、自身のプロ入りに向けての課題克服よりも、必死で投げることによって、今までと何も変わらない、勝つ為に一生懸命頑張るHIROIKEの姿を見てもらうことしか頭にありませんでした。
相変わらずの暑さの中、途中、意識がもうろうとする場面もありましたが、気力だけで投げ抜いて、18個の三振を奪い完封勝利を収めました。試合後のハイタッチ。みんなはいつもと変わらぬ、いやそれ以上の満面の笑みで迎えてくれました。本当にいいチームメイトに恵まれました。私が昨日のことを気にして、朝からずっと無口だったのを心配していてくれたようです。サンターナとも笑顔でハイタッチ。そのタイミングで私から口を開きました。
「昨日は、ごめん。」
すると、サンターナは、
「全然気にしてないよ。それより、今日は今まで見た中で一番凄かった。ナイスピッチ!」
と言い、握手を求めてきました。私達はその場で固く握手を交わしました。
体はグッタリ。でも昨日とはうって変わって晴れやかな心をたずさえて自分の部屋に戻りました。
窓から見える夕焼けと、それを受けて鮮やかな光を放つカリブ海を眺めていると、胸から熱いものが込み上げ、自然と涙が溢れてきました。
「よかった。本当によかった・・。」
私は、そのままベッドに横たわると、全身を支配した安堵感に包み込まれるように眠りにつきました。
今日は、ここまでにします。次回は、日本へ帰国するところまでお話しできたらと思います。
今日も、高知県の安芸市営球場でウエスタンリーグの阪神戦が行われました。
試合は、4対5のサヨナラ負け。ミスもあり悔しい敗戦となりました。
私の登板はありませんでした。ブルペンでは、今日も球に勢いがありましたが、制球はまだ満足のいくものではなかったので、明日の練習で、テイクバックの際にもう少し「間」をとるように意識して体の開きを抑え、制球力を求めるレベルに引き上げたいと思います。
この遠征では、打者2人でしたが、試合で登板したことにより、現在の自分の状態を把握することができました。収穫は何より球が走るようになったこと。そして、課題は低めへのコントロール。今後の練習や試合で更に状態を上げられるように努力を続けていきたいと思います。
私達は、先ほど球場から戻り、宿舎で入浴し、制服に着替えてバスに乗り込みました。これから、岡山駅までバスで向かい、そこから新幹線で広島に戻ります。かなりの長旅なので、ドミニカでの野球留学での出来事を思い起こしながら、「入団への道」の文章を考え、近々投稿できるようにしたいと思います。
今日は、高知県安芸市でウエスタンリーグの阪神戦が行われました。
試合は、2回に5点を先制しながらも、じわじわ点差を詰められる苦しい展開でしたが、何とか逃げ切って5対4で勝ちました。
今日の高知県は、雨上がりの曇り空で非常に蒸し暑く、カープの選手は皆、ビジター用のグレーのユニフォームの色が変わるくらいの大量の汗を流しながらのプレーでしたが、必死のプレーで最近の悪い流れを止めることができました。
私は、7回2点リードの1アウト1塁3塁の場面で登板し、左打者2人を、二ゴロ(失策)、一ゴロに打ち取り交代しました。今日は、5月にフォーム落ちして以来、一番球は走っていました。腕が強く振れたことは、とても良いことでしたが、コントロールには課題を残しました。今後は、今日のような強い球を低めに集められるように修正していきたいと思います。
今回の遠征の宿舎は、土佐湾を望む丘の上に建つ「海辺の果樹園」という名のリゾートホテルです。その名前からも想像できると思いますが、とてものどかな雰囲気です。しかも今回は相部屋なので、何だか修学旅行にでもやって来たかのような錯覚に陥りますが、リゾートホテルならではの、大浴場やプールといった施設をフルに活用して疲れを癒し、明日の試合に備えたいと思います。
今日は、9時から大野練習場で明日からの試合に備えて軽めの練習を行いました。
ジャンプ系トレーニングによる足腰の筋肉痛もだいぶ取れて、体が動くようになったので、登板したら、力むことなくゴロを打たせる自分らしい投球をしたいと思います。
野球日本代表、負けてしまいました。残念です。今日の韓国戦に関しては、全勝で予選を突破した韓国側のほうがWBCでの苦い経験もあって精神的に受け身になり、満足な戦いができない中、何とか4位で決勝トーナメントに進出できた日本のほうが、攻撃的な気持ちで戦える分だけ有利ではないかと予想していました。
しかし、結果は、2対6の逆転負け。予選からチームとして力を出し切れてない気がして残念です。それだけ国際大会で勝つのは難しいことなのでしょうが、個人的には、川崎選手の負傷が痛かったように思います。川崎選手は、相手にとっては、非常に嫌な選手です。打ってよし、守ってよし、走ってよし、それに、近年はリーダーシップも発揮しているように思います。フル出場できるような状態であれば、もう少しチームがいい方向に向かっていたような気がしてなりません。特に、攻撃面では、俊足の川崎選手の出塁が、多くの得点を生み出していたと思いますし、その得点がブルペンの投手陣の負担をもう少し軽くしたように思います。
金メダル以外は意味がないという厳しい意見もあるでしょう。恐らく、闘っている選手の中にも、そのような気持ちがあるとは思いますが、ここは何とか気持ちを立て直して、明日の3位決定戦で勝利を収めてほしいです。北京にいるのは、みんな日本を代表する一流の選手達です。それができると信じています。
今日も、10時から由宇球場で練習を行いました。
私は、今日もブルペンに入って60球を投げました。確率には満足していないものの、昨日よりは回転球の多い強い球がありました。必要なのは、テイクバックでの脱力。それができた時は、生きた球が行く確率が高くなります。今後も、1球ずつ集中して投げて、確率を上げていきます。
今日は、ハムストリングから臀部にかけて、強い筋肉痛でした。原因は、昨日行った、ジャンプ系のトレーニングにあると思います。こんなに強い下半身の張りは久しぶりですが、これは、昨日のトレーニングが非常に有効であった証拠でもあります。
ウエイトトレーニングは定期的に行っていますが、体がウエイト自体に慣れてしまって、刺激を受けづらくなってしまっている部分があるので、これからは、ジャンプ系のトレーニングなど自体重を利用したものも積極的に取り入れて、下半身強化を目指したいと思います。
考えてみれば、子供の頃は、暇さえあれば飛んだり跳ねたりしていました。そうすることで、ウエイトなどをしなくてもごく自然に野球をするのに必要な筋肉を鍛えていたように思います。もちろんウエイトを否定するつもりは毛頭ありません。これからも、今までやってきた種目を重量を増やして続けます。しかし、それをトレーニングのメインに据えるのではなく、今後は、走り込みやジャンプ系などのトレーニングの重要性を再認識して下半身強化のメニューを組んでいきたいと思います。
「原点回帰トレーニング」で更なる体力強化に励み、その力を投げるボールに反映できるようにします。
今日は、由宇球場で10時から練習を行いました。
私は、ブルペンに入って65球を投げ、その後ノックや坂道ダッシュなどで体を動かしました。全体練習が終わった後は、いつものようにたっぷりとフォーム固めのキャッチボール。周りの選手から見れば、考えられないような球数なのかも知れません。しかし、私にとってはプロに入ってずっとやってきたことです。そして、キャッチボールの改善こそが、投球技術の向上の1番の近道であるという信念に基づく行動です。私は、高校、大学と投手経験がありません。他のプロ入りした投手が、多くの球数を投げて、多くの技術を習得している時期に、私は、投手として1球も投げていないのですから、その差を埋めるには、人より多くの球を投げなければならないのは当然のことと考えています。でも、そういったハードな練習をこの年齢になっても続けられるのは、丈夫な体があってこそ。投げるスタミナと走力は、私に与えられた1番の才能です。強い体を与えられたことに感謝しつつ、これからも反復練習に励みたいと思います。
昨日の1軍の試合は、非常に荒れたものになってしまいました。敗戦を見届けて、私はすぐに消灯しましたが、しばらくして携帯電話が鳴りました。ファームにいる時の早寝早起きが浸透してきたので、最近は滅多に10時以降は電話は鳴りません。瞬間的に昇格の知らせかと思い、胸は高鳴りましたが、その期待は裏切れる形となりました。
実際に、今日、登録選手の入れ替えがありますが、私がいくら残念がっていても何も変わりません。こんな時こそ、より一層無心になって、目の前の練習と試合に集中して取り組みたいと思います。
今日は、由宇球場で練習予定でしたが、朝になって降り始めた雨の為、大野練習場に場所を変えて、9時から練習を行いました。
私は、ブルペンに入らず、フォーム固めのキャッチボール、走り込み、ノック等でしっかり汗を流しました。キャッチボールの状態は良好です。柔らかく、しなやかに腕を使い、しっかり「指に掛かる」ボールを投げることができました。
少し前に、「指に掛かからない」状態についての質問を頂きましたので、少し説明させて頂きます。
私の考えでは、「腕が振れる」状態は、同時に「指に掛かる」状態を指します。腕が振れるということは、適度な脱力がなされて、肘や手首がしっかりしなって、その動きによって充分に加速した指先からボールが放たれる状態を指します。こういった良い腕の振りができている時は、自然に指にボールはしっかりと掛かって、回転球の多いキレのあるボールを投げることが可能です。逆に指にボールが掛からない時は、手首や肩などに、円滑なしなやかな動きを阻害する力みが生じていることが多く、「腕が振れてない」と感じる状態にあると考えるのが普通です。
従って、「指に掛かっていない」と感じるときは、「腕も振れていない」状態なので、修正方法としては、体から一切の力みを排除し、ボールを「落としてもいいくらい」軽く握って、少し山なりの回転数の多い球を投げつづけます。こうすることによって、次第に体がしなやかさを取り戻し、「腕が振れる」ようになり、「指にも掛かる」ようになります。力みのある状態では、山なりの回転球の多い球は決して投げることはできないので、野球をやる機会がある方はぜひ試してみて下さい。
あと、ご質問の中にあった、「腕が振れてストレートは素晴らしいのに、変化球が抜けてしまい、ノックアウト」されるようなケースは、非常に珍しいと思います。普通、ストレートが良ければ、変化球はそれに比例するようにキレるはずです。強いて言えば、腕が自分の思っている以上に振れ過ぎて、ボールの推進力が想像以上に強くて、変化球が変化をする前にキャッチャーミットに収まってしまうことがあります。ご質問にあった投手は、恐らくこのような状態に陥って、修正が効かなかったのではないでしょうか。調子自体は良いと感じていたと思うので、非常に悔しいノックアウトだと思います。
今回もそうですが、技術的な話しはなかなか文章だけでは説明しづらいですが、何となくお分かり頂けたでしょうか。また、何かありましたら、質問して下さい。
今日は、自主練習の日。明日以降、しっかり体が動くように、完全休養にはせず、1時間ほどウォーキングをして汗を流しました。今日の広島地方は午前中は曇りがちで、比較的涼しく感じましたが、それでも1時間も歩くと全身汗だく。帰宅後の水シャワーが最高でした。
皆さんのコメントの中にもありましたが、1軍のほうの試合数もだいぶ少なくなってきました。ファンの方々が最後まで目を離すことができないような、粘り強い戦いを続けていることを誇らしく思うのと同時に、その戦いの中に長い間自分がいないことが、非常に悔しいです。この気持ちをパワーに変えて、明日からの練習に励みたいと思います。
今日は、ナゴヤドームでウエスタンリーグの中日戦が行われました。
試合は、2対4で敗れて連敗となり、私の登板もありませんでした。名古屋に来て、連敗、そして、登板なし。残念な気持ちを抱えて広島に戻る新幹線に乗り込むことになりました。
しかし、ブルペンでのピッチングは悪くありません。今日も昨日と同様に、力むことなく、体をしなやかに、柔らかく使って、回転球の多い球を投げることを心掛けて実践することができました。この形をしっかり固めて、今シーズンの残りの試合を勝負したいと思います。
この名古屋遠征中、宿舎に戻ってからは、テレビにかじりついてオリンピックを観戦しました。柔道、陸上、レスリング、その他の様々な競技で印象的なシーンが目白押しでしたが、私が一番気になったのは、やっぱり野球です。特に昨日の韓国戦は1球も見逃すことなく観戦しました。結果は、ご存知の通り悔しい敗戦となりましたが、「超」がつくくらいの真剣勝負を、これまたこの上ないくらいに真剣に観戦したので、配球、心理面などで学ぶことの多い、有意義な時間となりました。
本来なら、翌朝の自身の試合に備えて、22時くらいには消灯するつもりでしたが、試合展開からしても、テレビを消して眠れる状況ではなく、試合終了まで観戦しました。そのせいか、試合中はとても元気だったものの、今、新幹線の座席に深く腰を掛けると、急に眠くなってきました。私は、他の人よりたくさん眠ります。普段は、8時間以上は必ず寝ますが(よく他の選手に「寝過ぎ!」と言われます)、昨日は、6時間半だったので、これから、少し目をつむって休みたいと思います。
今日は、ナゴヤ球場でウエスタンリーグの中日戦が行われました。
試合は、5対8で敗れてしまい、私の登板もありませんでした。7回までは、0対8と一方的な試合で見せ場がありませんでしたが、その後の2イニングで味方が5点を返して、暑い中、ナゴヤ球場に足を運んで下さったカープファンの方々の声援に少しですが応える形となりました。
私は、ブルペンで軽めのピッチングを行いました。腕が上体の近くを通るように、そして、肘や手首を柔らかく使ってしならせるように意識して、あえて全力ではなく、形を確認しながら投げました。試合後の自主練習でも、同じことを意識してキャッチボールを繰り返し、ある程度目指す形で投げられる状態に仕上げました。
試合での登板はなく残念でしたが、3塁側のブルペンに転がってきた、梵の打った強烈なファールボールを、逆シングルでキャッチして、スタンドから大きな拍手をもらいましたし(お礼にボールはプレゼントしました)、ブルペンやキャッチボールでは、フォーム固めができたので、いい一日でした。
明日は、ナゴヤドームでの親子ゲーム。様々な思い出の詰まった球場で登板して、上昇へのきっかけにしたいです。
今日は、9時から大野練習場で明日からの試合に備えて練習を行いました。
今日は、ブルペンで35球のピッチングを行いましたが、やや上体から腕が離れぎみだったので、その後、じっくり時間を掛けてキャッチボールを行って修正しました。
暑い中、しっかり走り込みもできましたし、いい練習ができました。明日からの2連戦の後は、しばらく試合がないので、登板したらいい感触を残せるようにしたいと思います。
さて、ここからは、最近頂いた技術的なご質問にお答えします。あくまでも、私の意見なのでご了承下さい。
Q・「重い球質」と「軽い球質」の違いは?
A・同じ重さのボールを投げているのに、確かに投手によって、球質の違いを感じることがあります。打った時に、飛距離が出る球が「軽い球」で、飛ばないのが、「重い球」と言われています。そして、その両者の一番の違いは回転数であるという意見が一般的です。よくスピンの効いた、ホップするような球は、空振りを奪える利点がある反面、バットの芯で捕えられると飛距離が出ます。つまり軽い球ということができます。逆に、回転球の少ない球は、いわゆる「球の伸び」が欠けることから、空振りを奪う可能性は低いですが、バットに捕えられても、意外と飛距離が出ないことがあります。つまりこれが「重い球」です。外国人投手がよく投げる、145キロを越えるようなツーシームや、黒田(ドジャース)が投げるシュートなどは、なかなかホームランにするのは難しく、打者はとても「重く」感じているはずです。
Q・走者が出て、「クイックモーション」になってから崩れる投手がいるのは、何故か?また、逆にワインドアップでコントロールがままならない投手が、セットポジションにすることでコントロールが落ち着く場合があるが、それは、何故か?
A・「クイック」になって崩れるケースはよくあります。私も経験したことが、ありますが、原因は明らかに投げ急ぎです。走者の盗塁などを警戒するあまり、投げる準備ができていないのに、投げようとしてしまうのです。1番多いのが、上体や顔が打者方向に突っ込んでしまい、腕が正常なトップの位置まで上がって来ていないのに投げようとしてしまうミスです。こうなると、上体は先に前に出てしまっているので、後は手先でボールを細工するしかなく、コントロールもキレも悪くなります。逆に、セットポジション(クイック)のほうが、投球内容が向上する投手の場合、ワインドアップの時に余分な動作が多過ぎて、様々な力のロスが生じていることが考えられます。そういった場合、無駄な動作が入る余地のないシンプルなセットポジションにすることによって、楽にリリースポイントに力を集約できることがあります。また、走者を背負ったケースでの投球がその真価を問われることになるリリーフ投手の場合、走者がいなくても常にセットポジション(クイック)で投げる投手が
たくさんいます。これには、走者を背負ったケースを重要視しようとする気持ちと、投げ方を1つに統一することによって、投球の際のチェックポイントを少なくしようとする狙いがあります。ワインドアップと、セットポジションではチェックポイントが違うのも当然です。私も、今述べた理由で、セットポジションに一本化しています。
少し長くなってしまったので、今日はここまでにします。もっと具体的な例などを挙げて丁寧に説明したいのですが、時間等の制約もあるのでお許し下さい。今日、お答えできなかったご質問にはまた後日お答えしたいと思います。
今日も、ウエスタンリーグのソフトバンク戦が市民球場で行われる予定でしたが、明け方に降った雨の影響で中止になってしまいました。ファームの選手にとっては、1軍の首脳陣に直接アピールできる数少ない機会だっただけに非常に残念です。
中止の悔しさを押し殺して、走り込みとブルペンでのネットピッチでたっぷりと汗をかいて今後の試合に向けての体力強化、フォーム固めに励みました。練習としてはとても充実したものになりました。
残りの試合が少なくなってきました。自分のするべきことに集中して、結果を残したいと思います。
今日も、市民球場でウエスタンリーグのソフトバンク戦が行われました。
試合は、1対11で大敗。私の登板もなく、残念な1日になってしまいました。
ただ、ブルペンでの投球内容は、向上してきました。だいぶ腕が振れてきました。
昨日、質問を頂きましたが、この「腕が振れる」状態をもう少し言葉で補足するとしたらどうなるのでしょうか。
まず、この「腕が振れる」ことが、投手にとって一番大切なことであることをお伝えしておきます。腕が振れない状態では、キレのある球を投げられないのはもちろんのこと、コントロールもつきません。打者の目から見ても腕の振れていない投手には怖さを感じないそうです。
腕が振れない原因として挙げられるのは、
(1)テイクバックで、手首などに余分な力が入ってしまい、肝心のリリースのところで、肘や手首をしならすことができない。
(2)前の肩や腰、膝の開きが早く、腕が上体から離れたところを通って遠回りするので、肘をしならせることができず、肩だけで投げてしまう。
(3)投げ急いでしまい、踏み出し足が地面に着く前に腕を振ろうとして力が入らない(大袈裟に言えばジャンピングスローのような状態)。
(4)怪我の痛みをかばって投げているうちに、フォームを崩す。
あくまでも私の意見ですが、要するに、「前の足が接地するまで体重を軸足に残して開きを我慢し、テイクバックの際に肘や手首をしっかり脱力して、腕を上体の近くを通して、肘や手首をしならせてリリースする。」ことができていれば、周囲からは「腕が振れている」と判断されると思います。
腕に力を入れただけでは、腕は振れません。以前にもこの場で書きましたが、下半身の力が体幹を通って、背筋、肩、肘、手首とスムースに伝わり、しなりによって最高に加速した状態の指先から最後にボールがリリースされる。これが理想だと考えます。つまり、体の正しい動作の連続によって最終的に腕は「振られるもの」であるので、腕を振る為には、腕以外の動きにも注意を払う必要があります。
少し難しい話になってしまいましたが、途中からは、ずっと自分自身に問い掛けていました。私にとってはとても有意義な時間になりました。上に書いたことを体現できるように練習を続けます。
今日は、市民球場でウエスタンリーグのソフトバンク戦が行われました。
試合は、5対3で勝って、連敗を止めました。
私は、2点リードの8回に登板して、3人で切り抜けることができました。内容は、フライが2つに、三振が1つ。ゴロを打たせる本来のパターンではありませんでしたが、今日はしっかりと腕が振れて、詰まらせることができました。何より、一昨日うまくいかなかった、8回2点リードという場面で再び起用されて、今度はしっかり抑えることができたことが嬉しいです。
今日は、テイクバックのタイミングを少し変えましたが、それ以外は自然体で臨みました。それが腕が強く振れた要因であると思います。
スタンドからの声援も聞こえました。28番のユニフォームを掲げて「今日、このユニフォームが届きました。頑張って下さい!」と声を掛けて下さった方もいました。本当に有り難いことです。明日以降も、さらに良い投球ができるように、集中してマウンドに上がります。
今日は、自主練習の日。炎天下での試合、練習が続いたので、今日は休養に充てました。
午前中には、運転免許の更新のために、免許センターに出向きました。更新の度に思うのが、運転にはいろいろな危険が伴うということです。今日も、講習の中で事故の映像を見せられて、安全運転への思いが強くなりました。ちょっとした油断が大きな事故を招く危険があることを再認識してハンドルを握りたいと思います。
それにしても広島は暑いです。ユニフォームを着ているときよりも、今日のように私服で外を歩いているときに余計暑さを感じます。車を運転しているときに、外気温をチェックしてみると、何と、一時的に40度に達しました(13時すぎ、広島市内)。天気予報を見ると、広島の予想最高気温は36度。まだまだ暑さは続きそうです。皆様のお住まいの地域はいかがですか?ちなみに、2年前に行われた試合で勝ち投手になって以来、思い出の地となった北海道釧路市は、晴れているにも関わらず、18度です。冬場は私達には想像できないような寒さがありますが、その分、この時期は全国でも群を抜いた涼しさです。2年前に感じた、釧路のあの清々しい風を思い出すことで私の体感温度は2度くらい下がります。
明日からは、市民球場で3連戦(親子ゲーム)。前回は意気込み過ぎて失敗したので、今回は、自然体でいきたいと思います。
今日も、由宇球場でウエスタンリーグの阪神戦が行われました。
試合は、4対6で敗れました。
私は、8回2点リードの場面で登板しましたが、1つアウトを取ったものの、2本のシングルヒットを打たれて降板しました。
結局、その回に同点に追いつかれてしまい、悪い流れを作ることになってしまいました。
残念です。そして悔しいです。立て直します。
今日も、由宇球場でウエスタンリーグの阪神戦が行われました。
試合は、7対14で大敗してしまい、私の登板もありませんでした。
今日は、カープウエスタンフェスタということで、たくさんの方々が由宇球場を訪れて、非常に暑い中、声援を送って下さいましたが、期待に応えるような試合ができず残念でした。
昨日、今日と阪神にいいようにやられてしまったので、明日は何としてもこの流れを食い止めて勝ちたいと思います。そして、明日こそ登板したいです。
今日は、由宇球場でウエスタンリーグの阪神戦が行われました。
今日は、登板がなく、試合は、3対8で敗れてオールスター期間と引き分けを挟んで続いていた連勝は止まってしまいました。
後半戦が始まって、名古屋で連投したとはいえ、球数はそれぞれ1球と6球。その前はしばらく試合がなかったので、正直、もっと試合で投げたいです。試合でしか確認できないことはありますし、事実、確認したいことがたくさん溜まってしまっている状態です。
明日は試合のマウンドに立てることを心から願っています。
そういえば、今日、オリンピックが開幕しますね。私も、お祭り好きの日本人なので、毎回、夢中になってテレビ観戦をします。やはり、4年に1度しかないところが引き付けられる要因です。参加する選手は大変ですが、オリンピック独特の緊張感が多くの人を魅了するのだと思います。今は、ファームにいる為、非常に早く寝ます。テレビ観戦はあまりできないのですが、新聞等でしっかりチェックしながら、選手達の健闘を祈りたいと思います。
今日も、ナゴヤ球場でウエスタンリーグの中日戦が行われました。
試合は、1対1の引き分け。連投していたこともあって私の登板はありませんでした。
非常に暑い中でしたが、この名古屋での3連戦は、いずれも接戦で内容の濃いゲームでした。こういった試合を続けることが、チームのそして、選手の力となると思います。
明日からの、由宇での3連戦も、個人的にもチームとしても良い戦いをしたいと思います。
随分久しぶりになってしまいましたが、今日は入団への道の続きをお話しします。前回は、ドミニカに阿南さんがやって来て初めての登板で、会心の投球ができたところまでお伝えしました。
ドミニカに来て、15試合目の登板で、今までで一番の手応えを得ました。一時期の低迷を抜け出して、1つの壁を越えたような気がして、何をしていてもとても明るい気分でした。
しかし、その登板から2日後の5月16日。明るい気分を一変させる悲劇が起きてしまいました。
カープアカデミーの打撃コーチのリナレスさんが、交通事故の為、亡くなりました。リナレスさんは、メジャーリーグでも活躍された偉大な方で、メジャーを退いた後も、母国ドミニカのウインターリーグで50歳を過ぎても現役でプレーしていたという逸話の持ち主で、私が出会った最初の鉄人でした。性格はいたって温厚で、選手からよく慕われていました。
ショックでした。前日まで同じグランドで、同じユニフォームを着ていた人間が、今日、突然いなくなる。考えもしなかったことです。キスケージャという町にあるリナレスさんの自宅へ行き、遺体と対面しました。そこには屈強な鉄人の面影も、控えめで優しさに溢れた笑顔もない変わり果てた姿がありました。私は言葉を失いました。
その後は、リナレスさん宅を離れ、事故現場へ向かいました。リナレスさんの青い車は、道端で真っ二つに裂けていました。聞けば、雨によってスリップした車は、制御を失って道端のヤシの木に激突したとのことです。ドミニカの道路は、雨が降ると非常に滑りやすく危険です。しかも、南国特有のスコールが時期によっては毎日のように降るので、このような事故は後を絶たないと上之さんが教えてくれました。私も、アパートからアカデミーまで、毎日往復2時間近くをかけて車で通っています。これは、人ごとではありません。そう考えると、リナレスさんが亡くなったショックと合わさって、背すじが急に寒くなりました。
無残な姿となってしまったリナレスさんの車を、長い時間見ていることができなくなった私は、手を合わせてその場を離れました。
翌日、リナレスさん宅で葬儀が行われました。開始時間が早まったにも関わらず、2000人以上の人がそこに集まりました。静かな田舎の町では異例の大きな葬儀となり、故人の偉大さを改めてうかがい知ることになりました。
葬儀の間、私はアカデミーの選手と一緒に過ごしましたが、みんなの顔にいつもの笑顔はなく、一様に虚ろな表情を浮かべて口を開く者もいませんでした。
その翌日から、アカデミーでは悲しみを乗り越えて練習を開始する予定でした。監督、コーチ、選手全員が集合してリナレスさん宅へ行ってお祈りをした後、グランドに戻ると、ある選手が口を開きました。
「今日は、練習する気分ではない。」
そう言うと、その選手は寮のほうへ戻ろうとしました。すると他の選手もそれに追随してグランドに背を向けて歩き始めました。監督は慌てて彼らを説得しました。しかし、再三にわたる説得も受け入れられることはなく、結局、その日の練習は中止となりました。
一人グランドに取り残された私は、複雑な思いを抱きながらランニングなどで汗を流しました。
「練習をボイコットしても、リナレスさんは喜ばない。」
私はそう思いました。はじめに口を開いて、ボイコットの方向にみんなを誘導したのは、契約選手。つまりアカデミーから給料を貰っている選手です。悲しみは理解できますが、練習を休むことが誰の為にもならないことに気づくべきです。プロ意識の感じられない行動をとってしまった仲間達に、私は少し失望しました。
深い悲しみを乗り越え、再出発しました。私にできることは、グランドで頑張ること。そして、あえて明るく振舞うこと。そう心に決めました。いつまでも下を向いていても故人は喜ばないと感じたからです。練習をボイコットした選手達も、翌日にはグランドに戻ってきました。6月に入って暑さはますます厳しくなってきましたが、阿南さん、平山さん、そして、上之さんの熱心な指導を受けながら、私は、野球に取り組みました。体力がついてきたと判断した首脳陣は、私の試合での投球回数を増やしていきました。そして、迎えた6月10日。私は、前日に完投を目指すように命じられ、灼熱の太陽の下、マウンドに立ちました。正午プレーボールの練習試合。天気は快晴。試合前に私は、ブルペンで30球程のピッチング練習を行いましたが、それだけでもう全身汗だくでした。
「あ、暑い・・。完投できるかな・・。」
あまりの暑さに少し不安になりました。そうでなくても9回を投げ切るということは、未知の世界です。私は、不安を抱えつつ、投球に備えマウンド上をスパイクでならしました。その時です。私は変なことに気づいてしまいました。
「あれ!?影がない。」
恐ろしい程強い南国の日差しを浴びているにも関わらず、足元には一切自身の影が見当たりません。
「なぜ・・・?あっ!そういうことか!」
疑問は数秒で解決しました。ここドミニカ共和国は、北回帰線の内側です。この時期(6月)の正午、太陽はどの方角に傾くことなく真上から私達を照らします。だから、影はできないのです。太陽が必ず南に傾いたところから照らす日本に生まれ育った私にとっては、これは衝撃的でした。
「これは、暑くて当然だな。」
そう思うのと同時に、僅か数秒で影のない理由を解明した自分を素敵に思いました。
「頭は冴えてるぞ。今日は案外いけるかも。」
予感は当たりました。序盤は、完投しなければいけないという思いがプレッシャーに変わってしまい、体の動きが悪かったのですが、後半、暑さと疲れでフラフラになってから、体を柔らかく使ってキレのある球をコントロール良く投げられるようになりました。
結果は、9回を投げ切って、被安打7、奪三振15、与四球3で無失点。相手打線の非力さに助けられた部分もあったとはいえ、初完投を完封で飾ることができたことは、嬉しかったですし、内容はともかく、投げ切れたことは、大きな自信になり、投手として1つステップアップしたような気分になりました。
その夜は、暑い中完投したことをねぎらって、阿南さんが私の大好きなレストランに連れていってくれました。
「浩司、内容はともかく、今日は暑い中よく頑張った。乾杯!」
阿南さんは、やっぱりあの程度では褒めてくれません。いつか、阿南さんが褒めてくれるような投球をしようと心に誓うと同時に、プロ野球の監督を務めたような人に、「浩司」と親しみを込めて呼ばれ、可愛がってもらっていることに対して、心の底から喜びが湧いて来て、料理はいつも以上に美味しく、何気ない話もいつも以上に楽しく感じ、疲れた体に程よく入ったアルコールと、完封した満足感も手伝って、最高に楽しい夕食になりました。何か、不安なことが一切なくなって、全てがうまくいくような気分になり、私は、帰り際に一人になった隙をついて、満天の星空に向かって吠えました。
「よっしゃあー!もっと頑張るぞー!」
その時見た星空は、それまでに見たどれよりも透き通り、何万光年も離れた星が、自分の手に届くところで瞬いているように感じました。同時に、一度は絶対に届かぬところへ行ってしまったプロ入りという自身の夢が、再び手に届きそうなところで瞬き始めたことを感じずにはいられませんでした。
今日は、この辺にします。近年の日本の真夏はドミニカより暑いように感じますが、頑張っていきましょう。
今日も、ナゴヤ球場でウエスタンリーグの中日戦が行われました。
試合は、終盤に粘りを見せて逆転。5対4で勝ちました。
私は、1点ビハインドの8回、1死1、2塁の場面に登板して、代打の右打者とその後の右打者をいずれも内野ゴロに打ち取ってピンチをしのぎました。打線がその後、逆転してくれたので、勝ち投手になりました。
結果的には、今日も内野ゴロ2つということで、目指す形ができているような気がしますが、実際は球が少し高かったように思います。明日からは、もう少し低めへの意識を強めます。
話しは変わりますが、今日は、広島の原爆の日です。私達はこの日を毎年、遠征先で迎えますが、プロに入って広島に住んで以来、私にとっては特別な日になりました。平和であることに感謝し、大好きな野球に打ち込めることに感謝して、明日からも生きていこうと思います。
今日は、ナゴヤ球場でウエスタンリーグの中日戦が行われました。
試合は、3対1で勝ちました。
私は、1点リードの8回、2死1、2塁で登板して、代打の右打者を1球でショートゴロに仕留めてピンチを切り抜けました。久しぶりの登板でしたが、まずは持ち味を出して内野ゴロを打たせることができました。今日の名古屋地方は相当な猛暑でしたが、そんな中でも両チームとも集中力を切らすことなく、中身の濃いゲームをしていたので、そのゲームに参加し、微力ながらもチームの勝ちに貢献できたことは嬉しく思います。明日からも自分のスタイルを貫きます。
ところで、今日の試合前、昨日の試合で通算200勝を達成した山本昌さんに偶然お会いしました。昌さんとは、鳥取で自主トレーニングをしていた時に知り合い、以来、グランド上でお会いする度に叱咤激励を受けてきました。
快挙から一夜明けて、ナゴヤ球場に練習に来た昌さんを見つけた私は、駆け寄ってお祝いの言葉を口にしようとしました。しかし、それより先に昌さんが口を開き、
「お前!まだここ(ファーム)にいるのか。頑張れ!」
と先に激励されてしまいました。
もうすぐ43歳になるというのに、衰えぬ気力、体力、そして卓越した技術。凄いとしか言いようがありません。私が、鳥取で一緒にトレーニングをさせて頂いた時に感じたことは、昌さんはとにかく何でも一生懸命。野球は当然のこと、食べる時も、遊ぶ時も。練習後のひと時を過ごす為に、宿舎に持ち込んでいたゲームをする時でも、瞳をキラキラ光らせて、ご一緒させていただいた岩瀬投手と私を圧倒する気迫を持って取り組んでおられました。
この何にでも全力で取り組む姿勢が、投手としても人間としても魅力的な山本昌さんの原動力ではないかと感じています。
クライマックスシリーズ進出を争うチームにとっては、打ち崩す必要がある相手ではありますが、今回ばかりは心からお祝いさせていただきたいです。本当におめでとうございました。
今日は、大野練習場で明日からの6連戦に備えて軽めの調整を行いました。
オールスターに伴う休みがあったので、久しぶりの実戦となりますが、技術的にも体力的にも戦う準備は整いました。繰り返しになりますが、自分らしさを出して、ゴロを打たせる投球に徹していきたいと思います。
話しは変わりますが、数日前にいただいたコメントの中に、大野練習場の立入禁止区域についての話がありました。
私の記憶の中でも、確かに以前はどこでも自由に入ってファンの方が練習を見学されていました。しかし、今は立入は制限されてファンの方は、室内練習場の窓から練習を見る以外は方法がなくなってしまっています。選手と触れ合える機会も極端に減って、張られたロープの近くに選手が出てこないとサインや写真撮影を頼むことができなくなっています。
以前の大野練習場は、12球団の中でも類を見ない程、選手とファンの方との距離が近く、選手にとっても、練習を近くで見られていることが励みになる素晴らしい環境でした。
私もそんな大野練習場が好きでした。何年にも渡って秩序あるファンの方々との信頼関係の上で成り立っていたその理想の形は、コメントの中にあったようないきさつを経て崩れてしまいました。
残念に思っているのは、ファンの方々だけではないと思います。しかし、数年はこの形を変更することは難しいと思われます。
多くの選手が大野練習場で練習を行う、1月の自主トレ期間中はファンの方々もたくさん来て下さるので、サインを貰いそびれたりしてしまうこともあるかも知れません。しかし、ファームが使用する今の時期は、大野練習場に足を運んで下さる方はごく僅かです。今日は、3名程の熱心なファンの方が暑い中練習を見守っていました。こんな有り難いファンの方々の呼びかけを無視するような選手は、カープにはいないと思います。今日は、ファーム以外にも、1軍の遠征残留組(先発投手)も大野で練習をしていたので、見応えがあったのではないでしょうか。選手との距離は、今の時期は比較的近いと思います。練習が行われていることをご確認の上、ぜひ、足を運んでみて下さい。
今日は、由宇球場で練習を行いました。
私は、久しぶりにブルペンに入って投球練習を行いました。目標は力まずに投げること。その通りに、コントロール良く投げることができました。明後日からの試合でも、この形を貫きたいと思います。
今日から、後半戦がスタートします(1軍)。これまでのシーズンを振り返ると、1軍での登板はたったの6試合。チームの力にはなれていません。ファームでは、19試合投げて、防御率が1.40とのこと。内容とともに、この数字をもっと良くしてアピールを続けるしかありません。
山内コーチとも話しましたが、球速にはこだわらず、低めにボールを集めてゴロを打たせるスタイルに徹することにします。この「自分らしさ」に徹することが現状打破の一番の近道であると信じて戦っていきたいと思います。
今日は、停電、断水から復旧した由宇球場で予定通り練習を行ないました。
今日も、ブルペンには入らず、午前中は小島、午後は長谷川、大島と相手を変えながら丁寧にキャッチボールを繰り返しました。下半身始動で腕を柔らかく使って投げる形が出来てきました。明日はブルペンに入りますが、力んでこの形を崩すことがないように気をつけて投げたいと思います。
話は変わりますが、昨日の灼熱の太陽の下でのランニング中に、実はもうひとつ頭に浮かんだことがありました。昨年の暮れに偶然に知り合いになることができた、北京オリンピックのマラソンの日本代表、尾方剛選手(中国電力)のことです。尾方選手と私は同級生であり、私が大の駅伝ファンであったこともあって、初対面の時から話が盛り上がりました(尾方選手は大学時代に、箱根駅伝で活躍)。北京は、暑さだけではなく、大気汚染も深刻であると報道されています。
「尾方選手は、そして、マラソン選手は大丈夫なのか?」
マラソン選手は、長い距離を走る為の厳しいトレーニングをしているとはいえ、この暑さです。しかも、オリンピックの大舞台ともなれば、自分の限界を超えてもなお戦い続けるはずです。心配です。尾方選手には活躍してほしいです。しかし、まずは出場した選手がみんな無事にゴールにたどり着いてほしいと願わずにはいられません。
そもそも、オリンピックはなぜこの時期に行なわれるのでしょうか?暑い中で、苦悶の表情を浮かべて、ベストより10分以上も遅いタイムでゴールするオリンピックのマラソン選手を見て、子供のときから疑問に思っていました。
「オリンピックは、もっと涼しい時にやればいいのに。8月にやるなら、もう少し涼しい場所でやらなきゃ選手がかわいそうだ。」
子供の頃のその思いが、今、温暖化に伴ってさらに強くなりました。屋内競技に関しては、問題はないとは思いますが、マラソン以外にも猛暑の影響受ける競技はいくつかあるはずです。開催時期と場所に関しては、やはり商業的な要素が絡んでいるのでしょうか。細かい事情は分かりませんが、もっと出場する選手のほうに目を向けて、せっかくの4年に一度の大舞台なので、選手がベストを尽くして(安全に)戦えるものにしてほしいと思います。
話がずいぶん飛躍しましたが、今日はこの辺で。暑さなんかに負けず、明日も元気よく練習に励みます。